ちいちゃんのひとりごと

ちいちゃんのひとりごとを勝手気ままに書いています。

母ものと戦争ものに弱いんです

2022年04月05日 | 介護
私は映画や芝居や本や浪曲などは母ものと戦争ものに弱いんです。
それらの類は涙をこらえるのに大変です。
涙腺崩壊ものです。
ただしそれらの類を友達と見に行く。
これはご法度ですね。
昔独身の頃に職場のお姉さんたちと宮本輝さんの「泥の河」と、言う映画を見に行き、私が涙を流しているのに一緒に行った中の一人のお姉さんが穴の開いた靴下の子供を見て「昔はみんなこうだったわよね」と、言われて嫌な思いをしました。
確かに昔は穴の開いた靴下を履いている子供もいたと思いますが、そういわれてはね?
したがってそういうものは一人で行くか?主人と行くことにしています。
戦争の映画や母ものや貧しい家庭の子供が出てくる映画などは他人と行かない。
これは私の鉄則です。
終わった後に嫌な意見や感想を聞くからです。
昨日はうっかり浪曲を聴きに行き、号泣寸前になるところでした。
東家三楽師匠の「同期の桜」と言う外題で師匠の熱演もさることながら、話の内容にグッときてしまいました。
こういうことは良くあることで、木馬亭で聴いた玉川こう福師匠の母ものやYouTubeで聴いた三原佐知子師匠の母ものも涙をそそります。
実際に木馬亭に三原佐知子師匠が着て演じられたときは、まさに号泣寸前でした。
鉄則としていることは友達や友人と行かない。
なぜなら終演後に食事やお茶をしている時に意見の相違が生じるからです。
若い頃は母とも芝居などを見に行きましたが、母の前で涙はご法度なので何度か行ってその後は母とは行かなくなりました。
母は女が泣くことを嫌がります。
泣く女は女々しいと思っているようです。
バカだとかアホだとか思っているようです。
泣くなら見るなとか聴くなとかいう方もいるでしょうが、基本そういうものが好きなんです。