ちいちゃんのひとりごと

ちいちゃんのひとりごとを勝手気ままに書いています。

ちょっとだけ幸せだった日

2023年03月21日 | 日記
出かけた!出かけた!
杖を突いた主人と電車に乗った。
主人が杖を突く前はそんなに遠くなかった都会へ行った。
電車で1本の浅草に行った。
途中何度も隣の主人の心配をした。
倒れたら困ると思った。
頭を打ったら困ると思った。
右側に傾く主人を支えながら歩いた。
トイレが近い主人に声かけながら歩いた。
目的は浅草の木馬亭です。
「歌謡・浪曲バラエティーショー」です。
早めに行ってFBFの友達に逢う。
その友達も「歌謡・浪曲バラエティーショー」のチケットを買ったからです。
友達に逢い、初対面の挨拶を交わした。
並んで待って中に入る。
希望の席は最前列です。
座れた!座れた!
主人の隣の席に知らない男の人が座った。
始まった!始まった!
始まって少しして主人の身体が右に傾くことに気が付き、席を代わりました。
時々うとうとする主人を気遣いながら3時間楽しみましたよ。
インディーズ歌謡の炎上時ルイコさんからギターの天中軒景友さんから浪曲の国本はる乃さん。
その後の天中軒月子さんの民謡も「鷲津節」以外は知っている民謡です。
そして3人組の「誰が戸を叩く」はボーカルの山田幸助さんが漫画家だそうです。
漫画は読まない私です。
でも歌は良かったですよ。
そして最後は天中軒雲月師匠の歌謡浪曲と演歌です。
この歌謡浪曲がいいところで終わるんですよ。
最後までは時間の都合上歌わないようです。
演歌も2番までです。
毎回最後に歌われる「花笠音頭」も2番で終わります。
もう少し聞きたいところで終わるんです。
私は「瞼の母」で泣きそうになり、「お吉物語」では両ひざがガタガタ震えだし大変でした。
歌謡浪曲は「雪の南部坂」しかきちんとセリフは言えないけれど、「瞼の母」も「お吉物語」も歌えます。
この次は安全地帯の「ワインレッドの心」でよろしくお願いします。
あっ!本日の司会は東家千春さんでした。
大きめのチャイナドレスでチャイナ千春として頑張ってましたよ。
最後に表で証拠写真を撮ってもらい、主人の体調のこともあり無事岐路に着きました。
皆さんありがとうございました。
またやってくださいね。
それまでに主人が少しでも元気になりますように…。
この次はすみれさんの登場もよろしくお願いします。
主人が元気なら夜の若手の浪曲も楽しみたかったのに、退院してきてからは早くて夜の8時には寝ます。
今日は9時には寝ましたよ。
何か月も入退院をしていたので病院時間に慣れたようです。
頑張って歩いてくれた主人に感謝します。
あっ!もう一つ月子さんが歌った民謡で歌えない歌がありました。
「日坂馬子唄」です。
これは初めて聴く民謡です。
良い歌でしたね。
後ろの席に座ってくれたFBFのお友達も楽しんでくれたようで良かったです。