珈琲を淹れた。
母の分も淹れた。
母の部屋に持って行くと、母はベッドで穏やかな顔で寝ていた。
娘を自分の思い通りに育てたかった母がそこにいる。
娘は反発しても叶わなかった。
行きたかった専門学校にも行けずに、なりたかった職業にも付けずに、すべてを母に管理されて生きてきた娘がそこにいるのだ。
介護とは名ばかりの介護をし、母の気に入るような娘にはなれなかった娘がそこにいるのだ。
ことはこっそりと運ぶ。
いちいち断りは入れない。
反対されることは目に見えているのだ。
残された人生を母の介護だけで終わりたくないのだ。
いちいちお伺いは立てない。
反対されることはわかっている。
kindleで本を出す。
売れなくても本を出す。
出版社から依頼が来ないからkindleなのだ。
落選しても毎回作詞に応募する。
この世に自分の存在を残すために、名前を残すために、生きた証を残すためにしている。
延々とパソコン教室に通っている。
卒業など無い。
パソコンを使った職業に就こうとは思わない。
わからないから通っているのだ。
ましてやパソコン教室の先生になろうとは思わない。
検定を受ける気も無いのだ。
いまだにブラインドタッチでキーボードは打てない。
本当はやりたいことは山ほどあるのだ。
ネットでウクレレを買った。
買ったはいいが弾けない。
1曲弾けたら自慢してやろうと思っていた。
懸賞で当てたギターもあるのに宝の持ち腐れですね。
シャンソンやタンゴが吹きたくてハーモニカを買ったが、買ったハーモニカがCだったので、童謡しか吹けない。
大正琴は自己流で弾けるのに、自宅で弾いたら母にうるさいと怒られて封印した。
そういえばギターのコードを3つ覚えたので、母の部屋で「人生劇場」う弾いて歌ったら怒られた。
何をしても何をやっても怒られるのだ。
継母に育てられ女学校を出ると働きに出た母に、実母の愛情を知らない。
結婚してからもダメ亭主と苦労したので70歳まで働いていた。
持論を曲げない。
私が芸能人が好きなことを嫌がる。
芸能人は憧れだった。
これといって友達のいなかった私の憧れだった。
今でも好きなのは憧れです。
辛いとき、苦しいとき、淋し時、私の心にはいつも好きな芸能人がいました。
何も助けても救ってもくれないけれど、心のよりどころでした。
クミコさんが仕事の合間に近所に住む両親の家に行き、お世話をすることは、私も同じだなと思います。
私は同居してますが、立場は違えど同じだなと思います。
自分が病気をし、一番辛いときにたまたまテレビで見て、クミコさんの歌越えに救われました。
病院に通いながら少しづづ元気をもらっています。
その後で会った浪曲師の師匠にも元気をもらっています。
でも一番良かったことは結婚できたことです。
どんなに好きでも芸能人は芸能人です。
主人にはかないませんよ。
いろいろあるけれど、主人が一番だな。
母の分も淹れた。
母の部屋に持って行くと、母はベッドで穏やかな顔で寝ていた。
娘を自分の思い通りに育てたかった母がそこにいる。
娘は反発しても叶わなかった。
行きたかった専門学校にも行けずに、なりたかった職業にも付けずに、すべてを母に管理されて生きてきた娘がそこにいるのだ。
介護とは名ばかりの介護をし、母の気に入るような娘にはなれなかった娘がそこにいるのだ。
ことはこっそりと運ぶ。
いちいち断りは入れない。
反対されることは目に見えているのだ。
残された人生を母の介護だけで終わりたくないのだ。
いちいちお伺いは立てない。
反対されることはわかっている。
kindleで本を出す。
売れなくても本を出す。
出版社から依頼が来ないからkindleなのだ。
落選しても毎回作詞に応募する。
この世に自分の存在を残すために、名前を残すために、生きた証を残すためにしている。
延々とパソコン教室に通っている。
卒業など無い。
パソコンを使った職業に就こうとは思わない。
わからないから通っているのだ。
ましてやパソコン教室の先生になろうとは思わない。
検定を受ける気も無いのだ。
いまだにブラインドタッチでキーボードは打てない。
本当はやりたいことは山ほどあるのだ。
ネットでウクレレを買った。
買ったはいいが弾けない。
1曲弾けたら自慢してやろうと思っていた。
懸賞で当てたギターもあるのに宝の持ち腐れですね。
シャンソンやタンゴが吹きたくてハーモニカを買ったが、買ったハーモニカがCだったので、童謡しか吹けない。
大正琴は自己流で弾けるのに、自宅で弾いたら母にうるさいと怒られて封印した。
そういえばギターのコードを3つ覚えたので、母の部屋で「人生劇場」う弾いて歌ったら怒られた。
何をしても何をやっても怒られるのだ。
継母に育てられ女学校を出ると働きに出た母に、実母の愛情を知らない。
結婚してからもダメ亭主と苦労したので70歳まで働いていた。
持論を曲げない。
私が芸能人が好きなことを嫌がる。
芸能人は憧れだった。
これといって友達のいなかった私の憧れだった。
今でも好きなのは憧れです。
辛いとき、苦しいとき、淋し時、私の心にはいつも好きな芸能人がいました。
何も助けても救ってもくれないけれど、心のよりどころでした。
クミコさんが仕事の合間に近所に住む両親の家に行き、お世話をすることは、私も同じだなと思います。
私は同居してますが、立場は違えど同じだなと思います。
自分が病気をし、一番辛いときにたまたまテレビで見て、クミコさんの歌越えに救われました。
病院に通いながら少しづづ元気をもらっています。
その後で会った浪曲師の師匠にも元気をもらっています。
でも一番良かったことは結婚できたことです。
どんなに好きでも芸能人は芸能人です。
主人にはかないませんよ。
いろいろあるけれど、主人が一番だな。