昨日は、お義父さん、お義母さんのお墓参りに行って来ました。
やっぱりいいもんですね。お墓参り。
いつも思うのですが、お墓参りをした後はとても清々しい気持ちになります。
そして、また頑張らなくっちゃと思います。
我が家のお墓は室内にあります。
ちょっと言い方が悪いですが、一つ一つのお墓がロッカーのような感じで並んでいます。
お供えの御菓子なども、きちんと管理してくださり、いつもとても清潔で本当に有難い墓所です。
今日も、お花とお義父さんの大好きだったお酒(ワンカップ)、お義母さんの「お~~
いお茶」、和菓子とおせんべいをお供えして、備え付けのコンセントに香炉の電源を差し込みました。
ぷ~~~~んと白檀と伽羅の香りにうっとりです~~~。
「お義父さん、お義母さん、いつも有難う御座います。お陰さまで二人とも元気で
やっていますよ。これからもどうぞよろしく見守っていてくださいね。」
チ~~~~ン
とお鈴を鳴らし、両手を合わせて感謝をこめて合掌しました。
そして、すぐ下の納骨堂の扉へ耳を押し付けて、
「お義母さん・・・・」
と呼びかけました。
すると、中からなにか音が聴こえて来たのです!!
えっ!! なに?
「ちえこさん、ちえこさん・・・・」
小さく囁くお義母さんの声です・・・
ほえ~~~っ
なんじゃこりあ~~~、とびっくりして思わず納骨堂の扉に手をかけました。
すると、驚いたことに開く筈の無い扉がスッと開き、
なんとお義母さんがちょこんとこちらを向いて座っているではありませんか!!
「お、お義母さん・・・・どうしたんですか・・・・」
しかも、よく見るとお義父さんのお骨がなくなっていました。
「お義母さん、お義父さんのお骨は?」
と尋ねると、
「お腹すいちゃったから食べてしまったのよ。でもまた出るからだいじょぶよ。」
・・・・・・・
「ねえ、ちえこさん、かぼちゃが食べたいの。」
「お義母さんの大好きなおせんべとどら焼き持ってきたよ。お茶もあるよ。」
「もうすぐハロウィンだからかぼちゃ持ってきてくれると思った。」
「わかったよ。じゃ、今買ってくるから」
そして近所の八百屋やさんへかぼちゃを買いに行きました。
でも、行けども行けども八百屋さんにたどり着けません。
ただ、道の両脇に真っ赤な彼岸花がたくさん咲いているだけでした。
汗びっしょりになって一所懸命八百屋さんを探しているうち
はっ!!と目が覚めました・・・・
帰りの電車の中で居眠りをこきながら見ていた夢だったのです・・・・・
しかし、妙にリアルで不思議な気持ちでした。
そして、おかしくてこっそり笑ってしまいました。
その後、夢でもお義母さんに逢えた事、本当に嬉しくて思わず涙が出てきて困りました。
お義父さんはお義母さんのお腹の中に消えてしまったので、またまたお会いできなく
てとても残念でした・・・・