今の団地に引っ越してくる前に住んでいた民間アパートは、つくりが古いので障害のある人や、高齢者にとってはかなり過酷な住まいでした
まず、玄関を入ると真っ先に最初の難関が目に飛び込んできます。
靴を脱いで上がるところの高さが、なんと30センチ近くもあるのです
上がりかまち(玄関ステップ台)を置くにしても、狭くてとても問題にならん・・・
お義母さんなどは、元気な頃でさえ、一度坐ってから靴を脱ぎ、身体を回しながら床に足を乗せて、やっと上がっていました。こんな玄関見たことなかった・・・
お次の難関はきわめつけ畳の部屋へ入るところの段差が、これまた驚きの5センチだったのです
こいつだけはなんとかしないとと思い、ホームセンターや介護ショップ、スーパーで、段差スロープを必死で探したのですが、この頃5センチの高さのものは売ってなかったのです。
介護用品カタログを見ても、みんなせいぜい3センチ止まり。ど~して5センチがないんだよぉ~
自分で作るにしても、あの、オリジナルキャスターつき移動台のようなわけにはいきませんよね~、いっくらなんでも・・・
ある日、困った困ったと思いながら、鎌倉駅から仕事先の病院への裏道を歩いていました。
あ、材木屋さんだ・・・そうだここで作ってくれないかなあ
とヒラメイタのです
奥を覗くとそこの若奥さんみたいな人が洗濯物を干していました。
何だかとても話しかけやすい雰囲気の人だったので、思い切って聞いてみました。
「こちら様で、段差スロープを作っていただけないでしょうか?」
すると、若奥様は
「あ、わかりました。ちょっと主人に聞いてみますので、連絡先を教えてください。たぶん大丈夫だと思いますよ」
さっそく、携帯と仕事先、自宅の番号を書いて渡しました。
その日、確か夕方頃だと思いますが、早々と材木屋さんのご主人から連絡があり、喜んで作ってくださるとのお返事をいただきましたバンザイ
翌日、段差スロープのサイズを測って持っていき、なんとその2日後に出来上がったのです早いっ
確かに、お願いしたとおり高さが5センチの素晴らしい段差スロープでした私のイメージとぴったり!!すごいっ
「これ、おいくらですか?」と聞くと、驚いたことに
「いいんですよ。暇な時に端材でつくったんだから。使ってください。」
え~~~っです。信じられな~い
でも、職人さんの意地ってもんがあるので、これ以上何を言ってもお金を受け取ってくれないなと思い、素直にに有り難~く頂くことにしました
さっそく段差にあわせて置いてみました。それは一寸のくるいもなく、吸い付くようにピタッと納まったのです。
すばらしい・・・まさにこれが職人の技なのだ
これはお金では決して買えないこの世でたった一つの段差スロープです
そして、2,3日たった頃、でっかい菓子折りを持ってお礼に行きました
今でもこの段差スロープは、引っ越した新しい家の一等席で、毎日私たちを守ってくれています。
一生大切にするからね
まず、玄関を入ると真っ先に最初の難関が目に飛び込んできます。
靴を脱いで上がるところの高さが、なんと30センチ近くもあるのです
上がりかまち(玄関ステップ台)を置くにしても、狭くてとても問題にならん・・・
お義母さんなどは、元気な頃でさえ、一度坐ってから靴を脱ぎ、身体を回しながら床に足を乗せて、やっと上がっていました。こんな玄関見たことなかった・・・
お次の難関はきわめつけ畳の部屋へ入るところの段差が、これまた驚きの5センチだったのです
こいつだけはなんとかしないとと思い、ホームセンターや介護ショップ、スーパーで、段差スロープを必死で探したのですが、この頃5センチの高さのものは売ってなかったのです。
介護用品カタログを見ても、みんなせいぜい3センチ止まり。ど~して5センチがないんだよぉ~
自分で作るにしても、あの、オリジナルキャスターつき移動台のようなわけにはいきませんよね~、いっくらなんでも・・・
ある日、困った困ったと思いながら、鎌倉駅から仕事先の病院への裏道を歩いていました。
あ、材木屋さんだ・・・そうだここで作ってくれないかなあ
とヒラメイタのです
奥を覗くとそこの若奥さんみたいな人が洗濯物を干していました。
何だかとても話しかけやすい雰囲気の人だったので、思い切って聞いてみました。
「こちら様で、段差スロープを作っていただけないでしょうか?」
すると、若奥様は
「あ、わかりました。ちょっと主人に聞いてみますので、連絡先を教えてください。たぶん大丈夫だと思いますよ」
さっそく、携帯と仕事先、自宅の番号を書いて渡しました。
その日、確か夕方頃だと思いますが、早々と材木屋さんのご主人から連絡があり、喜んで作ってくださるとのお返事をいただきましたバンザイ
翌日、段差スロープのサイズを測って持っていき、なんとその2日後に出来上がったのです早いっ
確かに、お願いしたとおり高さが5センチの素晴らしい段差スロープでした私のイメージとぴったり!!すごいっ
「これ、おいくらですか?」と聞くと、驚いたことに
「いいんですよ。暇な時に端材でつくったんだから。使ってください。」
え~~~っです。信じられな~い
でも、職人さんの意地ってもんがあるので、これ以上何を言ってもお金を受け取ってくれないなと思い、素直にに有り難~く頂くことにしました
さっそく段差にあわせて置いてみました。それは一寸のくるいもなく、吸い付くようにピタッと納まったのです。
すばらしい・・・まさにこれが職人の技なのだ
これはお金では決して買えないこの世でたった一つの段差スロープです
そして、2,3日たった頃、でっかい菓子折りを持ってお礼に行きました
今でもこの段差スロープは、引っ越した新しい家の一等席で、毎日私たちを守ってくれています。
一生大切にするからね
障害者によっても障壁の高低の違いは、いろいろあるのでしょうね。
笑い話みたいですが倒れた2,3年間は、自宅の中を杖で歩くのに、
じゅーたんの高さを越えられず、マヒ側足をしょっちゅう引っ掛けていました。
今でも月に1,2回ありますが、それでもだいぶ少なくなりました。
絨毯ってけっこう危険ですね。
きゅうちゃんも歩行練習をしている時、よく装具のつま先をひっかけてつんのめっています。
介助している側も絶対に気が抜けません。
いついかなる時でもきゅうちゃんを守り抜く義務があるのです!
酔っ払っている場合ではないのじゃ
こちらのHPやブログを3月から読ませて
いただいているツッチィーと申します
父が3月に倒れて脳幹の橋出血ということも
あり、お医者様から寝たきりだの脅されている時、こちらの体験記に大変励まされました
もう母共々、とても感謝しています
ちえさんの絵も素敵で和ませていただいてます♪
父は今1ヶ月の急性期を終えて、リハビリ病院でものすごく前向きにがんばってます
顔面片麻痺と運動性言語障害と右手と右足に
麻痺があり、少し動くみたいです。
今後も顔を出して相談などしてしまうかも
しれませんがよろしくお願いします
PS.ののさんのお母様と父の倒れた日が
ご一緒なので驚いてます、箇所も同じなのです。
お父さん、大変でしたね。でも、急性期を乗り越えられて、現在はリハビリ病院で頑張っていらっしゃる、よくなりますよ
なんといっても、本人の前向きな気持ちです。お父さん本当に立派です。
ツッチィーさん、お父さんのことを暖かく見守ってあげてください。
今のお父さんにとって一番必要なことだと思います。
これからも、何かあったらどんどん聞いてくださいね~(なんちゃって!)。
ののさんのお母様も頑張っていらっしゃいます。嬉しい限りですね。
顔面麻痺は、自分で大きく口を開けたり、頬をマッサージしたりするといいみたいです。きゅうちゃんも暇さえあればやっております。最近はだいぶ顔のゆがみも少なくなり、肉もついてきました。焦らず、諦めないでゆっくりやれば必ずいい方向に向かいますよ。
言葉のリハビリは、なるべくたくさん喋ることかな?
カメさんいわく、たくさん口を動かして食べること、一番いいかもしれませんね
みんなで一緒に頑張りましょうどんどんこのブログコメントを利用してください。
今日のブログも頑張って書きますね。
多分、そういう方はいるんじゃないかなーとは思っていたのですが、こうしてめぐり合えるなんて、思ってもみなかったですうれしい!
同じ時に同じ様に、辛い思いをしていた方がいると思うと、とても心強いです。
お父様、前向きに頑張られてる由、うれしいことですね!前だけ見てれば、いいことあるもんね
あの一番辛い、母を失うかもしれないという耐え難い思いの日々を思うと、私も何でも頑張れる気がしてます。
介助ビギナー同期としてお互いがんばりましょ~
確かに段差、ないです。玄関にちょこっとあるくらい。お風呂場だって扉を閉めると、床からお湯がこぼれ出ないストッパーが現れます。玄関ポーチやトイレ、風呂場には手すりが着いています。
が!トイレの手すりなんて、左側の高い位置。母は使えないんじゃないかなー。ってかふつうのお年寄りだって使いにくそう。
現在のバリアフリーと謳われて販売されてる住宅の使い心地を、母に斬ってもらおーっと。
一緒に生活してみないと、わからないから仕方ないけどね。
最初、手摺がまだ付かない時は、レンタルで置くタイプの手摺を使用していました。一ヶ月200円だったよ。でも、ちゃんとしたのが付いたので返却したけど、とても助かりました。こういう時、レンタルって便利だね。
うちは築33年の市営で、ここも作りが過激・・・、風呂場への段差が20センチもあるのだ・・・ひょえ~
そうだ、今、ブログに写真載せるね。