この世を生きていくっていうのは楽なもんだ。
そう言う人がいる一方で人生は苦しいと言う人がいます。
実際、この世の中は苦と楽が同居しているのでしょう。
人間が人間を裁く。
これもまた正当な摂理のようであり、逆に神をも恐れぬ行為にも思えます。
最近脈拍を計ったことがありますか。
私の平均は85-95です。
人の平均脈拍数は概ね70程度ですから、他の人に比べると2割強高いことになります。
昔、聞いたのですが大動物は低脈拍で、小動物は高脈拍だという話。
調べてみると正解のようです。(象が20、鼠が300と言われています)
そして、その数は寿命と反比例しています。
私も普通の人より2割強脈拍が高いので65歳あたりが寿命なのでしょうか。
人にとって「死後の世界」ってあるのでしょうか。
巷間よく話題になる「三途の川」とか「神に召される」とか。
私の死と生に対する思いの根幹は「無から無」です。
生まれる前の記憶が無い私にとっては、死後の世界も同様としか考えられないのです。
大切な人が亡くなった方。
あなたの悲しみは私が感じているものをはるかに超越しています。
たとえ私が10,000人いても100,000,000人いてもあなたの悲しみは理解できないでしょう。
そして誕生したのが宗教です。
イスラム教、ユダヤ教、キリスト教、仏教、、、、。
「無から無」という発想は人間にとって余りに相応しくないのかも知れませんから。
残すところ(事故などに遭わなければ)10年前後。
私は私の生きる道を探している間に死んでしまうんだな。
そう思うとなんだか気が楽になります。
息を胸いっぱい吸い込みたくなります。
いつか「無」へ帰すんだと思えば、人生なんて楽なものです。 よね。