「ツタヤ図書館」反対多数=愛知・小牧で住民投票
愛知県小牧市で4日、レンタル大手「TSUTAYA(ツタヤ)」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)に運営委託する新図書館建設の賛否を問う住民投票が行われ、即日開票の結果、反対票が多数を占めた。
投票結果に法的拘束力はないが、住民投票条例は市長に結果の尊重を求めている。山下史守朗市長は5日未明に記者会見し、「結果を真摯に受け止め、何が問題なのか市民を交えて検証し、計画を見直していきたい」と述べた。
投票は20歳以上の有権者によって行われ、賛成票2万4981、反対票3万2352、投票率は50.38%だった。
市は図書館建て替えに当たり、佐賀県武雄市などで実績のあるCCCに運営委託する新図書館建設計画を策定。中心市街地活性化の目玉として42億円で名古屋鉄道小牧駅前に建設し、2018年度のオープンを目指していた。
これに対し、市民グループが「住民の意見を聞かないまま、私企業に図書館を委ねようとしている」と白紙撤回を要求。市議会が9月定例会で住民投票の実施を決めた。
佐賀県武雄市による先例は、いわゆる「成功例」として取り上げられていました。
それって、深くニュースを掘り下げて聞かない私の悪い癖なのかも。。
愛知県小牧市で反対多数に潰されたという事実に、私は顔をぶん殴られた気分です。
CCC側の開発計画にも影響を与える可能性があります。
もう一度、この件については考えたいと思います。。。