"I want to go FARGO"
2014年 アメリカ
東京に住む、ごく普通のOLさんが、映画「ファーゴ」を観て
スティーヴ.ブシェミの埋め隠した大金を実在するものと妄信し、
自分の会社のクレジットカードを盗用して現地に向かう・・・。
信じたキーワードは「ファーゴ」冒頭の
「本作は実話に基づく」というものだけでした。
クミコが「ファーゴ」を何度も観たという設定と、
私が「ファーゴ」を好きだという事で、本作を(wowowで)二回観ました。
米・インデペンデンス映画として、なかなか面白い作品でした。
日本では同じ題材でも、この種の作品はつくれないでしょう。
クミコは会社や実家の母親と上手くいってません。
それが、きっかけとなっています。
何のきっかけか?ですって??
それは「偏執狂」に陥っていくクミコだと思うんです。
そして、可哀想だなんて思わなかったです。
なぜなら、彼女は「狂」の字がつく「偏執狂」なのだから。。
クミコを演じた菊池凜子はとても堂々と演じていました。
さすがアカデミー賞にノミネートされたことのある女優さんです。