2014年 アメリカ映画
WOWOWで、昨年のアカデミー賞関連映画を特集していました。
一応、全部、観ちゃいました。
で、ダントツだったのが『セッション』です。
そもそも、ドラマーを扱った映画ということで(元ドラマーの僕は)注目していました。
夢と憧れを抱いて、名門音楽学校の扉を開けた主人公。
そこには、強烈な教え方を旨とする鬼のような指揮者が・・。
やがて主人公は指揮者の影響を受け、自らもドラムの鬼となっていきます。
せっかくの恋も、ドラムをやっていくうえでの邪魔となり、別れを選択します。
そして迎える破滅、、、
か、と思っていた僕は、鮮烈なラストに唸るばかり。。。
主人公、アンドリューを演じたマイルズ・テラーは、2ヶ月間ドラムの特訓を受けたそうです。
観る者を納得させるドラミング・テクニックに触れるだけでも、十分満足させられました。
そして、指揮者テレンス・フレッチャー役のJ.K.シモンズ。
速く、、もっと速く、、、と叫ぶ彼の眼差しには、ただただ息を呑むばかりです。
アカデミー賞助演男優賞に輝いたのも当然の名演でした。
もう何回か観てみようと思った(元ドラマーの)僕です。。
- ドラマーとしての腕は、主人公の足許にも及びませんが -
この1年観た映画の中ではNo.1の作品かも!
(それは、僕がドラマーだったから、、かも知れません)
Jさん、
こうして同じ映画を共有できたのが、最高に嬉しいのです。