調布で国際音楽祭というものが開催されていることを知って行ってみた。
今年は6月15日から23日まで。
場所は調布駅前のグリーンホールだったり、深大寺だったりと一か所ではなくて、調布。
母と一緒にでかけたのは、オープニングコンサート。
サブタイトル ~情熱のボレロ!華麗な吹奏楽の祭典~ とある。
ボレロは祖父も大好きだった曲で、幼いころによく聞いたと母が言っていたからだけど、はたしてどんな演奏かしら、楽しみー。
オープニングコンサートのはじまりは、明治大学付属高等学校・中学校吹奏楽班のサウンドオブミュージックメドレー。
聴きなじみのある曲が次から次と演奏される。
はじめてこの映画を観た子供のころは、戦争をのがれてスイスに亡命するというストーリーがとても遠い話に感じていたのに、何十年もたった今のほうが亡命という出来事を身近に感じてしまって泣きそうになった。
ウクライナでも、ガザ地区でも、演奏を聴いているこの瞬間も現実におきているかもしれないことだと思うと。
それから明大付属の吹奏楽班と桐朋学園大学シンフォニックウィンズの皆さんが入れ替わると、空気感が変わりピリっとしたのにも驚いた。
(演目のせいだけではないと思うんだよね、数年の違いはこうも人を成長させるのかという感じ)
そして、サックスの上野耕平さんやフルートの上野星矢さんが学生さんたちとコラボしたあとは、プロ奏者の2人と明大付属の皆さんと桐朋の皆さんの総勢200人(といっていた気がする)のボレロ。
吹奏楽バージョンがあう楽曲だとはおもっていたけど、迫力ある素晴らしい演奏を聴かせてもらった。
大人数での演奏は練習も大変だったと思う。
(私もブラボー!と叫びたかった)