Stream Side Cafe

車中泊をしながらの渓流のフライフィッシング

江戸から155里

2015-12-20 18:38:40 | 日記
車とは違う視線、「旅してる」って感じ、そして爽快さが実感できるので、すっかりサイクリングにはまってしまった私。
牡蠣が大好きなので、3回目の今回は近場ながらも牡蠣が味わえる播磨シーサイドロードを選択。

たつの市の道の駅までハイエースでトランポし、播磨灘の朝焼けに見送られスタート。

相生市に入ると牡蠣の看板が目立つようになり目がくらみそうになるが、時間が早くて開店は未だ。

赤穂市に向けてこぎ進むと、高取峠が待ち受けている。
今回の播磨シーサイドロードは国道250号線の別名だが、赤穂浪士が江戸まで歩んだ道。300年前の浪士達の熱き想いに胸を馳せながらペダルをこいでいると、峠の登りもいつもとは一味違う。これも車旅では感じ取れない、サイクリングの良さかな?

そんな事を感じながら、高取峠を下り赤穂市へ。早速、赤穂城跡にある大石神社に参拝。

心の想いが叶う「心願鈴」を鳴らし、家内安全・無事故のサイクリングを祈り、一路ハンドルを岡山県境に向ける。

赤穂市から一路、兵庫県と岡山県の県境に向けてこぎ進むと、福浦峠が待ち受けている。
しまなみ海道の橋への登りもきつかったが、短距離。浜名湖一周コースは峠なし。それに比べて今回は、峠が2箇所。
初めての峠らしい峠にヒーコラ言いながら、何とか県境の峠の頂上へ。

しまなみ海道の時もそうだったけど、自転車で県境を越えるのって、車の場合とは大違いの感じがして、何となく「国境(くにざかい)」を超えたって感じがするのは初心者だからかな?

しんどかった峠の登りとは逆に、下りの爽快さって最高。水戸黄門のテーマソング「人生楽ありゃ苦もあるさ♫」を口ずさみながら、一路「日生(ひなせ)」に向けて快走。
小豆島へ渡る連絡船埠頭で時間を見ると、ランチタイム。

調子が良ければ15km先の「日本のエーゲ海」と言われる牛窓までと考えてたけど、日生のB級グルメのカキオコの銘店は並ばなければならないだろうから、ここが思案のシドコロ。
なんだけど、美味しいものに弱い私は、躊躇することなく、カキオコを選択。

やっぱり並んだけれど、何度来ても美味しい!
今では日生の町おこしにアチコチの店でカキオコの名称を使ってるけど、「ほり」で始まった名称。焼き方のオバサマ達も、相も変わらず手際よく元気そう。これなら私が来れるうちは大丈夫だなと、妙なトコロに安心しながらカキオコに舌鼓。

カキオコを食べ終えると14:00。今回は一周コースではなくUターンするので時間が読めるけれど、難所の峠が2箇所あるのと、往路と復路とでは残る体力に差があるし、冬の日没は早いし、「こりゃ、頑張らないと」と、気を引き締め直して午後の部をスタート。
峠の頂上での休憩もしながらも、播磨灘の夕焼けに迎えられ何とかゴール。

この日の宿泊場所の道の駅「あいおい白龍城(ペーロン城)」には温泉もレストランも併設されており、ハイエースを動かさなくていいので、お風呂上がりの生ビールで、播磨灘シーサイドロードに乾杯。(写真は翌朝撮影)

爆睡した明くる日は、今回の旅の目的の一つ「自転車御守り」をいただきに、たつの市室津の賀茂神社へ。
平清盛も参拝したという由緒正しき神社にて、家内安全と自転車旅の無事故を祈願。

残る最終目的の牡蠣三昧ランチをいただき、今回の自転車旅の目的は全て達成。

朝方は冷えたものの、好天に恵まれた初冬の播磨路を満喫。
さぁ、次はどっちだ⁉︎

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