Stream Side Cafe

車中泊をしながらの渓流のフライフィッシング

ENISHI 〜 縁 〜

2017-05-07 11:41:08 | 日記
GW後半戦を中国山地の新緑の中で楽しむべく中国道を西へ。
3月に訪れた際は残雪乗り入れられなかった林道に意気揚々とハイエースを進めるも、Tさんに教えてもらった砂防ダムが見つけられずに直感を頼りに入渓。
後で、行き過ぎと分かったけれど、ファーストキャストから、ゴギ君が出迎えてくれます。
GW前半の我が家の山の神への真心奉仕を中国山地の山の神が見ていてくれたのか、全ての落ち込み・プールからゴギ君が挨拶してくれ、前に進めない嬉しい悲鳴。
気持ち良い汗をかき、新緑の木陰で早々にランチ。余裕ができたので、久しぶりにコーヒーをドリップしていると、地元のおじさんから声をかけられる。
おじさん「大阪から?」
私「はい、ゴギに逢いたくて。」
おじさん「釣れた?それにしても、良い香りやね。」
私「たくさん遊んでくれたけど、サイズがね。良かったら、コーヒー飲みます?」
おじさん「ごちそうしてくれるの?」
私「砂糖もミルクもないけど、良かったらどうぞ。」
初めての渓なので、奥がどうなってるか教えてもらおうとのシタゴコロ作戦。
おじさん「美味しいねぇ〜。こんなに美味しいコーヒーはこの辺では飲めないよ。」と褒めてくれながら、狙い通りに詳しく教えてくれました。
おじさん情報によると、ビッグサイズは奥の車止めから1時間少し歩かないと望めないらしい。昼も回ってるので、奥のビッグサイズコースは翌日にすることに。
午後からもゴギ祭は続き、気持ち良く初日の納竿。道の駅併設の温泉で気持ち良く汗を流し、グランドホテル・ハイエースで爆睡。
2日目、車止めに着くと先行者が。渓のルール通り、先行者の入らない区間に入るべく挨拶方々話をすると、FFマン。千載一遇のチャンスと情報収集をすると、「良かったら、一緒に行きますか?初めてだろうから、説明しても入渓点・脱渓点は分かりにくいし。」と、初対面なのにチョーありがたい提案。
尺上君への挨拶は次回に持ち越しとなったけれど、ゴギ特有のフライの流し方などを丁寧に教えていただき、大変参考になりました。
翌日も地元の人もあまり入らない渓にも同行いただいたうえに、翌々日用にと密度の濃い別の渓まで教えてもらいました。見ず知らずの私に、こんなに親切にしていただき、本当にありがとうございました。
翌々日の最終日、教えてもらった入渓点に行くと先行者が。ゴギ君には充分過ぎるほど遊んでもらったので、欲望の指針が釣欲から食欲にスイッチ。広島市内のお好み焼きでGW釣行を〆ました。
すがすがしくて、穏やかな心持ちに満たされた、谷田部みね子風に言うなら「良かったっぺ」なゴギの釣旅となりました。
地元のおじさんへのコーヒー接待が、こんなに繋がってくるなんて、これも「縁(えにし)」なんでしょうか?
連休に五日間も家を空けるのに、嫌な顔をするどころか笑顔で送り出してくれた妻にも感謝。
さぁ、次はどっちだ⁉︎
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 春の温泉旅行 | トップ | 新緑の渓 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事