目覚めた孔雀。独り言三昧。

目覚めた孔雀の独り言です。

父の初七日の日に家にやってきて、昔の同僚の誕生日にこの世を去った鳥の思い出。

2020-08-14 20:40:10 | いけてつ独り言
急に飼っていた鳥のことを思い出した。
彼は人の言葉もどきをしゃべったから、たぶん雄だと思う。

彼は、巣箱の上にちょこんと座って、ふかした芋や、炊いたご飯を喜んで食べる鳥だった。

ふかした芋。
彼は少し発酵して酒臭くなった芋を喜んで食べて、鳥のくせに酔っ払って暴れていた。

白米は炊いたご飯のにおいが部屋に漂うと、食べたくて鳴き声でアピールした。

その彼は、忘れもしない昔の同僚の誕生日に虹の橋のたもとに旅立った。

彼がまだ生きているとき、もし、彼がいなくなって、主なき巣箱を見たらどんなに寂しいだろうと思ったのであるが、そのことはすっかり忘れ、今、不意にそのことを思い出した。

彼は亡き父の初七日の日にうちに来た鳥である。
瀕死の状態で、助かるかなあと思ったが、母と妹の懸命の看病で生きながらえた鳥。

そういえば、明日は亡き父の誕生日。
彼を思い出したことも偶然ではあるまい。

そんなことを思った、ИКМТであった。



本能のゆがみ

2020-08-14 11:22:42 | いけてつ独り言
思想的変質者。
自己保存本能に反して、死にたがる。
思想的変質者。
種族保存本能に反して、セックスを拒否する。
思想的変質者。
群れる本能に反して、多数派から距離を置く。

これが思想的変質者の特徴である

これらから導き出される思想は、これすなわち、生きることの否定である。
彼らは生きながら心だけあの世に行ってしまったのであろうか?
それとも、生きることを否定して、あの世を求め、そして弁証法的により強い生存感を楽しむのであろうか?

おおよそ、思想的変質者というのは、上に述べた三つの本能を徹底的に否定しまくる。
その理由は、私にはわからない。

死にたがり、エッチから距離を置き、人混みを避ける。
おおよそ私のしてきたことは、そんなことのオンパレードである。
いったい私は何をしたかったのやら。

そんな人生は、単に有限な時間の浪費であった。
そんなわけである。