ワールドパワー。
つまり、国連常任理事国の基幹産業は、農業と軍需産業、そして金融である。
さて、
トランプはロシアに顔が利く候補者であり、バイデンは中国に顔が利く候補者である。
トランプが勝てば、ロシア近辺でことを起こして、アメリカやロシア産の武器を交戦国に売れるし、バイデンが勝てば、アジア近辺でことを起こして、アメリカや中国産の武器を交戦国に売れる。
そしてある程度、お互いの顔が立ったら、「この辺で手打ちにしようか。」と、お手打ちシャンシャンで、停戦できる。
結局。トランプが勝とうがバイデンが勝とうが、巻き込まれるのは、両国の交戦地帯となる緩衝地帯の国々である。
戦乱で、アメリカロシア中国の軍需産業をもうけさせて、労働者に息をつかせ、そして荒廃した交戦地帯に、自国の農産物を高く売りつけることができる。
そして労働者に払った賃金は、交戦地帯への復興カンパで回収できる。
それに、世界各地のテレビジョンは、選挙祭りの視聴率アップでお金が儲かるし、実に上級国民ウマ~である。
これが、アメリカ大統領選挙後に予想される世界政治の流れである。