こんにちは😊
今回は中医学からの年齢と身体の変化についてのお話です。
養命酒のCMなどで聞いたことがある方もいると思います。
『女性は7の倍数』『男性は8の倍数』と言う言葉。
これははるか2000年前に書かれた【黄帝内経 素問 上古天真論】という
書籍からの教えによるものです。
この書籍は今でも東洋医学のベースとなっています。
そんな昔からの教えは現代人にも当てはまります。
その年齢の時に訪れる体の変化を知ることでその予防(アンチエイジング)
や老化に対する焦り、不安を冷静に見つめることができると思います。
では、その【黄帝内経 素問 上古天真論】にどんなことが書かれているのかご紹介します。
【女性】
7歳ー永久歯が生え始め、髪も長くなる。
14歳ー生理が始まる
21歳ー女性らしい身体に整ってくる
28歳ー女性のピーク
35歳-衰えが始まる
42歳-白髪が目立ってくる
49歳ー更年期が始まってくる
【男性】
8歳ー歯が生える
16歳ー精通を迎える
24歳ー男性の身体が整う
32ー男性のピーク
40歳ー衰えが始まる。抜け毛や歯のトラブルが生じる時期
48歳ー白髪が目立ってくる
56歳ー肝気の衰え(生殖能力、筋肉や骨が衰える)
64歳ー心気の衰え(疲労感、不眠などを伴い易い)
この後も続きがあり
女性56歳ー肝気の衰え(体力の低下など)
女性63歳ー心気の衰え(疲労感、不眠などを伴い易い)
女性70,77 男性72歳ー脾気の衰え(食欲低下、便通のトラブルなど)
女性84,男性80歳ー肺気の衰え(風邪をひきやすくなる、皮膚の乾燥など)
女性91,男性88歳ー腎気の衰え(長寿)
こうして見ると、2000年前も今も大きく変わっていないことに驚かされます。
こうした年齢と共にやってくる体の変化を時には受け入れ、時には逆らい綺麗に
健康的に年齢を重ねたいですね😊