op's weblog

文字通りのログ。経験したことや考えたことの断片のアーカイブ。

シンクロニシティは見られるか?もとい、聞けるか?

2010年01月23日 14時50分19秒 | Weblog
TBSラジオが面白い。

昨日はリスナー参加型討論番組「アクセス」で、とうとう「クロスオーナーシップの規制 by 原口総務大臣」をテーマにしてしまった。

また、先週の金曜日の「キラキラ」では、映画評論家 a.k.a. バークレーのプレデターこと町山智浩氏が、無断で?出演中のスタジオの模様を音声付でUSTREAMで流してしまった。もともと、バークレーの自宅の電話で出演している様子をUSTREAMで流すという時点でかなり危ない橋を渡っている感じだったのだが。

もっとも、USTREAMではなく、TBSのシステムからネットTVの生放送という形では既に実績があるのだが、町山氏はゲリラ的に「フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略」を実践してしまった感じだ。

「キラキラ」では、昨年の春先に終わった「ストリーム」がなしえなかった、ラジカルなアプローチとビジネスの両立を達成してしまった。また「ウィークエンドシャッフル」では、特に今月ダッチロールを繰り返すことでリスナーのロイヤルティを上げるという荒業を使っている(?)。

一方、文化放送で吉田照美氏が最近大竹まこと氏の番組に出演した回では、二人とも「キラキラ」のラジカルさに狼狽している様子がはっきりわかり、「旧来の土俵でよい喋り手であること」が必要十分条件ではなくなってきているのだなと思い知らされた気がする。(これはもちろん企画や製作チームの違いによるところが大きいのだが)

もちろん、「キラキラ」の出演者の中にも、ついていけていない人がちらほら見受けられたり、勘違いしている人もいるようなので、新陳代謝を適切に行ってゆく必要がある。

興味深いのは、「Life」が伸び悩んでいることで、これははっきり言ってメイン・パーソナリティの資質の問題だろう。年上のサブ達が一生懸命に支えてあげようとしているのだが、メインが若者目線というよりコドモのままなのだ。

なんにせよ、TBSラジオには、小島慶子氏が燃え尽きないよう、細心の注意を払い続けていただきたいものである。
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お?

2010年01月22日 12時11分59秒 | Weblog
国家公安委員長「リーク記事しか書かない」 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

どういう事情に基づく発言なのか不明ですが、なんだか日航と国の関係みたいですね。いろんな目に見えないものがなくなっていくのも面白いですね。
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「明日の中のひとつ」から届いた招待状

2010年01月22日 09時26分58秒 | Weblog
南米コロンビアの曠野で、低環境負荷の技術を用いて循環型コミュニティを立ち上げる様子を描いた「奇跡のエコ集落 ガビオタス」は、単なる実験プロジェクトではなく、優に20年以上経った現在でも立派に存続している点で非常に興味深い。

このガビオタスが、この3月に視察ツアーを企画し、以下のような案内を発信している。相当な競争率になりそうだが転載しておく。




An Invitation to Visit Gaviotas in March 2010


1/15/10


Please post this on your own sites, lists, etc. - Thank you!


So far, few outsiders have managed to visit this special place. But public order is making a comeback in the region, making it possible for the village to invite 30 people for a fully hosted day visit. In addition, Gaviotas founder Paolo Lugari is inviting visitors to a second day of events in and around the Gaviotas office in Bogotá. [18-JAN-2010 UPDATE: 8 SIGN-UPS / 22 SPOTS REMAINING]


Beginning in April, an 8-month rainy season will flood the Gaviotas landing strip - and who knows what 2011 will bring - so this is your chance!


Our friends at Eventos Virtual Pro (www.revistavirtualpro.com) are the local organizers and coordinators of the visit and associated activities.


Cost for 2 days of hosted events, including chartered flight from Bogotá, meals, tours, talks: $995 (US dollars). With your payment, you will be supporting numerous current initiatives at Gaviotas (including the reforestation project) and make personal connections that may lead to further involvement and lifelong friendships. This price is for early registration in January. Signing up in early February will cost $100 more ($200 more in late February, though we are likely to fill up before then). Sorry, but there are no funds available for scholarships. [18-JAN-2010 UPDATE: 8 SIGN-UPS / 22 SPOTS REMAINING]


The 2 consecutive days of activities will take place during the 3rd week of March. For security reasons, the exact dates will only be disclosed to participants who are fully registered and paid. For safety, there will be no overland travel and no overnight at Gaviotas. You must make your own arrangements for travel from your home country to Bogotá and back and for your overnight accommodations in Bogotá (we will provide suggestions). Sample round-trip airfares: $544 from San Francisco, $401 from NYC, $388 from Miami (check out www.kayak.com). Sample accommodations: $29 single-occupancy room with private bath (www.hostallacandelaria.com).


To ensure your spot, please click here:

<html><head><meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" /><title></title></head><body><form action="https://www.paypal.com/cgi-bin/webscr" method="post">
<input type="hidden" name="cmd" value="_s-xclick">
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</form></body></html>

Sign-ups will be processed first-come first-served.


After signing up, you can request an instant full refund anytime - no questions asked - up until February 20th. Just send us an email. This way, you can reserve your spot right away with no risk. After we reach 30 participants we will set up a waiting list.


You may also send a personal check, but in that case, your participation will be confirmed only after your check has arrived, has been deposited, and has cleared the bank. This might set you back an entire week or two.


Make checks payable to:


Friends of Gaviotas

1849 Shattuck Ave 208

Berkeley CA 94709
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賀茂の河原でコブラ対マングース・ショー

2010年01月21日 09時03分43秒 | Weblog
京のお茶漬け - 池田信夫 blog

宮崎学氏との対談を見てみたいものだ。撮影はもちろん、もう一人の宮崎学氏で!
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シリコンコーティングの効果

2010年01月20日 08時51分14秒 | Weblog
体に合わなかった

昨年は、硬くてしなりの少ないラケットでハードヒットを続けていたら、手を傷めてしまった。ブレークやベルディヒが最近まで使っていたDunlop Aerogel 200がそれなのだが、非常に振りやすく、打球がひたすら真っ直ぐ飛んでゆくため大変コントロール性能が高く、ボールのスピードも上がるので大変爽快なラケットである。

が、バイクや自転車のフレーム等々と同様、硬くしならない特性は、衝撃が緩和されにくく、またバイクや自転車であればタイヤ、ラケットならストリングとの相性が非常にシビアになる。つまり手のひらを含む、フレームに接している柔らかい部分への負荷が大きくなりやすいのだ。

で、ストリングを頻繁に張り替えるため機械を購入したりしたのだが、このラケットにふさわしくボールを潰して打つスタイルを続けていたら、あっというまにヤワな手の関節が悲鳴をあげたのだった。


見かけと違って結構体育会系だった

結局夏から年の瀬まで思い切り打てない状態で過ごし、年末になって試打で好印象だったYONEX RDiS 300MPを購入した。

大昔Rシリーズを試して、そのしなりすぎる特性から敬遠していたYONEXだったが、RDiS 300MPは違和感なく打てた(軽すぎるのでウェイト調整は行った)。が、ハードに使ってみると、実は結構硬いラケットであることに気がついた。コスメティックは女性的だが、YONEX特有の“腰のくびれ”もなく、材質はともかく構造的にシャフトがしなりにくく、フェース部もがっちりできていてたわみやすい方ではない。但し手に来る衝撃はそれほど硬質なものではない。

ネットでレビューを探してみると、やはり同様の感想が多かったので納得したが、標準フレーム重量300gでこの硬さだと、バランスが良い為スイング時にヘッドは回りやすいものの、両手打ちでない限り相当速く振る必要がある。僕は楽したいので、ウェイトを追加して対処した。(ちなみにウェイトつけないで頑張ったら肩をおかしくした)

さて、最初は試しに GOSENのRectangle Zというスピン系のストリングを張ってみたのだが、このストリングも体育会系で、硬く、ボールをぶっ潰しながら回転をかけないと、持ち味が発揮されない製品だった。


うまくいったが、失敗した

硬いストリングでまた手を傷めるのはごめんだったので、池袋のウィンザーで1000円クーポンを使って、特価で売っていたYONEX AERONSUPER 850 XTを購入した。1.25mmの細いゲージのこの製品は、宣伝文句どおり、衝撃も少なく、スピンもかかりやすい。ペースの遅い相手との試合でも快適に打てた。

が、張るときに失敗していた。

このストリング、表面のコーティングにべとつきがあり、めんどくさいので蝋を塗らないでささっと張ったらテンションロスがかなり出てしまったのだ。つまり、打っているうちに、コーティングによる摩擦で上乗せされていた分のテンションがなくなって、緩んできてしまったのだ。

それでもDunlop Aerogel 200ほどシビアではないので、緩んだ状態でもなんとか使えたのだが、打つたびに縦糸がズレる。しかもコーティングのせいで、手でズレを修正するのが面倒なのだ。


普通にやるのはつまらないので、実験してみた

さて、まだストリング自体の寿命は来ていないのでどうしようかと思案しているうちに、以前買っておいたシリコンオイルを思い出した。

テニスラケットのスピンショットは、縦糸が横糸に沿ってたわみ、戻るときに発生する力で回転がかかるという実験報告をネットで読んで、面白そうだったのでホームセンターで買ったのだ。実際に液状やワックス状の専用製品とか、昔から縦糸と横糸の交差点に挟み込むチップなどは売っているのだが、ただそれらを買うのもつまらないので、プラスチックに悪影響を与えにくいシリコンオイルに目をつけたのだ。

Dunlop Aerogel 200のセッティングで試したときは、打球音こそ少し変わったものの、あまり効果を感じられなかったのだが、新しいYONEXの組み合わせではこれが成功した。


TCO削減にも貢献するかも

潤滑材をストリングに塗って打つと、まず打球音が変わる。擬音にすると第一打が「パコーン」とか「バン」からなぜか「キシッ」「キシュン」となる。で、トップスピンもスライスも、回転をかけるショットは確実に伸びが出る。打った後確かめると、縦糸にズレがない。僕が使ったのはオイルなので、すぐに効果がなくなるかと思っていたが、それなりにハードな状況で2時間を二日間連続してもまだ大丈夫だった。

塗ったり装着する手間さえ厭わなければ、潤滑材は確実にストリングの本来のパフォーマンスを発揮させやすくするし、ストリング同士の摩擦による劣化を減らし、寿命を延ばしてくれると思う。ストリングメーカーが最初からこの処理をした製品を売ってもいいと思うのだが、そうすると商品の回転率が落ちるのを恐れているのかもしれない。

極限まで摩擦を減らすため、縦糸と横糸を編みこまない、“スパゲティ”という反則もあったそうだけれど、スピンにこだわるのなら別の“合法的な”手法も考えられる。

極力細いゲージを使い、横糸は本数を減らししかもテンションを大幅に下げるのだ。もちろん潤滑材を使えばベストだろう。まだ試していないが、モリブデン系の潤滑材ならテフロンより衝撃や熱に強いので、長持ちしそうだ。ただし、ストリングの材質にどんな影響が出るかは不明だ。


で、当たり前だがボールが接触している間のストリングの動きが大きくなるほど「コントロール性」は落ちる。正確にはその時々のストリングの状態に左右される比率が高くなる。面圧(ラケットの面を押したときの固さ)ももちろん下がるので、所謂球離れは悪くなる。ストリングの寿命も、セッティングを極端にするほど、短くなる(より少ない量で衝撃を受け止めることになるからだ)。でも、余裕があればいろいろ試して楽しめると思う。
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