おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の森です。
今日は建物を支える大事な杭について少し書きたいと思います。
杭の種類は大きく分けて場所打ち杭、既成コンクリート杭、鋼管杭の3つ
になります。今回はその中の鋼管杭に絞ってお話しします。
私の中で鋼管杭は横浜市内で建物を建てる際に使用する杭としてはとても
ベターな杭だと思っています。それは鋼管杭の特徴として施工の際、小スペースで
できることと杭長のサイズ変更が容易なためです。横浜市内では谷山が多く
平地部分が少なく、川・海にも接しているなど地盤(支持層)が一定でない
敷地が多いです。そのため事前にボーリング調査を行っていても、いざ杭を
打つ場所では支持層レベルが違うことがあります。鋼管杭では支持層が想定より
高ければ切断し、深ければ継ぎたしをするなど対応が比較的楽に行えます。
また横浜市内では計画敷地が狭いことが多いため、小スペースで施工でき杭残土も
発生しない鋼管杭はうってつけだと思います。
▲鋼管杭 下杭 回転圧入工法
施工前に設計図書と径、長さ、肉厚、材種があっているか確認
を行います。
▲貫入前 杭芯合わせ
▲貫入中 杭継ぎ
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