おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の清泉です。
15年ほど前に、建築物の吹付アスベスト(石綿)が人体に健康被害を及ぼすことが話題になりました。
飛散した微細なアスベストを長期に渡り吸込み続けると、肺がん等のリスクが高まるため、含有製品の撤去・全廃が進みました。
当時私は高校生でしたが、学食の天井の吹付アスベストが夏休み明けに全撤去されていた記憶があります。
現在でも撤去時には既存塗材の飛散を防ぐため、通常よりも手厚い養生をして工事を行いますが、
外壁改修で既存塗膜を除去する際にはそもそも塗材にアスベストが含有しているのかを調査する必要があります。
▲外壁サンプル採取の様子 飛散しないよう周囲をビニール袋で養生し、湿潤させて塗材を削り取ります。
改修設計前に調査会社に調査・分析をしてもらいます。
分析結果を受けて、工事中近隣に影響が出ないようアスベスト処理の内容を設計に盛り込んでいきます。
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