横浜の建築設計事務所 コア建築設計工房のブログ

建築のこと、 横浜のこと、保育や福祉施設のこと、介護のことを表現します。

ウッドデッキ材 天然木?人工木?

2018年08月02日 | 建築材料・設備・工法

神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の森です。

今日はウッドデッキ材についてお話をしたいと思います。
弊社では保育園を多く設計しており、その中で園庭スペースなどにウッドデッキ
を使用することがあります。ウッドデッキ材として上げられるのは大きく二つに
分かれており、天然木か人工木(木粉樹脂木)になります。

デッキ材として使う天然木は、耐久性に優れたハードウッド、文字通り
密度が高く硬い木を使います。種類としてはウリン、イペ、イタウバなどが代表的な
ものとして上げられます。
天然木の良さは、やはり本物の木の風合いが楽しめることが一番だと思います。後は
表面温度が夏は熱くなりすぎず、冬は冷たくなりすぎないところでしょうか。
デメリットとしては、人工木と比べてコストが若干高く耐久性が低いです。耐久性に
ついては最近腐食しないよう薬品につけたものもありますが、一般的なものですとやはり
自然のものなので劣化はしてきます。劣化していく中で、ささくれてくることが多いので
素足でデッキ上を歩く際には注意が必要です。

人工木は、木の粉とプラスチック樹脂を混ぜたものになります。手触りは天然木
に近く少しざらっとした手触りになっており、最近では様々なメーカーが商品を
出しています。
良さとしては、天然木と比べてコストが若干安く耐久性に優れています。デメリット、
注意点としては、最近のような暑さで日差しに当たっている部分は非常に熱くなるため
、一度水を撒いてから利用するなどした方が良いです。

天然木も人工木も、それぞれに良し悪しがありますので、好み、予算、用途をよく考えながら
選ぶことが大事です!


▲天然木(ウリン)ウッドデッキ


▲人工木 ウッドデッキ

 


 横浜の設計事務所 
【コア建築設計工房】 
https://www.arc-core.co.jp/

 

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