おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の森です。
今回はサッシ改修の際によく使われる、カバー工法をご紹介したいと思います。
古いサッシでは、戸の開閉が困難だったり、隙間風による寒さ・熱さ・音と気になることが増えてきます。
サッシを交換したくても、住宅などでは住みながらの工事となり生活への影響が大きくなります。
一般的な改修方法では、サッシ枠を取外し、新しいサッシを取り付けます。
カバー工法では既存のサッシ枠は残したまま、既存枠上に被せるようにして取付を行います。
そのため、取替だけであれば数時間で完了します。
また足場を設置せずに内部から行えるため工期を短縮出来ます。
複層ガラスなどの特殊なガラスも問題なく使用することができるため断熱性、防犯性も高めることができます。
▲カバー工法にて改修予定のサッシ
▲LIXILHPより
デメリットとしては、既存枠上に被せるように取付するため開口サイズが少し小さくなります。
法的な部分や使い勝手上、必要な開口寸法を守る必要がある場合には、一般的な改修方法で行う必要があります。
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