おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の小川です。
前回のブログでは大規模な木造建築物の耐火性と実際には木材は
一般的なイメージよりも燃えづらいものだということを書いてみました。
そして「燃え代の設計」により実際に耐火、準耐火建築物を建築すること
が可能になりそのためには、柱や梁を太くすることが必要になることに
ふれました。
現場ではかなり大きな断面の構造材を使用して工事がおこなわれています。。
ただ、1本の木からというわけではなく「構造用集成材」を利用する事により
安定して大きな断面の構造材が利用されています。
「構造用集成材」は所要の耐力を目的として等級区分した、ひき板を集成接着したものであって、
所要の耐力に応じた断面の大きさと安定した強度性能を持ち、大スパンの建築物の建設も可能です。
木質構造の耐力部材として柱、梁、桁などに使用されます。
国土交通省告示に基づいて材料強度が定められていますので構造の設計の際にも強度の安定した
ものと考えられます。
▲2階の床組 集成材で構成されています
▲単板積層材 使用する場所によっては別の種類の集成材を使用します
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