おはようございます。
神奈川県横浜市にある建築設計事務所 株式会社コア建築設計工房の井下です。
先日、横浜市内の某企業主導型保育施設(内閣府が主導する新制度、詳しくはリンク先をご確認ください)が竣工いたしました。
創立60周年を迎える幼稚園が隣接する敷地に計画した、0,1,2歳児の19名を受け入れるための保育施設です。
▲横浜市内企業主導型保育施設の外観(撮影:コア建築設計工房)
元々この場所にあった和風の庭を活かした建築をご要望され、
和をテーマとしてデザインをスタートさせました。
和風の庭には池があり、その中ではメダカが泳いでいます。
幼稚園の子供たちもそれを見に来ることができるように回遊式の庭になっています。
▲発想の原点となった和風の庭(撮影:コア建築設計工房)
藍色の外壁、左官仕上、縦格子で和を表現しています。
白いボックスと藍色のボックスがクロスした形状で、宙に浮いた左側の部分は玄関庇を兼ねています。
▲横浜市内企業主導型保育施設の外観(撮影:コア建築設計工房)
保育室の照明器具、建具のスリットも格子のデザインに揃えました。
▲横浜市内企業主導型保育施設の1,2歳児室(撮影:コア建築設計工房)
床は竹のフローリングで、素材から和を感じさせます。
天井高に変化をつけて、落ち着いた空間と活動的な空間に使い分けできるようにしました。
▲横浜市内企業主導型保育施設の2階遊戯室(撮影:コア建築設計工房)
すずりの形状をしたトイレの手洗い流しと立上り壁の石張りにて、和のイメージで統一しています。
▲横浜市内企業主導型保育施設の大人用トイレ(撮影:コア建築設計工房)
階段下のスペースを絵本コーナーにしました。
心の根っこを育てるところなので、壁の色を大地の色にしています。
▲横浜市内企業主導型保育施設の絵本コーナー(撮影:コア建築設計工房)
サインを取り付ける壁面がマグネットのつくホワイトボードだったので、
このコアラのサインもマグネットにしました。
神奈川県横浜市にある建築設計事務所 株式会社コア建築設計工房の井下です。
先日、横浜市内の某企業主導型保育施設(内閣府が主導する新制度、詳しくはリンク先をご確認ください)が竣工いたしました。
創立60周年を迎える幼稚園が隣接する敷地に計画した、0,1,2歳児の19名を受け入れるための保育施設です。
▲横浜市内企業主導型保育施設の外観(撮影:コア建築設計工房)
元々この場所にあった和風の庭を活かした建築をご要望され、
和をテーマとしてデザインをスタートさせました。
和風の庭には池があり、その中ではメダカが泳いでいます。
幼稚園の子供たちもそれを見に来ることができるように回遊式の庭になっています。
▲発想の原点となった和風の庭(撮影:コア建築設計工房)
藍色の外壁、左官仕上、縦格子で和を表現しています。
白いボックスと藍色のボックスがクロスした形状で、宙に浮いた左側の部分は玄関庇を兼ねています。
▲横浜市内企業主導型保育施設の外観(撮影:コア建築設計工房)
保育室の照明器具、建具のスリットも格子のデザインに揃えました。
▲横浜市内企業主導型保育施設の1,2歳児室(撮影:コア建築設計工房)
床は竹のフローリングで、素材から和を感じさせます。
天井高に変化をつけて、落ち着いた空間と活動的な空間に使い分けできるようにしました。
▲横浜市内企業主導型保育施設の2階遊戯室(撮影:コア建築設計工房)
すずりの形状をしたトイレの手洗い流しと立上り壁の石張りにて、和のイメージで統一しています。
▲横浜市内企業主導型保育施設の大人用トイレ(撮影:コア建築設計工房)
階段下のスペースを絵本コーナーにしました。
心の根っこを育てるところなので、壁の色を大地の色にしています。
▲横浜市内企業主導型保育施設の絵本コーナー(撮影:コア建築設計工房)
サインを取り付ける壁面がマグネットのつくホワイトボードだったので、
このコアラのサインもマグネットにしました。
▲横浜市内企業主導型保育施設のコアラ組のサイン、製作はアトリエムーブ(撮影:コア建築設計工房)
0,1,2歳児19名分の調理なので、家庭用のシステムキッチンにしました。
アレルギー対応調理にも適した4口あるIHコンロです。
▲パナソニック、マルチワイドIH(撮影:コア建築設計工房)
食器の量は一般家庭よりも多くなるので、大型の食器洗浄機を入れました。
▲ドイツのメーカー、ミーレの食洗器、ワイド60cm(撮影:コア建築設計工房)
隣に幼稚園の本園があるので、こちらは電話1回線で良いとのことでした。
その場合は、電話、インターホン、電気錠開錠がこの子機1台でできるものが選定できます。
▲パナソニックのインターホン子機(撮影:コア建築設計工房)
設計期間、工事期間はとてもタイトなスケジュールでしたが、
施工していただいた大同工業さんのお力によって予定通り竣工を迎えることができました。
この企業主導型保育施設と認可保育園と違うところは、
市町村を通さず園児募集をしなければならないところです。
提携企業を探すのもすべて自力で行う必要があります。
そんな中、入園希望者もたくさんいらっしゃるようで、安心しました。
法人様の思いを形にすることができたこと、
また地域の待機児童解消の一端にお役に立つことができて嬉しく思います。
企業主導型保育事業は、平成30年度も2万人の枠で継続されることがアナウンスされています。
助成金額は認可保育園並(運営費、整備費共)基準です。
過去の実施状況からすると一次募集はおそらく5月頃になるかと思います。
その時点で図面と見積りの提出を要求されます。
早く書類が整ったところから助成決定がされるので
ご検討はお早めにご準備ください。
ご相談をお待ちしております。
電話 045-212-3739
メール ishita@arc-core.co.jp
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