たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

お盆は歯痛の闘い2

2012年08月17日 | 日記

私の住む岐阜市周辺には休日診療所、小児夜間急病センター、岐阜市小児救急二次輪番病院(交替制)等が整備されているのを、市のチラシで知りました。
この中に歯科は岐阜市休日急病歯科診療所があり、このチラシにはないが、岐阜市の隣の市、瑞穂市に朝日大学付属病院歯科救急外来という24時間対応の救急機関が30分圏にあるのはありがたいことです。

受付の世話から呼び出し、初期診察まで一人の若い研修医が担当され、患者の準備が整うと上の階から教授が降りてこられ、本診察される。青い冠帽子に白衣という臨床スタイルです。
亡妻の末期入院中、正月を病院で過ごし、ナースさんは「病人は盆も正月のない」といいましたが、この先生も16日まで開業医は休診を、「ああ、そうか」という具合で、大変親切でやさしいDrでした。

昨日の日中は暑い日ざしが戻り、不快日になり、さらに歯が一日中痛んで、ロキソニンを4錠も飲んだ。氷を口に含むこと絶え間なし。教授もロキソニンは歯痛に通常使うと言われたし、数年前通院した精神病院の院長先生は肝臓を痛めるので過剰摂取はよくないと言われたことがあります。この薬が効いているのか、よく分らないのです。

歯茎が痛むというより、上顎、しかも下顎がズキズキでなく、ツーンと痛む。診察時に歯肉炎では?と自己申告しましたが歯痛は我慢できません。
昨夜は日中ほどでなく、ようやく落ち着いてきて、痛みは少なくよく眠れました。

今日は、かかりつけ医の歯科へ予約を入れます。
平成9年にこの医院からやはり似たような痛みがあって、歯が原因か特定できず紹介状を耳鼻咽喉科へ持たされました。

一度行ったことがある評判の耳鼻咽喉科開業医の診察で、頬が腫れていること、触診で頬を押されると鈍痛があるなどで、10代の終わりに蓄膿症(副鼻腔炎)の手術をやっているので、レントゲンを2枚撮り、思いもよらなかった術後性頬部嚢腫(のうしゅ)と診断されました。

両頬に副鼻腔という空洞があります、この空洞に細菌が入り化膿して慢性化し膿が溜まる病気が蓄膿症です。この手術は局所麻酔で、ハンマーで上唇の軟骨をかんかん叩いて割る痛く厳しい手術でした。

この手術後空洞は潰されていますが、たんぱく質の液が溜り圧迫して歯痛となって現れたと診断されました。局所麻酔され太い注射針を刺し、穿刺吸引廃液で5ccも排出し、それですっきりしたことがあります。
40年も50年経っても出る後遺症と説明されました。数年前やはりこれを疑い、二度目の穿刺廃液を受けましたが異状無しで、初見で腫れていないと診断されたことがあります。

この後遺症が原因ではありませんでしょうが、時々この右側歯茎の歯痛が発生するのです。
歯科救急外来に行き問診表にこの旨書いて提出し、教授からも聞かれました。

がんの骨転移でもないでしょうが、7月は大腿部に異常な痛み、神経痛か発疹が化膿したせいか不明ですが、治ったらこの始末です。