1年前の2011.7.30の朝日新聞は「なぜ暑い東海地方?」を愛教大名誉教授の解説で特集。その概要を引用させていただきました。
真夏日とは最高気温30°以上 猛暑日とは35°以上 異常猛暑日とは37°以上。
(異常猛暑日が増える東海地方)
・異常猛暑日が東海地方は増えている。名古屋を例にすると真夏日は全国でも1・2を争うほど暑いとろではない。ところが猛暑日で比べると熊谷や大阪、福岡と並び暑いのが名古屋です。
また異常猛暑日は1995年からだんだん増えてきています。
・太平洋高気圧は日本列島の東側から舌状に張り出してきます。東海地方は地理的に東側にせり出す形をしており、ちょうど東海地方の上に舌の先が乗っかる形になるため、暑くなるためです。
(自然と都市によるヒートアップ)
・琵琶湖方面から吹いて来た30°の南西の風が鈴鹿山脈に当ると、上昇時で24°まで下がります。山頂から下降する時は36°まで逆に気温が上昇します。フェーン現象です。
・都市や街が排出する熱により気温が上昇するヒートアイランドで名古屋を中心に蒸し暑さが増すのです。
(3倍近くも増えた熱帯夜)
・熱帯夜の平均日数は東京・大阪よりも少ないのですが、増加率では名古屋地方は50年間で約3倍になっています。
(亜熱帯化が進む日本列島)
・夏をもたらすのは太平洋高気圧ですが、どんな夏かを決めるのは亜熱帯ジェット気流です。地球温暖化の影響から熱帯地方の海面温度の上昇で、気温的には日本列島は昔より500~1,000キロメートル南へ移動しています。日本の気候はもはや亜熱帯といえるのです。
分りやすい解説なので、切り抜いて保存していました。
熱中症に気をつけましょう。昨日は多治見市が35.6°、美濃加茂市が35°岐阜市が34.9°でした。この暑いのに美濃加茂までゴルフの練習に行きました。さすが暑くて2時間で切り上げました。
夜、この5月に男の子が産まれたヤンママが電話をくれました。少しのお祝いを預けたお礼で、姉の孫で岡崎に住んでいます。上に2歳の可愛い盛りの女児がいます。
電話でお話ししたいというと女児に代わりました。第一声は「あぁ!」、何か話しかけると「あぁ!」、すべてタイミングよく「あぁ!」で十分会話が成立し一服の清涼剤でした。