たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

ICチップ付き免許更新

2012年08月21日 | 日記

朝、喫茶店のチケット特売日なので早めに、店の裏口駐車場から入ろうと裏道を通ったら、入り口一つ前の交差点で軽自動車同士の衝突事故に遭遇しました。たいした事故ではありませんが警官3人が来て実地検証していました。片方2車線と1車線の無信号交差点です。

よく事故の起きる交差点で、帰りにはレッカー車2台が来てそれぞれの事故車を積んで帰って行くところでした。表通りのコンビニのお姉さんも、ここはしょっちゅうだと言いました。
おまけにレッカー車が矢印誘導版を置き忘れて行ってしまいました。呼びかけましたが気づきませんでした。コンビニの姉さんに貰っておいたら・・と言っておきました。

午後から隣の市、関市にある中濃運転者講習センターへ免許更新に出向きました。
案内ハガキは岐阜センターへでしたが、距離的に大差ないこと、岐阜は人が多く混む為です。
出掛けるのが遅れたのと、少し遠回りして時間いっぱいに入りました。もうロビーには20人くらいが列を作っています。窓口を確認していたら、事務所の扉から一人出てきて案内を始めました。なんと私が立っていた位置が2列に並ぶ1番の位置だったのです。
こういうラッキーもあります。一通りの案内を聞き1番窓口へ誘導され、先ず2,500円の更新手数料を払い申請用紙を貰います。

2番で交通安全協会費を、高齢者は3年なので1、000円、5年の場合は2,500円を払います。今回は案内の時、拠出は任意だとの説明はありませんでした。
1番バッターなので皆が見ていましたが、「辞退します」と断りました。係りの女性は何も言いませんでした。(せこい!と、神の声が聞こえました)

記入台で申請書を書き、次の視力検査室前で書類の点検を受けます。今回は病気で気を失ったことがあるか、とか身体上の病歴をチェックする欄がありました。もたもたして3~4人に抜かれました。その次ぎが視力検査です。

席につくとメガネをかけているので「運転する時メガネをかけますか?」と聞かれ、「運転中はメガネです、免許証は眼鏡の条件はありません」と言うと、初めに裸眼で検査され、ついでメガネをかけるように言われて矯正視力の検査でした。
心配したとおり二重に見えてよく判読できません。係りの女性は「眼鏡着用になります。原付や小型特殊車(農耕トレーラー)以外の軽・普通車に乗る場合はメガネが必要です」と、予想通りでした。

検査値を聞くと矯正で左右がそれぞれ0.3、両眼で0.6だと説明されました。講習会では0.8でしたが限界値です。
昨年春の眼科医の診断で、白内障は始まっているが手術の必要まではいってないと、レンズは作り変えていてこの有様です。

後は写真の撮影、それが済むと2階の高齢者控え室に上がり、交付を待ちますが全員が終わるまで20分ほど待ちました。高齢者は10名ほどでした。

今回からICチップ付きになり、暗証番号を2通り用意してくるようになっています。その理由の説明があり、「プライバシー保護の観点から本籍地をICチップに記録し、券面には記載をしていません。なを、ICチップには、氏名、本籍、写真等が記録されており、何かの必要でこれらを読み取るには暗証番号が必要です」と、概要を説明されました。この記事では高齢者講習で貰った交通ルール教則にあるのを、そうアップしたが現地説明はもっと省略されました。

交付が終わって個人的に「本籍の必要性ってあるの?」って警官に聞きましたが、「よく分らない」と返答に窮していました。どこそこの機械にかけて暗証番号を投入するのかも分りませんでした。帰宅後警視庁サイトでようやく理解する始末でした。

いわゆる「お役所仕事」です。こんなふうなので、協会費は辞退したのです。拒否というべきでしょうか。隣席の老人の男女に話すと「任意なんて知らなんだ」とおっしゃいました。会費を払った人の希望者には団扇と、免許証入れをくれたそうです。
協会費を出さなくても、次回更新の際、高齢者講習や更新手続きの案内はチャンと来ますのでご心配なく。ただ、1,000円くらいはお守り代わりと穏やかに拠出すべきかもしれません。