夢中人

sura@cosmic_a

映画『居眠り磐音』久しぶりに観た時代劇には「人情」があった。

2020年03月31日 | 映画
こんにちは。suraです。
少々間があいてしまいました。先日視聴しました「ユリゴコロ」が抜けなく、そのまま浸っていてもよかったのですが、それでは先に進みませんので、次のストーリーの視聴に入りました。それは映画「居眠り磐音」。時代劇です。



舞台は江戸時代。冒頭、3人の武士が登場してくるんです。3人は幼馴染で、九州の現在でいう大分辺りの藩から江戸にて修行中なのです。
そして修行が終わり、故郷に帰るのです。それはキラキラしていて、まさに青春の場面。3人がとても仲が良いというのがわかります。
そして、それまで一緒だった3人が自宅に帰るために、それぞれに分かれるのです。
ここまでが序章。このままっだったら、穏やかに日々が流れていくのだろという感じです。この後に予測もしていなかったことが起こるのです。
幼馴染の一人が自宅へ帰る途中で呼び止められ、嘘を吹き込まれるのです。その嘘によって、穏やかに過ぎて行く日々のはずだったストーリーは大波乱へと変わっていくのです。

その嘘を聞いていると、そこまで鵜呑みにしないよなというような嘘なんですよね。聞いたとしても、とりあえずは自分で確認くらいはするだろうという嘘なんですけど、
聞いた本人としては、頭真っ白になってしまったような感じで、真っすぐにやってしまった。。。見ていたこっちも、マジですか?!ここまでやる?な感じで、
ストーリーは順調に穏やかな日々をガタガタと崩していくのですそして主人公の磐音は脱藩していくのです。

映画『居眠り磐音』5月17日(金)公開(主題歌入り予告)


この嘘からストーリー展開が変わっていくのを見ていて創世記を思い出しました。創世記では、アダムとイブがエデンで暮らしているんです。
それも、穏やかな日々だったと思います。けれども神が食べてはいけないと言っていた木の実を、蛇が「食べていい。」と嘘を言って、イブは木の実を食べてしまう。
そこからストーリー展開が変わっていくのです。そして、アダムとイブはエデン追放となるのです。ここから繋がっていくストーリー。
嘘ってストーリー展開に欠かせないアイテムなのかもしれない。

しかし改めて考えても、あのような嘘であのような事態になるかな??とも思うのですが、時代が江戸時代で、しかも武士という立場からすると、
ちょっとでも変な噂を立てられると、お先真っ暗だったのかなとも思いました。組織ってそんなものなんですねぇ。
でも1回くらいは確認しろよと思う。鵜呑みというのは大損。

その後は藩を出た磐音のストーリー。侍から浪人へ転職し、1ルーム長屋住まい。鰻をさばきながら、めぐり合わせで用心棒の仕事をつかむのです。
用心棒ってことで事件が発生するのですが、その事件の主犯格といいましょうか悪役が柄本明さんなのですが、絵にかいたような時代劇の悪役で、
見ているだけでワクワクするんですよ。その最後も見事でありました
この悪役が悪役であるほどストーリーは盛り上がるかと思います。また、悪役は知ってる方が良いと思います。それは、元々よさそうな人の変身っぷりが楽しいし、ストーリーの中に入っていくわけで、安心して楽しく見ていられるかと思います。

江戸の街の景色や人の温かみ、そうそう、傷口に酒を口に含んで吹きかけるシーンを久しぶりにみたような気がします。
あと、小雪がちらつく中の花魁道中。小さな幸せを感じるシーンなど涙涙でした。
時代劇というのは、激しい感情の揺さぶりは少ないのかもしれませんが、江戸時代という舞台から「人情」というのがベースにあるのかもしれません。
人情ってなんだろう。「損得感情」が無いということなのか。
激しい場面がありつつも、どこか温かみを感じるストーリーでした。
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映画「ユリゴコロ」で現れた感情グラフ。小さな幸せをコツコツと。

2020年03月28日 | 映画
こんにちはsuraです。
今日は、映画「ユリゴコロ」の感想を書きたいと思います。

最初にこちらの↑ジャケット写真を見た時に、この3人の関係は何なんだろうと思いました。この感じから恋愛ストーリーなんだろうなと思って視聴しました所、そうではなく、この3人はもちろんなんですけど、他の人物達との関係性や状況が徐々にわかっていくんです。感想を一言でいうと「胸が締め付けられた」に限ります

主人公の名前は美紗子。始まりは感情の無い世界。子役さんから出てくるんですけど、陰鬱で未来なんて無い世界観。映画が始まって30秒かかったでしょうか、すでに話に入り込んでいて、自分の感情も陰鬱で無です
段々と美紗子も大きくなっていって、少々光が見えてきたのかな?と思いつつも、本人の感情は無。だから自分の感情も無
タイトルの「ユリゴコロ」というのは、「心のよりどころ」の聞き違いらしく、成長を重ねていくと、心のよりどころを見つけるのですが、その心のよりどころが光が無いというか、陰鬱なんです。
でも、美紗子も普通に成長していって、学校に行き就職していくんです。そんな普通の場面を見るというのも感情移入に繋がっていくんです。
すでに、どっぷりと自分の心は映画の中そして美沙子に友人ができるんですけど、その友人も陰鬱で、友人は自分を傷め付けることがユリゴコロの女の子なんです。
二人で傷め付け合いながら夢を語っているシーンなど、疑似体験にしたって、お先真っ暗この状況でどう話を繋げていくのか、先の話がよめない状態。
美紗子のユリゴコロによって登場人物は入れ替わり立ち代わり。

そんな美紗子が、ある日街角で「あなた」会うんです。「あなた」は洋介。洋介も陰鬱を背負った男。この洋介に出会ってから美沙子に光が差しだすのです。また、洋介にもです。その光は一筋から二筋と、ゆっくりと増えたいき、温もりも感じ「幸せ」という言葉さえ過るようになりました。
二人は結婚をし、小さいけれども十分な家で暮らし始め、洋介にも仕事が決まりました。二人でコツコツと幸せを積み上げてきました。
この辺りの場面が上がり感情ピークでそれまでが闇で、感情グラフが底辺で、横ばいどころか下がっていくばかりでお先真っ暗、先なんて無い、無の状態だったから、ここまで感情が上がったことが奇跡のようなんです
このささやかな幸せが沁みるんです。それまで無だったから、なんでもない小さな幸せが沁みて沁みて、子供もいて、この小さな幸せが続いていくんだろうと思っていた矢先に、過去の美沙子のユリゴコロが現れたんです自分の感情グラフも上がりピークからジワジワと下がっていく
映画『ユリゴコロ』予告編

この話には、完全に感情を持って行かれました。無から始まり、感情ピークがやってきて、そして感情下り坂。。。
けれども、あの細やかだったけれども小さな幸せが支えになるんですね。コツコツと積み上げてきた幸せ。幸せってなんだっけ?血の繋がりってなんだっけ?
ラストシーンは、あの家族が暮らしていた家。細やかだったけれども小さな幸せがあったあの家でした。
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シャイニングの続編ドクター・スリープの世界観に引き込まれた

2020年03月27日 | 映画
こんにちは。suraです。
今日は引き続き昨日からの雨が激しく降っていて雷までなっています。
どうやら今週いっぱいは雨のようです

今日は、前回に書きました「シャイニング(TheShining)」の続編「ドクター・スリープ」の感想を書きたいと思います。
「ドクター・スリープ」は「シャイニング」の40年後のストーリー。
シャイニングでまだ子供だったダニー坊やは、すっかり大人になっていました。
大人になったダニーは、アルコール中毒で不健康、荒んだ大人になっていた
この感じからすると、映画版「シャイニング」からの続編なんだろうなと感じます。
テレビ版のラストからすると、未来が荒む感じはしない。シャイニング(特別な力)を持ちながらも普通に生きていくんだろうな的な、ハッピーエンドの終わり方だった印象です。
映画だから映画版からの続編だとは思うのですが、所々テレビ版からの繋がりを感じる所もありました。
例えば、ディックという存在がいるんですけど、ディックもシャイニング(特別な力)持ちで、ダニーとテレパシーで交信できるんですね。それだけにお話の中ではストーリー展開をさせていく重要な人物と思えるのですが、映画版ではちょっと存在感があっけなかった印象でした。けれどもテレビ版の方では、ディックの存在が濃くて、一筋の光のような未来へと繋げてくれるんですよ。
そのディックはテレビ版からの繋がりだと思いました。ダニーの心の闇を解きほぐしてくれるような、他人なんだけど親戚のおじさんみたいな存在。
あと、バスルームに女性がいるんですけど、テレビ版からの印象が強かったような気がします。
だから、「ドクター・スリープ」を「シャイニング」の続編として見るにあたっては、テレビ版も映画版もどちらも見た方がよいのではないのかなと思います。



「ドクター・スリープ」の中ではジプシー達が登場してくるんですよ。そのジプシー達は人ではない存在。
その存在していく為には、人の魂というか生気が必要で、ドラキュラでもなく、あの存在をなんと言えばいいのか?ドラキュラといったら今では少々高級感がなければドラキュラじゃないというかドラキュラ「伯爵」とつくぐらいだから貴族っぽくて、しかも美しくなければドラキュラじゃないぐらいのポジションですけど、あのジプシー達は庶民的というかジプシーであって、取り分け美しいというわけでもなく、、、やジプシーの女性リーダーは美しい方でしたけれども、そのコミュニティ事態はそうでもなく、その特別感が無い所がリアルさを感じるというか、もしかしたらこういう存在いるかもねみたいな感じは受けました。
映画の中では、それぞれの頭の中というか意識が舞台になってることもあって、仮想現実っぽいところもあって、映画の中の出来事を体感している感じではあったけれども、あのジプシー達の存在がリアルに掛かってくるというか今っぽさもあるかと思う。
ラストの植え込みの迷路のシーンは印象深く、人の深層心理に迷い込んだようでした。
この植え込みの迷路はシャイニングの映画版の方で登場するのですが、どこか心の闇を表している感じもあります。
シャイニングができた1980年頃は、心の闇みたいなのがあきらかに全面に出てるというか、それが映画版の狂気という所で表されたというか、そんな感じだったのかもしれませんが、最近では、心の闇というかそれがあきらかに表現されないというか、あのジプシー達のように存在しているのかもしれませんね。
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映画版シャイニング(TheShining)はスタンリー・キューブリック監督がつくった生き物のようだった

2020年03月27日 | 映画
こんばんは。suraです。
今、雨が降っています今の時期の雨を育花雨ともいい、自分が暮らしている地域の桜は、まだ蕾で、この雨で蕾が膨らみ開花へといくのだと思います。
今年は、桜の下で花見弁当などを飲食することは出来ませんが、マスクをつけて、静かにゆっくりとウォーキングついでに眺めたいと思います。

前回、「シャイニング テレビ版」の感想を書きましたが、今回は「シャイニング 映画版」の感想を書きたいと思います。
テレビ版のDVDを見た時に、解説があったんですね。原作者のステーブンキングをはじめ、映画スタッフの方々が座談会のようにして解説されていました。
その中で、ステーブン・キングが映画版の方に対して、不満的な事を言われていたんですよ。それも結構な感じで言っていて、公にしかもDVDで保存されている状態でここまで言うかという感じで少々驚いたんです。



テレビ版を見て、すごく感動した後で、映画版はどのようなものなのかと、そこの所の興味もありつつ映画版を視聴しました。
そうしましたら、映画版は、テレビ版の後半部分がメインとなってストーリー展開している感じなんですね。
有名な場面である、斧を振りかざしているような狂気の部分が中心に描かれてあるかと思いました。
テレビ版を見ていると「シャイニング(The Shining)」は狂気が中心にくるストーリーではないというのは分かります。
テレビ版の解説を聞いていると、シャイニングの原作は非常に長い小説らしく、あれを映画の時間内で全てを表現するのは難しいとは分かる。
。。。けれどもという感じで少々ご立腹な感じでステーブンキングは言っていた。一つ一つの作品が自分の子供のような思い入れがあるのだなというのも感じました。

その反面、映画版のスタンリー・キューブリック監督の1シーンに対する物凄いこだわりの事も言われてました。
そのこだわりの話を聞いていると、物凄いというか少々異常じゃないかと思えるくらいのこだわりで、子役さんが出てくるんですけど、あの子役さんもやったのかと思うと「信じられない」という範囲。
しかし、映画版を見てみると、1シーン1シーンに強い気が吹き込まれているのか、1シーン1シーンが呼吸しているように感じました。
1シーン1シーンが独立して生きている。キューブリック監督は映画なんだけど生き物をつくったのかなという印象です。
そんなキューブリック監督のこだわりにジャック・ニコルソンはじめ出演されている役者さん達も応えられている。
舞台である山の中のホテルも外観とホテル内は別々のホテルだったということで、そこの所も凄いこだわりがあったのだなと思いました

テレビ版と映画版どちらも見ていると、テレビ版はステーブンキングのシャイニングで、映画版はスタンリーキューブリックのシャイニングで自分の中では分かれています。
ステーブンキング作品ファンとしてはテレビ版を押したいところもありますが、映画版のジャックニコルソンのとり憑かれっぷりには圧倒され見応えはやはりあるという感じで、どちらも自分の中に書留られています。
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ホラーだけどラブストーリーだったシャイニングThe Shining テレビ版

2020年03月25日 | 映画
こんにちは。suraです。
すっかり春の陽気となりました。しかし、コロナウイルスの影響もあって、手放しで喜べない春の到来。。。
それは、日本だけではなく、世界中そのようです。一刻も早くコロナウイルスが終息するように願うばかりです。

コロナウイルス発症の頃に、テレビなどで情報番組を見ていると、1918年に猛威を振るったスペイン風邪の話を聞く機会がありました。
スペイン風邪は、世界中で5000万人の命を奪った史上最悪の疫病ということで、当時の人々がどのように過ごしていたのかとても気になりました。
今では、テレビやラジオやネットがあったりして情報が得られますので、自分の住んでいる地域の状況はじめ、国内中の様子や外国の様子までがわかります。
ウイルスという見えない物体が、これほどに現代生活に影響があるとは驚きです

今日、ブログを久しぶりに書きたいと思ったのは、先日観ましたDVDの感想を書きたいと思ったからです。
それはジャンルとしてはホラー恐怖系になるのですが、ホラーではなくラブストーリーではないかと思ったくらいのお話だったのです。
それはステーブン・キング原作の「シャイニング」。「シャイニング(The Shining)」といえば、1980年に制作されましたスタンリー・キューブリック監督でジャック・ニコルソン主演の映画「シャイニング」が有名ですよね。ジャック・ニコルソン演じる男性が斧を振りかざしてドアを壊している場面があったりする映画なんですが、その「シャイニング」でテレビ版があるんです。



自分は、この「シャイニング」テレビ版の存在は知りませんでした。DVDのレンタルショップにいって、「シャイニング」は有名だけど見たことないから見てみようという気持ちで手を出したのですが、映画版が貸し出し中でテレビ版しかなく、なんか写真の様子が違う感じがするけれど、「シャイニング」には違いないようだということで、テレビ版と知らずに視聴に入ったのです。
みてみるとジャックニコルソンはでてないし、なんか違うんじゃない?と思いつつも、話の中にはすぐに引き込まれて行きました。
テレビ版ということで通常の映画よりストーリー時間が長く、もちろんホラーということで亡霊達も出てくるのですが、舞台が美しい山々の中にある白亜の高級ホテルで、また、ホテルということで舞踏会の場面もあったりして、ホラーでありながら画面はとても華やかな印象を持ちました。
良かったのは、華やかな画面だけではなく、やはりストーリー。。。感動しました。。。
一家族のストーリーなのですが、現代社会の不安を抱きつつ、めぐり合わせで行き着いた白亜のホテルでの出来事。
そのホテルが建築された土地の話も少しでしたがあって、古代から現代にいたるまでの流れも感じることができました

ドラマの中で戦っていたのは亡霊なのか、もしくは自分の中の不安なのか。。。
亡霊ならば(自分は見たことないと思うけど)見える敵。だけれども、自分の中の不安であれば、感じることはできるけど見えない敵。
今、世界中がリアルに戦っているコロナウイルスは見えない敵。
ドラマの中ではありますが、亡霊は目にみえて表情もわかり、意思疎通ができ、なんとか対処していたけど、目に見えない敵の対処法は「愛」だったように思えます。

もしかしたら今リアルな世界は「愛」が試されているのかもしれませんね。
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おくりびと

2008年11月13日 | 映画
おくりびと」を観ました。
この映画は、ハンカチなしには観れないお話でした。
主人公の仕事は「納棺師」。この「納棺師」というのは始めてきいたような気がします。
この映画のポスターには「きれいになって逝ってらっしゃい」とありました。
いわゆる美容師さん的なお仕事なんですね。
「師」という文字がつくだけにそれは「技」でした。
ご遺体を、あの世に逝く準備として、きれいに身体を拭き、そしてお着替えをして
お顔を整えお化粧をする。
そのシーンがすごく涙が出てくるんですよ。
なんででしょう?。。。きっと「愛」だからでしょうね。

人はこの世に生まれてきて、それぞれにさまざまな人生があって、いろんなことを感じて、
そして死んでいく。
別の世界に旅立っていくんですね。そんな旅立ちにも身支度があるんです。
それを手助けしてくれるのが納棺師ということなんですね。

最近、演劇やこういうドラマを観て思うことがあるんですよ。
人の人生って、本当にスピリチュアルなんだなって。
この「おくりびと」の主人公は、最初はオーケストラのお仕事をしていたのだけれど、
いろいろ事情があり、それを辞めて、都会から生まれ故郷に戻って生活を始めるんです。
生活をするにはやっぱりお金が必要であり、また、チェロの多額の借金もあるみたいで、
急いで仕事を探しにいくんです。
そして、たまたま広告で見た求人欄。よく意味もわからず面接をして、その場で採用。
どんな仕事かは経験しながら理解していく。
いろんなことがあるんです。いろんなことが。
いろんなことがある中で、主人公の彼は「納棺師」という仕事に誇りをもつんです。
なぜ彼は生まれ故郷に戻ったのか。なぜ彼は「納棺師」という仕事に出会ったのか。
なぜ?・・・なぜ。そんな疑問がでてきました。
これって、ドラマとしてつくられているからそう思うのではなくて、普通に生活している
全ての人々に共通する疑問ですよね。
なぜここに生まれてきたのか、なぜこの仕事をしているのか、なぜこの人と出会ったのか。。。。
最近観るドラマはそんなことを感じさせてくれます。そして、人は、生きていくのに目標を持つんですね。
目標はなんでもいいんだと思います。
以前、お母さんが子供のためにテレビを買ってあげる映画を観ました。
その家は、お金持ちではなく、そのお母さんはその目的のために一生懸命に働くんです。
そして、子供の為にテレビを買ってあげるんです。
その「テレビを買う」という目標をたてて、買ってあげるまでの間に、そのお母さんには
いろんなことがあるんです。さまざまないろんなことが。
このいろんなことがあるのがドラマなんでしょうね。
このいろいろなことをどう受け止めるのか、どう感じるのか、そして、どう学ぶのか。
人生とは、「なぜ」の疑問と、そしてやっぱり自分は「どう」なのかということなのかな。
お話とはやはり「鏡」なんですね。
お話を知っていくことの大切さを改めて思います。
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まぼろしの邪馬台国

2008年11月08日 | 映画
吉永小百合さん・竹中直人さん主演の映画「まぼろしの邪馬台国」を観ました。
ある夫婦が邪馬台国を探すお話。お話の舞台は長崎県島原市。
邪馬台国説って日本のいろんなところにあるみたいなんですが、島原にもあったんですね。
私的には初耳でした。
長崎県では、「対馬」とか「壱岐」などの島で邪馬台国つながりがあるようなことは聞いていました。
。。。なんとなくですね、「対馬」は気になるんですよ。行ってみようかなという気持ちがあります。

邪馬台国は、この日本に今から1700年くらい前にあって、その国を治めていたのが卑弥呼という女王。
この「卑弥呼」という漢字の使い方は「卑しいと呼ぶ」なんて書いてるから、確かによくないとは思いますが、
「ヒミコ」という響きはいいと思うんですよ。
この「卑弥呼」という呼び名は、中国の方で付けられたニックネームみたいなものなんですかね?
1700年前に付けられた名前なのに、なんて今っぽいんでしょう。
今っぽいから「ヒミコ」って覚えやすいし、言いやすいんだと思うんですよ。
あの飛鳥時代の推古天皇でさえ本名が豊御食炊屋比売命というそなんですよ。
これは今じゃちょっと違和感ありますよね。そうそう覚えませんよ。
その「卑弥呼」という呼び方ですが、当時はどう思っていたかはわからないけど、
今となっては、なんていいニックネームなんだと思う。
これってハンドルネームの「sura」も同じような感じなんですよ。ハハハハ。。。
そっか。。。だとしたら、その当時も一瞬「それってどうかな」と思ったかもしれないけど、
「まっ、いいか」だったかもしれませんね。それで今となってはよかったということでしょうか。
でも、だそうだとしたら、「卑弥呼」には本名があったんですよね。
なんだろう?それは誰にもわからないんですよね。でも、やっぱり、太陽つながりの名前っぽそう。。。

。。。話がそれましたが、この「まぼろしの邪馬台国」の中で、邪馬台国を探すのが宮崎康平・和子夫妻。
このストーリーによると、宮崎康平さんというのは、島原にとって影響力のある方だったんですね。
(お話によると)破天荒なところもあるみたいなんですが、地元島原で事業をおこして、
つまり、経済を活性化されていたんですね。
また、経済だけではなく、芸術活動もされていたみたいで、あの「島原の子守唄」をつくられたりされているんですね。
私は、あの映画を観る限りでなんですが、あの宮崎康平さんは、「霊感」に近い物があったんじゃないかなと思いました。
そうじゃなくても、「勘」というか「感」はするどかったんでしょうね。
それに、宮崎さんにいろいろ起こった出来事は、良い事も悪い事もその「感」の為のような気がするんです。
宮崎康平さんが島原の地に生まれたのは意味がある。
なにか。。。こう。。。スピリチュアル的なものを感じます。
そんな破天荒な康平さんに力になったのが妻の和子さん。
和子さんは、目の見えない康平さんに「私があなたの目になりますから」と言っていった。
そして、二人で邪馬台国を探したんですね。
なんだかロマンチック。夫婦二人で古代への旅をしていたんですね。
いろんなところに出掛けたり、こたつに座って、あーでもないこーでもないって、
邪馬台国は。。。卑弥呼は。。。って二人で話していたのかなぁ。。。
和子さんは、康平さんにとっての女神ですね。

邪馬台国論争なんて見かけたりして、「どこでもいいじゃん。日本のどこかにあったんだよ」と思っていたりしていたところもあったけど、
でも、この宮崎夫妻の事を知ったら、そんな風に考えちゃだめかなと思いました。。
本当に邪馬台国はどこにあったんでしょうね。

ところで、この妻の和子さん役を演じていた吉永小百合さんなんですが、以前、助けていただいたことがあるんです。
といっても、直接助けてもらったとかじゃないんですが。
それは、私が中学生か高校生だった頃でしょうか。そのころ、お気に入りの芸能人がいて、
そのポスターを自分の部屋に貼っていたんですよ。
そしたら、それを見て父がぶつぶつといいだしたんです。
そしてあんまりぶつぶつと言うものだから、言い返してやったんです。
「お父さんも吉永小百合さんの生写真を持っとるたい!」と。。。
そう、私の父は吉永小百合さんのファンだったらしく、吉永さんの生写真があるんです。
その写真なんですが、たぶん吉永さんの学生時代の頃でしょうか。
そこに写っている吉永さんはめちゃくちゃかわいいんですよ。超かわいい。
サユリストという存在があることに理解できます。
その写真はたまたま発見したんです。きっと隠していたんですね。
だから、それを言ってからは父は、私の部屋に貼ってあるポスターのことを何も言わなくなりました。
まぁ、母も父に「お父さんは小百合ちゃんが好きやったたい」といってくれたのもあるかもしれませんが。。。
あの時は助かりました。ありがとうございました。
宮崎夫妻のお話はとてもステキですね。
人の人生って、スピリチュアルなんですね。改めて思いました。
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ホテル・ルワンダ

2008年08月28日 | 映画
ホテル・ルワンダを観た。
1994年、アフリカのルワンダで長年続いていた民族間の諍いが大虐殺に発展し、
100日で100万もの罪なき人々が惨殺された。
アメリカ、ヨーロッパ、そして国連までもが「第三国の出来事」としてこの悲劇を黙殺するなか、
ひとりの男性の良心と勇気が殺されゆく運命にあった1200人もの命を救う。

・・・1994年。今から14年前の話だ。
何百年も昔の話ではない。つい最近の話。事実あった話だ。
正直、全然知らなかった。知らずに今まですごしてきた。
民族間での紛争。
今は、そのことについてはなにも言えない。わからない。

映画の中で、アメリカやヨーロッパがこの紛争から身を引くのですが、
その時に「この国に価値がないからだ」なんて言っていたけど、
それ以前の紛争の手助けでアメリカは大変なめにあっていたみたいですね。
それはそれで攻められない部分もあるんじゃないかと思いました。
この時思ったんですけど、こういう時、日本は手助けできないんですね。
憲法によってそれはできないことになっているんだ。
本来ならば、自分達で和解したり、近隣諸国が抑えたりするのが一番いい解決方法なんだろうけど、
そうじゃなくて、どんどんふくれ上がり罪のない市民達の命が落とされていくんだ。
もし、命があったとしても、難民となってしまって、生活を奪われてしまう。

映画の中で争っている兵隊達を観ていると「信念のために戦う」とかそんな風な雰囲気ではなく、
強奪をしたり、賄賂をもらったり、女性を痛めつけたりで、ただ有利に立つために存在するようでした。
兵隊じゃなくとも、その兵隊の上に立つ人もそんな感じでした。
これじゃ、何の目的に争っているのかと思ってしまう。
戦争という状況はどんな人の心も蝕んでしまうものだ。
兵隊達は病んでしまう。そして、人じゃなくなってしまう。
指揮を取る人までもがそうなってしまうと、その争いは本当に意味がなくなってしまう。
そして、大変な被害にあうのは一般市民なんだ。

ここのところ、2冊の本を持ち歩いていて時間があったらちょこちょこと読んでいました。
1冊は「難民キャンプの子どもたち」という本。写真がたくさん載っています。
今回観た映画の舞台となったルワンダのことも書かれてありました。
もう1冊は「聖徳太子の仏法」。
この2冊がセットでした。
最近では、すべての出来事は偶然ではなく、すべて必然というのを強く感じるこの頃。
この2冊はなにか繋がりがあるのかなぁ?と思っていたけど、自分の中で繋がる部分がありました。
聖徳太子が作ったといわれる「憲法十七条」。1千年以上も前に作られた憲法。
読む前は、難しくて読めないかもと思っていたんですが、そんなことは全然なく、
非常に興味深く読むことができました。
本全体を読んでいても、面白く読むことができ、なんというか。。。意外に固くないなと思いました。
この「憲法十七条」は「和」なんですね。
ちょっと前に聖徳太子は実在しないとかなんとか言われてましてが、この「憲法十七条」は実際にあるんです。
今回映画で観た出来事とこと、この「憲法十七条」が、私の中で関係あることのように思えました。
そしてまた、聖徳太子が首相みたいな(と言っていいのでしょうか?)お仕事をしている時の天皇は、
推古天皇という女性の天皇。
ここでも思ったんですけど、いろんな国で女性の政治家さんが活躍していますが、
アフリカこそ、女性の政治家さんが国をまとめるということができればなと思いました。
いろいろな状況があるのかもしれませんが、女性の要素が入ってもいいような気がするんです。
男性だけでまとめていくと、かたよりがあるんじゃないかな。
権力者の影の女でそこで政治を動かすとかじゃなくて、ちゃんと前に出て、国創りをされていかれる方。
そんな女性はすでにどこかにいるんじゃないかな。。。
そんなことを思いながら、この2冊の本の繋がりを感じていました。
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好きな映画

2008年03月31日 | 映画
好きな映画
・陰陽師
  その美しい人は日本の伝統芸能の中で生きる人でした。
  
・覇王別姫
  人間のいいところばかりではなく、嫌な部分も描かれていたと思う。

・ドラキュラ(ゲイリー・オールドマンさん主演のやつ)
  その演技力にみとれてしまった。
 
・タイタニック
  生きること、歳を重ねていくことの美しさを教えてくれたストーリーでした。

まだ他にもあるかもしれないけど、今、パッと浮かんだのはこれらです。
でもね、ちょっと前にずっと以前の映画なんだけどみかえしてみたの。
そしたらね、やっぱりいいなぁと思ったのがあるの。
それは、
浅野ゆう子さん主演の「蔵」。

すごくいいお話。心にジンとくる。
主演の浅野ゆう子さんなんだけど、この映画を観るまでは、
トレンディードラマでしか観たことがなかった。
なにもかもがおしゃれな人だった。
私の20代の頃はゆう子さんがファッションリーダー的存在だったと思う。
ゆう子さんのおしゃれは、今でもそうだけど、きちんと感のあるおしゃれ。
ゆう子さんはきっとステキな方なんだろうなぁと思います。
だって、ドラマなどで共演する若手の女優さん達がキャーキャー言ってるもん。
そんなキラキラしたゆう子さんがだよ、この映画ではちょっと地味な女の人を演じているの。
トレンディードラマとは間逆の感じ。
控えめでしかも方言をしゃべられている。
そのお姿を観た時には大変驚きました。
でも、この映画を観て、浅野ゆう子さんって女優さんなんだなぁと思いました。
(すみません。)
この映画は、ゆう子さんが主演だったから観たんだと思います。
「烈っちゃん」とゆう子さんが言うその響きは、本当に烈のことを
心から思っているんだなと感じました。
日本映画って、よくなにかしら降っていると思うんです。
雨が降ったり、桜の花びらが舞ったり。
この映画では、雪が、たくさんの雪が降っていました。

もう一つみかえした映画があります。
それは「里見八犬伝」。

この映画を最初に見た時、日本ってファンタジックが似合うんだなぁと思った。
まぁ、今では日本はファンタジックな国だということはわかっているんですけどね。
この映画の出演者の方々それぞれいいんですけど、先日観て一番目に引いたのが
夏木マリさん。
すんごいんですよ。すんごい。悪女ぶりというか、魔女ぶりが。
この中の夏木マリさんには、マジで食べられそうなんですよ。
あの中のマリさんが欲しているのは、若い女の血って感じ。
なんというか、やみつきになりそうな感じです。
夏木マリさんは、今も変わらず本当にお美しい方ですよね。
それでだよ、この映画のラストシーンは確か熊本の阿蘇だと聞いたんだけど、
そのラストシーンなんですよ。
馬に乗ってさ、薬師丸ひろ子さんが、隣で走っている真田さんに手を差し出すワケ。
くぅ~って感じ。くぅ~ってね。
薬師丸ひろ子さんがキラキラしてるんだよね。
めっちゃかわいいのw
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最近観た映画(DVD)

2007年07月26日 | 映画
「マリーアントワネット」
フランス革命のお話は「ベルサイユのばら」がきっかけで興味を持ちました。
子供の頃は、映画の中で描かれている華やかな時期が好きだったけど、
今はあの後の話に興味があります。あの後が重要だと思います。
ラストで国王一家は民衆に捕らえられたけど、あの時点でも彼女は
自分のやってしまった罪の深さに気付いていないんじゃないでしょうかね。

「不都合な真実」
私が環境問題を考える時に注意しなきゃいけなと思うことは、
うちの子に限って状態にならないようにしなきゃなということです。
「日本に限ってそんなことないですっ」と一方的に思っちゃいけない。
日本だって(すごくいっぱいじゃないけど)二酸化炭素を排出してるんです。うん。
だから減らすように努力しなきゃいけないの。
環境立国なんです。
それは日本の為だけじゃなく、地球の為なんですよ。
ところでアメリカは今だに環境問題への行動をよしとしてないんでしょうか。
なんでなかな?やっぱり生産性が落ちるから?
ん~もし、それがそうだとしたら、なんかこう。。。
生きる視点がずれていると思うんですけど。。。
だって、地球環境が本当に悪くなってしまったら、
生産性もへったくれもないと思うんですが。。。
どうやって生きていけばいいんですかぁって感じです。。。

映画の中で、トヨタ、ホンダと出ていました。
確か、トヨタだったと思うんですけど、オイルショックの時に日本政府から、
燃費のいいエンジンをつくってと言われて、それがきっかけで今のエンジンがあるとききました。
きっと、言われた時は無理なお願いだなぁと思ったかもしれないけど、
それはできちゃったんですよ。
夢のようなことを発想するって大事なことかもしれませんね。


私ですね、最近思うことなんですけど、アメリカの方ってアメリカ以外の国に
興味もつんだろうかって。
なんかね思うんですよ。

興味もたれるかたもいらっしゃると思いますが、もたないのが普通なんじゃないかなぁ?
いや、そう感じるんですよ。
 

「ダーウィンの悪夢」
不思議な光景がひろがっている映画だった。
彼らの上を飛行機が飛ぶ。
滑走路に着陸する。
滑走路の脇には飛行機の残骸。
湖にも荷物が重すぎて離陸に失敗したという飛行機が浮かんでいる。

ナイルパーチという魚を初めて見ました。
かなり大きいですね。
あの魚がきっかけで貧富の差が生まれたとか。
でもですよ、あの魚がきっかけであるかもしれないけど、
へたに先進国がからんでいるのも原因じゃないかなと思った。
あの辺りは働く場所が少ないだろうなぁ。。。
あのお魚をさばいていたところは会社かもしれないけど、
その関連会社というものはなさそうだった。
さばいたお魚を詰める箱屋さんとか、欲をいえば、お魚を運ぶ輸送もそこでやれればいいのにねと思った。
あのナイルパーチは日本にもやってくるみたい。
私もどこかで口にしていると思う。
映画の中には、ストリートチルドレンもいた。
危険を覚悟でパイロット達を相手に仕事をする女の子達も。

別の番組でアフリカの家族が紹介されていた。
ご飯の準備中みたいで、みんなで木の下でもちつきみたいなのをやっていた。
それぞれに着ている服はカラフルな柄できれいだった。
お料理で使っているお鍋は素焼きでできたものぽかった。
できたお料理は、お鍋を地べたにおいて、手で取ってみんなで食べていたと思う。
日本ではあまりそういう食べ方はしないけどアフリカではその食べ方が当たり前なんだろうな。
その番組の一こましか観てないけど、アフリカの家族らしい感じ。
先進国の影響はなさそうな感じだった。
あの家族に暗い影は感じなかった。

ナイルパーチの生息する湖の湖畔で暮らす若者は勉強がしたいと言っていた。
勉強をして仕事をしたいと。

国を創っていくのは政府というのもそうだけど、会社というのもあるんじゃないかなと感じた。
その会社で働くのはその国の国民。
国民がいなければ国はなりたたない。
国を盛り上げるには、国民に活力がないとだめなんじゃないかなぁ。。。
そんなことをドキュメンタリー映画を観て感じてしまった。

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BLOOD DIAMOND

2007年04月12日 | 映画
レオナルド・ディカプリオ主演の「ブラッド・ダイヤモンド」を観た。

ダイヤモンドの価値を決めるのは4つのC。
Color(色)・cut(カット)・clarity(透明度)・carat(カラット)。
しかし、5つ目のCが存在する。
それは、conflict(争い)。

人々は、価値の高い物に憧れをいだき、手にしたいと欲望を持つ。
そして争いが起こる。
戦争のきっかけとなるのは、資源となることが多いみたいですね。
石油だったりとか・・・石油は、今の生活から考えると、なくてはならないものだ。
だからと言って戦争が起きるのは違うと思うんだけど、
アフリカで起きている紛争の原因はダイヤモンドみたいですね。
他にも、金などがあるとか。
ダイヤモンドは、石油と違って、なくても生きていけるものだ。
あれは飾り物。自分を大きく見せるための装飾品にすぎない。
まぁ、自分が持ったことがないからそんな印象しかないんだけどね。
でも、価値を高く位置づけしたばかりに争いが起きてしまった。
採取されている時には、ただの石ころみたいじゃないか。
誰だ?あの石ころを価値の高い物にしたのは。

映画を観ていて思ったんだけど、アフリカには複雑な歴史がありそうね。
レオが演じていた役は、アフリカ出身の白人だった。
私は思った。アフリカ出身の白人?アフリカにずっと白人が住んでいるの?
なんで?
アメリカに黒人さんがいるのはわかる。
アフリカに白人さんがずっと住んでいるというのはわかんないなぁ。
あぁ、でも、南アフリカには白人さんが住んでいるとは聞いたことがある。
何のためにかな?

映画の中で、「この土地に石油が出なくて良かった」みたいなことをおじいちゃんが言っていた。
そうだよねぇ。。。そうだ。
イラクの人もニュースのインタビューで、
「こんな戦争が起こるんだったらこの土地に石油なんて出なくてよかった」と言っていた。
資源があるっていいことばかりじゃないね。
それが価値の高い物となれば、外国から狙われちゃうんだ。
それを必要とする消費者がいる。
その資源が発掘されるところの人達は、そこまでその資源が欲しいというわけでもなさそうなんだけど、
外国の方で。。。というか先進国で需要があるのね。
しかも、あのアフリカでのやり方は、自分達の手を汚さずにやってるということ?
戦争ってお金がかかることだよね?
資源がある国に混乱を巻き起こし、戦争をさせる。
戦争をするには武器が必要だ。その武器をダイヤと引き換えに買わせてる。
そうやってダイヤモンドを手に入れているんだ。。。
ジャイモン・フンスーが「なぜアフリカ人同士で戦わなければならないんだ」と言っていた。
そうだよ。おかしな事だよ。
人というのは、その状況下で洗脳されてしまうんだ。
それを子供にも利用してる。。。

どうすればいいんだ?どうすれば?
今、出来ることはなに?
。。。強く念じてみようか。
ダイヤモンドの価値が下がるようにと。
価値の低い物に人々は欲望をもたないと思う。
だから強く念じてみようか?
。。。といって念じたところでどうなることもないと思うんだけど、
でも、そしたらなにができるんだ?
こんな大事なこと自分だけで考えていてもダメだ。

アフリカは戦争がなかったら本当に楽園なのかもしれない。
あの映画を観ての感想はまだまだいっぱい。
でも、今回はこの辺で。
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化粧師(kewaisi)

2005年11月30日 | 映画

化粧師(kewaisi)を観た。



主演 椎名桔平 管野美穂 

きれいな映画だった。
お話もきれいだったけど映像もきれいだった。

この映画を観ていて思い出したのが
ずっと以前に、資生堂のコマーシャルで
老人ホームのおばあちゃん達にお化粧をやってあげてた映像があって、
おばあちゃん達が気恥ずかしいやらうれしいやらの
表情をしていたのを思い出した。

化粧をすることによって気持ちが変わるのはわかる。


私もリキットでアイラインが上手にひけたらなと思う。
いやいやしかし化粧のやりすぎは禁物。

化粧をするってのは心に化粧をするってこと。

ホントいい映画だったよ。
「師」っていう字は
プロフェッショナル=魔法使いのことだろうな。



化粧師

東映

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ホテルビーナス

2005年08月26日 | 映画
この映画好きなんだな。

なんかね、ちょっともの悲しい感じ。


草なぎ君もグー!

美し系です。

ウフッ


ホテル ビーナス

ビクターエンタテインメント

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怖い映画

2005年08月06日 | 映画

最近以前に書いた記事「恐怖映画」で入ってくる人がおおいこの夢中人。
やっぱり季節がらだろうなぁ。

ホラーはすっごく怖くて観たくないけど、でもたまに
怖いものみたさで観たくなる。

そういえば、ずいぶんと前に「震える舌」という映画があった。
1980年の作品。
う~ん。。。ずいぶん前だなぁ。
suraちゃん覚えてるなんて。。。


お化けがでてくるお話ではなくて、子供が破傷風にかかっちゃっうお話。

この映画のテレビでのコマーシャルが怖かった。
エクソシストの女の子っぽい印象があったなぁ。
なんとなく覚えている。

このビデオ、TSUTAYAにリクエストビデオであったなぁ。。。

みてみようかなぁ。

変に特撮とか使ってない映画だったとおもうから
今観ても結構怖いかもな。


あとお気に入りのホラーは「リング」
これを観たとき、世間が言ってるほど怖くないと思った。

でも、おもしろい。

「リング~バースデイ~」なんて貞子が不思議な力があるばっかりに
みんなにいじめられちゃって。。。でも、そんな中、貞子を助けてくれる
やさしい恋人もいたりして。。。これは悲劇のラブストーリーって感じだったな。

仲間由紀恵ちゃんもかわいく貞子を演じてる。

アメリカのリングも「バースデイ」までつくっていただいて
すんごいかわいい女の子にサマラを演じてほしいな。

ちょっと前に「リング」アメリカ版がテレビで放送されていたけど
その時にちらっとみえた特殊メイクの下のサマラお顔は、
かわいい系だったような気がする。

彼女が「バースデイ」のサマラを演じるのであれば、
とびっきりいやみのないかわいいサマラを演じてほしい。

そしてアメリカの人にサマラ(貞子)が髪の毛がドローンと長くて、
はいつくばってる怪しいだけの女ではないとわかってほしいなぁ。

貞ちゃんはめっちゃかわいい女の子なんですよね。
ねっ、鈴木光司さん。



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恋愛映画

2005年07月19日 | 映画
私は映画は頻繁に観ないほうです。


しかし、今日はなぜか
「suraちゃん的 恋愛映画Best3」を挙げてみたくなりました。


第1位   電車男

離れない。。。頭から離れない。
日本の恋愛映画で涙を流したのは、この電車男が初めてに
近いかも。

たとえあれが裏があったとしてもいい。
なんでもいいーーーっ!

舞台「電車男」の公演がなんと
長崎でもあるとゆうじゃあ~りませんか。

しかも平日の公演だし、行ける。行けますよ。

武田真二君が電車男の役というではありませんか。

そうそう、電車男の役はもともとかっこいい感じの人が
いいんでしょうね。

そのギャップがおもしろそう♪



第2位    猟奇的な彼女

韓流ですよ。

これも観たあとはすがすがしい気持ちになりました。

あのお話も笑いあり、ちょっぴり切ない気持ちありです。

韓国の人はこういうところで友達と飲んだりデートしたり
しているんだなぁなんてのが伝わってくる映画でした。


第3位   恋する惑星

香港映画。

私が香港映画にはまるきっかけとなった映画です。

あのフェイ・ウォンちゃんがよかった。

「電車男」のエルメスや「猟奇的な彼女」のあの女の子には
なれないけど、このフェイ・ウォンちゃんがやったあの役の
女の子にはなれるかもしれない。。。ってゆうか近い感じがする。

そんなことを思わしてくれる映画でした。

自分の気持ちをなかなか言えない。。。そんなもどかしさが
伝わってきました。



あぁ。。。全部アジアの映画ばっか。

ブラボーアジア♪

なんてゆうかアジア人特有のもじもじ感がいい感じに
してくれるんですよ。

く~ぅ。。じれったい"e( ̄▽+ ̄*)


あっそうそう第4位を入れるなら「タイタニック」
あの映画も観た後しばらくの間、頭からはなれませんでした。


その当時の仕事場にはラジオがあって、
どこからかセリーヌ・ディオンのあの曲が流れてくると
目頭があつくなったものでした。。。

お客さんの前ではいけないいけないと思いながらも
ジーンとしてました。

そんな思い出のあるお話でした。







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