今日も18切符を片手に家を出る。
大高駅で4つ目のスタンプを押してもらい、久々に西へ向かう。
さすがにもうパターン化しちゃってるのは仕方ない。
東海道本線で米原駅着。
ここで近江鉄道に乗換。
あの摩訶不思議な割引切符「S・Sフリー切符」を自販機で購入。(東海道編19参照)
「水口石橋」駅下車。
これで残った水口~水口石橋間も制覇し、めでたく近江鉄道本線全線走破!ってことやね。
でも感慨にふけってる場合じゃないね。
目的は旧東海道。
若干、時間に余裕あるため、周辺を少し散策の後、本日のrunをスタート。
駅のすぐ北側の道路が旧東海道やね。
このまままっすぐ行きそうになるけれど、いわゆる枡型というやつで、信用金庫の前をいったん右折、突き当って左折、さらに突き当って左折、また右折、と、ちょっとややこしいけれど、突き当りに林口一里塚跡がある。
左折して、最初の道に結局戻るんだけどね。
ここからは当分、一本道で、これといった見所もないけれど、旧道の雰囲気は所々に残している。
やがて泉一里塚。
さらに100mほどで、横田の渡し跡。
大きな常夜灯と木戸(木製の門)が迎えてくれる。
ここから見る川の風景、なかなか綺麗だ。(写真)
ここから東海道は名前の通り「渡し」だったんだけど、現在はさすがに舟はない。
かなりの迂回になるけれど、右折して国1に出て、「朝国」の交差点を越え、横田橋を渡るしかない。
かなりの交通量だから、右側の歩道を走る。
渡りきってすぐ下の道に降り、国1を潜ると、正面にJR三雲駅がある。
この駅前の道が旧東海道なんだけど、右折しちゃうと一部省略したことになってしまう。
左に曲がって200mぐらいかな?
常夜灯があるからね、この辺りが横田の渡しの対岸になると思われる。
それを示す小さな木札も建てられている。
三雲駅まで戻ってそのまま直進。
JR草津線を挟んで互い違いになっているところもあるが、当分は道なりだ。
この辺りの特徴は、天井川。
前方にトンネルが見えてくるが、その上は川なんだね。
やがて夏見一里塚跡。
ちょっと目立たないけど。
しばらく見所らしい見所もないけれど、公民館やお寺が沿道沿いにあり、この道が東海道であることを示してくれる。
もう一回天井川を越えてしばらく、北島酒造という歴史を感じさせる酒蔵&酒屋さんがある。
「石部東」の交差点を越えたあたりから石部宿の始まりかな。
すぐに「東見附跡」の木札がある。
「石部中央」という交差点を越える。
名前のとおり、この辺り、石部宿の中央だ。
で、すぐに小島本陣跡。
現代の普通の住宅になっているけれど、住んでいるのは現在も「小島」さんらしい。
「田楽茶屋」という、ちょっとした休憩所?みたいな施設があるから、そこを右折。
またすぐに左折。
「石部西」という交差点に出た。
確かこの交差点の手前ぐらいに「石部一里塚跡」があるらしいけれど、走ってて見逃したよ。
やっぱり歩きと走りじゃ、スピード感が違うからね。
いくらしょぼい走りの俺でも、歩くよりは早いしね。
そのまま直進、右側少し離れたところに、JR石部駅が見える。
恐らくここまでの実走距離、13~14kmぐらいかな?
西側は「鈴鹿峠」という一番の山場を越え、あとは京都に向かうのみ。
ここまで来ると「交通の難所」もなく、峠らしい峠もなく、気楽さが出てしまってね~。
若干距離短めながら、せっかく駅に近づいたからね、ここでゴールとする。
石部駅からは、草津に出て東海道本線で帰るか、柘植駅経由で関西本線の旅を楽しむか。
いずれにしても前回も含め、すでに乗車済みの経路。
時間的に早いのは、そりゃ何といっても東海道本線経由。
ということで、草津で乗換、東海道本線にて大高駅に戻り、まだ陽が高いうちに自宅に到着したのであった。
※H27.1.9追記 地図を作成しました。(ここをクリック)