TULIP業務日誌

アパレル縫製工場で培っ技術で楽しみながら 型紙・パターン作成 らくらく簡単なスローソーイングを公開

縫製品の検針について

2007-05-18 16:27:55 | 11】 工業用ミシン

「衣類の検針は法律で決まっているのですか?」

という電話での質問が東京の1664さんよりありましたので、お答えします。

縫製工場は作るのが仕事ですので、法律で定められているかどうかは知りません。ただ、製品への針混入は、信用問題というより、即取引停止になりますので、100%防いで納品します。縫製工場では金属の混入としては針の混入がいちばんコワイので、縫製場では基本的に待ち針は持ち込みません。どうしても必要な時には、本数限定で渡します。作業が終わり次第に返却します。一番困るのミシン針が折れた時です。1本の針が折れたときには復元できるまで、針先を探し出します。1日中針探しで終わる日もあります。徹底して管理していますので、安心な仕上がりとなるわけです。しかし、製品は工場内だけで作るものではありません。Hari7051844_1手仕事の分野が残されていますので、外注・家庭内職へ持ち込むこともあります。外注・内職の方への指導も徹底して行います。使用する針の本数は最低本数にします。 まとめて糸を通しておくなんてもってのほかです。針大・小各1本。待ち針1本と使う針は3本と決めて取り掛かります。待ち針には鈴がついています。使うときにとてもじゃまになりますが、頑張ってなれてしまいます。製品にはファスナーとかカン・スナップ等金属のパーツを使いますが、「検針器対応」が一般的に使われます。こうしてみると、金属、特に針先の混入など考えられないのですが、石橋を叩いて渡るように、出来上がった製品は出荷輸送する前に検針器を通しして完璧なものとして出荷します。

15年ほど前にPL法なる法律ができて、縫製品の検針はさらに強化されています。皆さんに安心して着用してもらうために、日本の縫製工場は必死です。

工業用中古ミシンでも検針器を紹介しているのですが、衣類縫製品だけでなく、帽子、ぬいぐるみ、インポート製品から、食料品製造まで、検針機が使われています。

ついでですが、検針機の検針能力に違いはありますので、ただ、機械を通せば安心と言うわけではありません。検出金属の直径が能力の違いです。Φ(ファイ)と言う記号で表します。

ついでにうちの工場の失敗談。手まつりがきれいにいくように厚紙の代わりに使用済みテレフォンカードを使っていたのですが、取り出すのを忘れて見事に検針機をうならせ、納品先に大目玉をクライマシタ!

 


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