航空便の話です。
日本の西の端・・・それも細い橋1本しかない離島と間違われそうな島から、一体どのようにして、北海道に翌日午前中配達できるのか?・・・みなさん不思議に思いませんか。
天草空港にも飛行機は1機ありますが、これは39人乗りの小さなプロペラ機なので、貨物は運びません。(2008年現在)
天草で集まった航空荷物は、トラックで集荷します。
これを、熊本空港までトラックで運んで飛行機に積むのです。
しかし、熊本から全国の飛行場へ飛んでるわけではありません。
そんなに便数はありません。
荷物が多くて積み残しになる場合もあります。
熊本空港からは、大阪伊丹空港と、東京羽田空港行きは、便数が多のですが、その他、例えば、四国とか山陰 北海道、東北などへは、直行便はありません。
福岡空港からの便は多いので、積めない分は福岡空港にトラックで運びます。
熊本~福岡行きの飛行機はありませんので、トラック輸送になります。
例えば、中国の広島に送る場合には、いったん伊丹空港に送り、そこから広島空港に逆走になります。夜間にほとんど飛んでしまいます。
北海道へは、福岡空港から飛びます。
熊本空港から羽田空港経由で千歳空港に行く場合もあります。
九州からの夕方の飛行機には天草の車海老がぎっしりと積まれて飛んでいきます。
(天草からは海老の他にも、魚とか花とか・・・)
天草では、早朝から必死で水揚げし、午前中に空港行きのトラックに載せられるように梱包作業もてきぱきと進められます。
そうすることにより、日本全国の皆さまへ、元気な海老を翌日午前中にお届けできるのです。
12月21日 天草の海鮮巻き 車海老、イカ、カンパチ、鯛、マグロ、キュウリ、シソの葉などが巻かれています。上天草のAコープで、1巻 8切れ 1,000円です。
8切れとも独り占めしようと思いましたが、食べきれませんでした。
天草活き車海老
2008年12月15日公開 2019年12月20日更新
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