TULIP業務日誌

アパレル縫製工場で培っ技術で楽しみながら 型紙・パターン作成 らくらく簡単なスローソーイングを公開

天然繊維について

2008-10-18 17:42:23 | 16】 アパレルサンプル

詳しく説明してあるページを見つけました。

素材の知識byWORLD

服づくりの素材の繊維は、大きく二つに分けると、天然繊維と、人造繊維となります。

天然繊維とは、植物、動物の毛などの、化学的な処理が施されていないもの。

分かりやすく例をあげると、

 綿 (めん)

 麻 (あさ)

 毛 (け)

 絹 (きぬ)

が、4大天然繊維ですね。


 綿 (めん)

わたの実から作ります。繊維1本の長さによって、品質の違いがあります。エジプト綿は長繊維としてシルクに近い風合いがあって、高品質の部類に入ります。短繊維はかさ高いので、布団わたに利用できます。吸水性があり水につけると強度が増します。タオルに最適な素材なのがわかりますね。

見分け方は、植物なので、燃やしてみると、紙が燃えるような感じになります。

 麻 (あさ)

リネンが有名ですが、植物繊維でも綿と違って毛羽立ちがないので、キッチン用品などにも好まれます。植物ですので、燃やすと綿と同じような燃え方をしますので、繊維の長さで、綿と見分けるといいかも・・・

 毛 (け)

羊毛が主ですが、アンゴラとかラクダとか・・・

毛質の柔らかさとか、繊維1本の長さだとか、たまに、ひつじの毛の中に草の茎が混じっていたりします。

アクリルと見分けるには、毛は燃やしてみると、髪の毛が燃える時のにおいと同じようなにおいがします。毛は洗濯で縮みますので、用心してください。

 絹 (きぬ)

蚕の繭を解いて繊維にしますので、1本の繊維がとても長いですね。1000mとか?毛羽立ちのない長い繊維が高級な光沢と重量感を生み出します。動物性繊維ですので、燃やすと毛と同じく、髪の毛が燃えるようなにおいがします。

絹100%を普通正絹(しょうけん)といいます。

機会があるときにいろいろと実験して追記しますね・・・つづく

コメント
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