産地不明のシャツの検査報告
- 前端見返し端が二つ折りで耳使いになっていて芯地が貼ってない、あるいは三つ折りになっていない
- ボタン穴かがりが家庭用ミシン様、工業用でない
- 脇縫いが本縫い+ロックなのに、肩はぎが5mmのインターロックそれも、環縫いの目の方が見えている縫い代の倒し方
- 袖のカフスを先につけておく縫い方で袖口の袖下5cmほどは細いインター
- それにつなげて袖下から脇~裾まで本縫い+ロック
- 男子シャツなのに袖口の明きが短冊ではなくていってこい
- カフスのダブルステッチの内側が最初に叩いてあり、見た目ダブルステッチなのに裏は一本。この箇所は袖の縫い代を抑えるためにも裏まで突き抜けるべき。
- カフスつけのダンチ
- 衿先がシャープでない、あんどnot同寸。台衿の左右の出方が8mmほどちがう。
- 前端の下前が1cmほど長い
シャツのダメ出し × 10 手づくり感満載のシャツでした
縫製時、衿先が着用したときに左右対称に見えるようにわざと長さを変えたり、上前を若干長くする方法をとったりすることがあるけど、それとは違う
「これって日本の縫製工場じゃない」 品質表示がないから生産国もわからないけど
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ガガーーッと爆音のする古いクラッチモーターのミシンを使っていると、最新のサーボモータ速度調整、自動糸きり、自動返しのJUKIミシンを使うと思わず出ます
「こらよかby」 と くまモンben
さらにパターン まっすぐ見えるヨークだけど、この原型でヨークを作ると肩ダーツたたんだ分まっすぐではなくなるけど、背中の丸味にフィットするとか、 前肩と後ろ肩の長さの違いは、ジャケットなどは後ろ肩の丸味にあわせてわからないようにいせ込んであるなど・・・
初歩的な当たり前のパターンの話
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工業用ミシン体験工房・アパレル道場
http://www.tulip.tokyo/dojo/realjuku.html
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