ちょっと気になっていた企画展示があったのにかこつけて、都心まで出かけました。輪行袋はフルサイズのものですが、中に入ってたのは「すぴハチ」。自転車むき出しじゃなければ可なので、流用しました。まさに「大は小を兼ねる」。
品川まで(他の利用者に多大な迷惑をかける事無く)無事に到着し、駅前で組み立て…
いざ出発です。コースは
・泉岳寺→高輪→白金台
です。のんびり、とはいかないまでも慌てる事無く進みます。
でも30分も漕がないうちに着いてしまいました。
東京都庭園美術館。『朝香宮のグランドツアー』という企画展でした。今回は「館内撮影可」だったので、それも観覧の理由。
以下撮影可な部分(の一部)w
コンデジを片手で持って撮ってたので、水平が出てません(汗
この後暫くすると、邸内の大規模な改修が始まるということなので、しばらくはこの別嬪さんともお別れです。
朝香宮がフランス滞在中、乗っていた自動車が事故を起こすのですが、その時の自動車がヴォワザン23cvという車で、その壊れたラジエターが展示してありました。ちょっと生々しかったな。(因にヴォワザンというメーカーは後にシトロエンに吸収される)
1924年から1925年にかけてフランスに滞在した宮は、パリで開催されたアール・デコ博覧会にを見学し、その時の体験からこの建物(旧朝香宮邸)を建築したとの由。このアール・デコ博覧会の年、シトロエンはエッフェル塔に自社の名前のイルミネーションを飾り付けたことで有名です。そういう意味ではちょっと美味しい発見がありました。
見終わった頃と、美術館内のレストランのランチタイムの終わりと同じだったため、仕方ないのであてもなく、そしてなんとなく渋谷方面に向かいます。
表参道に行きましたが、ここは去年フランス車の朝ミーティングで来た所。その時自分のエグザンティアにすぴハチを忍ばせていったのですが、まさかそのすぴハチで走ることになるとはその時は予想してませんでした。
渋谷から起点になった品川までほぼ30分、山手線に乗ると20分なので、以外と近いという印象でした。人混みの中を走るのには慣れてないので、渋谷から表参道周辺には閉口しました。慣れてるのは結構良いスピードで走り抜けてましたっけ。
それと印象に残ったのは、路駐してるピストの多さ、ですね。駅周辺ではママチャリ優勢でしたが、駅からちょっと離れたガードレールには必ずピストが鍵交われてました。
近所に日本郵船の氷川丸が係留されてますが、これもアール・デコの内装を持つ貴重な存在ですので、また(漕いで)見に行こうと画策中です。春節祭に併せて行くのがいいでしょうか。
私も都内を自転車で走った時はその距離感に驚かされました。
本当は邸宅を背景に撮りたかったところです。自宅を出発した時間が早ければ、浜離宮あたりも範囲内でした。
次回は目黒からポタろうか、ともw
自宅近くまでは平らな道ですから。