23日に鍋パーティしましょうよ、と誘われました。しかも外で。当然「火器(およびその周辺機器などなど)を携行」することになったのですが、手持ちの火器のなかで唯一飾りっぱなしになっているブラスバーナー(OPTIMUS SVEA123)をデビューさせようと、埃を払って試験しました。
使い方は動画投稿サイトにて確認。液体燃料なので気化を促進するために「プレヒート」という工程があるのですが、動画で見ていると結構楽しい。中にはバーナーが火達磨になっているものとかもあって、ガスカートリッジを使うものに比べて野趣溢れるツールです。
火器を買い揃える理由は「外でお茶」ですが、ブラスバーナーを買ったのは、寒いときにガスカートリッジだとガス圧が不足して使えないときがあり、カートリッジの残量がはっきりしないことと、使い終わったカートリッジはゴミになる、ということを考えて「持ち出すならブラスバーナーだよね」ということで購入しました。実際使っているのはその利便性からほとんどガスカートリッジばっかりだったし、挙句の果てには「スピリッツバーナー」なるものも自作したりしていたので、導入した期待値とは反比例して出番は殆どありませんでした。液体燃料を使うということと、プレヒートの面倒くささが原因です。
同じ液体燃料を使うスピリッツバーナー(アルコールストーブ)は、ストーブにアルコールを入れそこで蒸発するアルコールに点火すれば、その熱がバーナーに伝わり自然と着火しますが、ブラスバーナーはそのプレヒートした熱が燃料タンクに伝わり燃料のガス化を促してタンク内の圧力を上げて、燃料がノズルから噴き出すようになったところで火を点けます。物によってはタンク部分に加圧式のポンプが付いていて、それでタンク内部の圧力を上げてノズルから燃料を噴出させるものもあるそうです。
前置きが長くなりましたが、とりあえずやってみました。
プレヒートはタンク頂部のくぼみにホワイトガソリンを垂らして、そこに着火。燃料が燃え尽きる頃、手前に突き出ているつまみを回してニードル弁を開けます。写真はガスが噴き出てくる「シュー」という音がするので、そこに着火したところ。プレヒートの時に大目に燃料を垂らし、炎が残っているうちに弁を開けるとバーナーへの着火の手間が省けます。
上手く着火できると「ゴォー」という音とともに
燃焼が始まります。ここで風防を被せて
鍋を乗せます。風防には五徳が付いてます。
お湯が沸いたので
とりあえず。
麺投入。
今日は家なので
こんなこともできちゃうw
燃料がまだ残っていたので
アルミの鍋で米を炊いてみた。
とりあえず上手くできました。練習終わり。
使いだした順番から、ガスバーナーとスピリッツバーナーを足した火器、という印象。
この手の火器の点火は儀式的で楽しいですね。
そういや我が家の8R、30年ほっぼってある、
つくかなー。
儀式的、確かのその通りです。本筋に入る前からワクワクしてました。着火したときは嬉しさのあまりバーナーの周囲で歓喜の踊りを踊ったくらいです。
>R8
…古い道具のほうが使えたりしませんか。
こういうの大好き!!!!!
参加した---い
すんまへん、ひとりごとの様なコメントで^^;;
気候が良くなったら、正丸峠で”儀式”しましょうかw
ブラスストーブを使ってみたら、ガスタイプはあまりにも簡単すぎて物足りない、とか感じてしまいました。あの儀式は病みつきになりそうです。