総務省の「地上デジタルテレビ放送のご案内」の中の「よくある質問(QA) > 地上デジタル放送全般について」を見ると、次のように書かれています。
問4.今のアナログ放送はいつまで見ることができますか?
2011年(平成23年)7月24日、アナログ放送が終了し、地上デジタル放送のみの放送になります。アナログ放送は、7月1日から、通常放送の画面上に「アナログ放送終了まであと○○日!」等のスーパーを常時表示するなど特別の周知を行い、7月24日正午にブルーバックのお知らせ画面に全面移行し、同日24時までに完全停波します。
したがって、それまでに地上デジタル放送対応テレビの購入等、地上デジタル放送を視聴できる環境へ移行していただくことが必要となります。
というわけで、7月24日正午の時点での星の配置と、明治憲法公布時で作った日本の始源図とを重ねてみようと思いました。
内円:日本(1889年2月11日8時30分 東京)
外円:地上デジタル放送への完全移行日
これを書いている現時点でもそうですが、トランジット(T)の天王星が国民を示すASC(1ハウスカスプ)上に来ています。
天王星は電気や電波といった象徴でもあるので、原発事故に起因する電力問題でゴタゴタしている様子も表しているように思えます。そして7月24日にはテレビ放送が完全デジタル化される。どちらも国民の生活に直結しているものだけに、この配置はパッと見でも印象付けられます。
他の動きの遅い星を見ると、T冥王星もMC付近にあって、根源的な転換を政府や国のシステムに迫っているように見えます。この頃から少しすると、火星も4ハウスに入るので、カーディナルサインのアングルに天王星・土星・火星・冥王星が来ることになり、わりと派手な感じになります。
まあ、火星自体は比較的動きが速いので、しばらくするとそこを抜けていきますが、土星以遠は結構長く入ったままなので、何かと変動の多い時期にあって、それがまだ続くことが窺えます。
もちろん、アスペクトやプログレス等も複合的に読まなくてはなりませんが、大雑把に見ても激動の時代に今の日本があることが分かる配置です。(まあ、そんなことは言わなくても現状を見れば誰でも思ってることでしょうけど^^;)
特に10ハウスにあるT冥王星の影響は根本的なものになるはずなので、この期間中に大きな転換ができなければ、これから先、ちょっとした刺激があったくらいじゃテコでも動かなくなってしまうかもしれません。そのためにも、国民がそれぞれ“どんな未来に生きたいか(どういう国であって欲しいか)”を明確にイメージしていくことが必要じゃないかと思います。
その上で、目指す社会への道筋を考え、実現に向けて働きかけることが大切だと、僕は思っています。
また、この記事では日本に限った視点でしたが、今は一国の枠内で物事を考えるだけでは不十分なことが沢山出てきています。世界規模の観点を養って、地球市民という意識で日々を生きていくことが求められていることは間違いありません。
今、日本の政治構造に多くの国民が疑問符を投げかけているのと同じように、世界の様々な構造そのものにも疑問符を投げかけ、思い切った転換が必要と思われるところは徹底した変化を促さなくてはならないと思います。
とにもかくにも、まずは正しい情報を得ること、知ること、そして自分でよく考え、判断すること。
それから良心に基づいて行動すること、選択すること。それが大事なことでしょうね。
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