科学系の記事を書くのは久しぶり。
「太陽が冬眠? 周期的活動に異変、地球に低温期到来か」(朝日新聞デジタル 科学)
「2012年4月20日 太陽活動に異変、地球寒冷期の前兆か?」(サイエンスポータル編集ニュース)
今年の1月のサイエンスZERO(「太陽活動に異変!?地球への影響は?」)でも扱われていた内容ですが、どうやら太陽の磁極活動に異変が生じているのは間違いないようです。※番組の概略を知りたい方は、「疾走するブログ日記 ヒロの叫び そして ささやき」さんのブログなどに書かれてます。
この頃の太陽活動についての詳細は、「AstroArts」の「「ひので」が太陽極域磁場の反転をとらえた」か、その元データの国立天文台のページで読むことができます。
17世紀にも同様の現象が起きたとサイエンスZeroでやっていましたが、これから当時と似た状況になるのか、あるいは別の事態になるのか気にかかっています。
太陽と言えば、5月21日に金環日食が見られると話題ですが、天文イベントとして注目するだけではなく、太陽や月そのものに対する関心を持っている人はどれくらいいるのでしょう。当然、日食や月食という現象は地球あってのことですので、それら三者の位置関係が重要です。
かつて日本でも用いられていた太陰太陽暦――今で言う旧暦も、太陽・月・地球の変化する微妙な位置関係に基づいて作成されています。ちょうど明日が新月で、日本の一般的な暦では旧閏三月の開始となっていますが、厳密な計算では旧四月となり、閏が入るのは旧三月ではなく旧四月ではないかという指摘があります。(その場合、今年の中国の農暦と同じになる) 詳しくは以下のサイトを読むと分かると思います。
「2012年の旧暦(太陰太陽暦) 日本と中国で新月が違い 日本だけ新月と二十四気が同日」
「2012年の旧暦(太陰太陽暦)日本と中国で新月が違い 日本だけ新月と二十四気が同日 これを解決しよう」
ちょっと畑違いの話に逸れてしまいましたが、太陽活動に異変が生じて、もしその軌道要素だとか重力場に関して影響が出るようなことがあれば、旧暦の計算条件などが変わってしまうかもしれません。そうなると2033年問題以上の大問題です。
しかし、今は科学記事を書いているので、その話はまた他日に回したいと思います。
ところで思い出したのですが、少し前、NASAの太陽観測衛星SDO(Solar Dynamics Observatory)が撮影した動画に、太陽に接続しているかのような変な球体が映っており、「あれは何だ!」と話題になっていたようです。Youtubeに映像が上がっています。
あるいはhttp://youtu.be/5AwrJQ7V6bw辺りで。映像の質はあまり良くなさそうですが。
これが何だったのかという憶測は様々で僕も正直よく分かりませんが、大きさ的には木星クラス(太陽と木星の半径比率は1:0.1、赤道面での直径比で約10分の1)とされています。そんな大きなものが一時期、太陽にコネクターみたいなものでくっついていて、そしてある時に離れていったというのだから不思議な話です。
で、調べていると次のようなブログ記事を見つけました。
「太陽に結合する黒い巨大球体の正体がわかった―アンドロメダ・バイオスフィア」(「ハートの贈り物ー2012アセンション」より)
書かれている内容の信憑性は定かではありませんが、そうした話も出ているくらい衝撃的な映像であることは確かです。(もしこれが加工されたものでなければ。)
人知の及ばない「何か」(あるいは「何者か」?)が太陽に対して働きかけているのか、あるいは太陽それ自体が内部から転換し始めているのか・・・、なんにしても、これまでの観測データとは異なる変化が現れてきているのは間違いなく、今後も注意して情報を得ていきたいと思っています。
ビックリするようなことが色々起きてますねー!
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