With the I Ching

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死に際のベテルギウス

2010-01-10 21:06:32 | 科学関連
さっき、「ベテルギウスに爆発の兆候 大きさ急減、表面でこぼこ」という記事を読みました。

ベテルギウスと言えば、記事中にもあるように赤色超巨星の一つ。
種類は異なりますが、同じ仲間にさそり座のアンタレスなどがいます。

オリオン座は誰もが知る冬の代表的な星座のひとつですが、そのオリオンの右肩を彩る赤い星がベテルギウスです。
また、この星はシリウス・プロキオンと共につくる「冬の大三角形」の構成員。
ベテルギウスが欠けると冬空が一気に寂しくなりそうです。
(88星座については、こちらのサイト【+- space -+ Yumi's Room】がわかりやすいかも)

・・・ですが、爆発の時期がいつなのかは明確ではありません。
専門家の見解によれば、明日かもしれないし、何万年後かもしれない、とのこと。これじゃわからんね

星の質量によっては超新星爆発(スーパーノヴァ)と呼ばれる大爆発を起こすことがあります。
近年、赤色超巨星が爆発を起こしたのは2002年の1月、いっかくじゅう座のとある星です。参考リンク【秘密の世界
それと、最近の観測写真が日本版のナショナルジオグラフィックのサイトにありました。このページ


星の一生は人の一生と似ているので、個人的にはヘルメスのエメラルド・タブレットが思い浮かびます。
「上にあるものと下にあるものは相似関係にある」という内容のあれです。
ちょうど、マンデルブロのフラクタル(自己相似形)のような感じ。


考えてみれば、占星術にしても四柱推命にしても、一種の天空の星々とのリンクとか相似関係、あるいは恒星間重力や同調作用なんかが生物に作用しているのかも知れず、そうした研究もなくはありません。まあ、実際の天体(遥か遠くの恒星など)と相互作用があるかどうかは疑問の余地のあるところですが、なかなかロマンのある話です。

1994年、木星にシューメーカーレビー彗星が衝突したことや、一時的に地球から土星の輪が見えなくなった時のように、身近な天体の現象が地球にどのような影響をもたらすのか、天文学的にも占星術的にも話題になったことがありました。また、2006年8月の冥王星の準惑星(dwarf planet:矮惑星とも呼ばれた)への降格についても同様です。

こうした天文現象が、地球やそこに住む生物種にどんな作用を及ぼすのかは、まだまだ未知な面が沢山あります。
月のような重力を直接及ぼし合う至近な関係ならば科学的にも取り扱いやすいんでしょうけど、数百光年~何万光年も離れた天文ショーが果たして僕らの人生に波紋を投げかけることがあり得るのか。これは壮大なミステリーですね。


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