今回も二元性や両極性に関するメッセージを訳しました。
出典は「transformationaltimes.com」で、チベット仏教の教室を開いて活動されているようです。
ここでは下記のページの内、チベット人のメッセージとして綴られている部分を訳しましたが、
内容的に「です・ます調」ではなく、「だ・である調」のほうがいいような気がしたので、そうしました。
Djwal Khul(ジュワル・クール)という方は、僕もはじめて知りましたが、アセンデッド・マスターの一人だそうです。
神智学で「大師」と呼称されている方々に当たります(たぶん)。
======================================
http://transformationaltimes.com/the-new-consciousness/257-beyond-duality.html
Beyond Duality ~ 二元性を超えて
Wednesday, 13 June 2012 16:57
Excerpt from Earth School: A Fresh Perspective on the Human Condition by Moriah Marston & the Tibetan
二元性は人類にとっての主要な学びの乗り物だった。この乗り物は、多様性と矛盾を通して魂を豊かにする経験の全種類を提供してくれている。歴史におけるこの時点で、加速するエネルギーが地平面と衝突しながら、両極が極端に移動している。それが予言で語られる“アルマゲドン(ハルマゲドン)”だ。
アルマゲドンは破滅的な意味で懸念されるものではなく、むしろ祝われるものだ。そう、全世界的な意志の衝突という記述において予言は正しかった。だが、神の計画は、正反対の現実におけるこの臨界の頂点が、荒廃、恐怖、人類の滅亡という結末をもたらすことを指し示していない。
今までのところ、全ての誕生過程のように、時間と空間の始まり以来、長きに渡って実施されてきた生活様式のエネルギッシュな終結を人類が目の当たりにするにつれて、危険な気配が地球の室内を満たしている。こうした恐れや不安、ネガティブさという雰囲気で充填する必要はない。それは乖離(相違)という幻想に燃料を注ぐだけだ。一体化という世界観と本来備わっている調和 ― それは確かに本性だ ― を滋養することを自己に許しなさい。
善悪として人類に見なされる敵対的な力のエネルギッシュなパターンは、それらの発現にとっての最適な可能性に向けて加速するに従い、激しさを増している。これは動揺している政界に反映されている。人類は常にそれ自身に反対することで、その存在を主張する必要性を感じてきた。未だに、神がその母集団の断片と完全でないことだけを注ぎ込んでいるという観念に困惑しているが。一方の側であれ他方であれ、人々の精神/心/魂を並び合わせるようなことをして、この空虚な戦いに与しなさるな。というのも、これは自己の内側での暗い領域に力を与えるだけだからだ。また、危機がそれ自身により去ることを期待しながら、人々の頭に覆いを被せて隠しなさるな。人類の全てがその意志を神の意志と提携させ、この集団的な意識の転換の助けになろうと進み出なければならない。起きるかもしれない出来事の展開にどんなに抵抗し難いとしても、誰も不統一(※訳注:disunity - unityの反意語)の劇的な影響から切り離して責任を免れることはできないのだ。
両極の絶頂は、反対側を通じて人間の精神がもはやそれ自体に順応しない意識の中で新しいパラダイム(思考や概念の枠組み)の到来を告げる。この統一のプロセスを通して、人類は高次の光の振動とコンタクトできる能力を身に付ける。この光の振動は、その正反対の闇(光の不在状態)を介して参照した光因子を超えた先に存在している。この強まる光因子は太陽の100万倍の輝きを想像させるものだ。
人類史の経験の中にはそれへの言及が存在しない一方で、それでもなお、この光因子は集合意識への統合のために利用可能である。人類に知られている光は、巨大な体育館を照らす40ワットの電球の照度と比較され得る。人類は、これが神の“光”だと当然の如く思っているが、それは照明の本源である強まった光因子の壮大さに対して、ただ単に弱々しい光を投げかけているに過ぎないのだ。
この極性の絶頂という繊細な過程の間、強まった光因子を惑星上にしっかり据え付けるために、人類は意識ある物質的な伝達経路としての役目を果たさなければならない。偉大な光にアクセスすることは、人類が精神の中でより大きな構想を保持し、また、分裂した二元性の性質を反映する魅力的な集合的幻想にたぶらかされないために必要なことである。拡張した展望は、今やピークを迎えた機運の集合的変容を描写する。それは分離と非関連性と闘争のパラダイム内にある集団的な眠りの繭から、全てが目覚め始めることを強制する変容だ。
瞑想と祈りの中で、この素晴らしい光が自己の感情的・精神的・物質的な身体を満たしている様子を想像してみなさい。両足を通ってこの光が地球の中に入っていくように導きなさい。この光が二元性の法則に制約されず、同等かつ正反対の暗くなる振動に引き付けられる必要がないことを知りなさい。惑星上のこの時期に転生して肉体を持つことは、出生前に調印したカルマ(宿命)的な契約を携えている、ということだ。その時に、この運命付けられた頂点の転機の期間、光因子に対する橋/導管としての機能を担うことを自己が同意したのである。今やこの同意を遂行するために前に進み出る時である。また、神の煌き(Divine Fire)の新しい振動数のための導管(移動性の器)である存在の過程に、自己の意欲と想像力と率直さを応用するために前進する時である。その神の火が、二元性への集団的愛着の内にある不純物を焼き払うのだ。
自己の想像性を解き放ち、二元性を超えた世界を思い描きなさい。そこでは、もはや人類は分岐形式における神性の経験を必要としない。人類の集合意識の中で一度も経験したことのない目を見張るような光の力を据え置きながら、霊的面が物質面に混ざり合って新たに生じる統一を知りなさい。地球が新しい宇宙の日を出産する陣痛を経ているので、マスター達や天使の勢力が地球を活発に取り巻いていることを覚えておきなさい。我々は、復活と変容のこの奇跡的な過程に対して、この上なく素晴らしい無制限の愛の気遣い、献身的な終日24時間を以って人間全員を保持する。人間が最終的に二元性を解き放つ時、窓は開かれる。全ての存在の中に――地球上だけでなく、銀河系内の家族にも、見通しと類稀な内的相関性の理解を捧げながら。その後、人類は愛・光・調和・喜びという礎石により錨泊されて、宇宙の中の正当な地位を担うだろう。
ナマステ
- translation by CI
======================================
良ければシェアして、他の方にも読んでもらってください。
二元性を超えることについては、「スピリチュアリティ」の記事一覧から、関連する他の翻訳などを読むことができます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます