建交労長崎県本部

全日本建設交運一般労働組合(略称:建交労)長崎県本部のブログです。
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トンネルじん肺根絶第4陣訴訟第5回熊本地裁弁論

2013年09月27日 10時45分57秒 | トンネルじん肺
 9月25日トンネルじん肺根絶訴訟熊本地裁4陣の第5回弁論がありました。
 弁論では、三浦宏之弁護団事務局長が、被告ゼネコン側が粉じん作業であるにもかかわらず、否定する主張を繰り返していることに対し「これまでの和解ルールにのっとってきちんと職歴認定が出されるようにすべきです」と意見陳述しました。
 報告集会で板井優弁護団長は、「被告側は勝手に和解ルールをゆがめたり歪曲したりして責任逃れや、和解金の負担割合を減らす主張をしてきている」「これを許さず職歴確定の基本どおりに和解させ、これ以上じん肺患者を出させないためにも最後まであきらめず闘うことが大切」と述べました。


熊本地裁前で団結ガンバローをおこなう参加者

石綿肺労災不支給取消川名裁判第1回控訴審開催

2013年09月26日 19時01分38秒 | 活動報告
 石綿肺労災不支給取消川名裁判控訴審の第1回口頭弁論が9月20日、福岡高裁宮崎支部で行われました。
 法廷では、原告の川名勝代さんが「宮崎地裁は、夫が石綿を扱ったことは認めながら、高濃度ばく露でなかったから石綿肺ではないと認めなかった」「石綿作業の工場は取り壊され、証言できる人はほとんどいなくなっているなか、やっと一人の協力者を得ることができた」「海老原勇先生は、夫が石綿ばく露による石綿肺だと主張している」「夫の死亡の原因が仕事によるものだと裁判所に認めてもらいたく、多くの人に支えられ控訴した」と陳述しました。原告側は、医学的な診断が争点になっており海老原勇先生を証人採用するよう求めました。次回の裁判は、12月11日(水)10時30分から開かれます。
 裁判後の報告集会で成見暁子弁護団事務局長は「控訴審の場合1回の審理で終わるのがほとんどだが、2回目の弁論日程を入れた。ぜひ、海老原先生の尋問を実現したい」と述べました。
 裁判には建交労九州支部宮崎分会と宮崎農林支部等から20人が傍聴参加しました。


宮崎中央法律事務所で行われた報告集会で、あいさつする川名勝代さん

建交労長崎県本部第14回定期大会開催

2013年09月17日 18時40分45秒 | 活動報告
 第14回県本部定期大会は9月15日長崎市立図書館メモリアルホールで開催され、代議員33人、役員8人、傍聴1人、書記、中央本部と来賓が出席しました。
 大会で中里研哉委員長は、昨年の大会から亡くなった19人の組合員への黙祷、おおとり運送などのブラック企業とのたたかいについて述べました。県労連の里正義副議長、共産党県員会の堀江ひとみ県議が激励と連帯のあいさつをおこないました。さらに、建交労中央本部の角田季代子副委員長が平和問題などについて報告しました。角田副委員長は、青年部と女性部が戦争の記録を残す取り組みで、長崎県本部の「敬朋」の墓と被爆遺構の取材を行ったと述べました。
 引き続き、飯田書記長が前大会からの経過報告と2013年度の運動方針を提案し、安永執行委員が会計報告と予算案を提案しました。討議に入り、まず吉岡末喜執行委員から三井松島の会の解散について特別発言がありました。引き続き、合同支部光洋商事分会代議員が「組合排除の悪徳経営者とのたたかい」、九州支部長崎分会の代議員が「ブラック企業の定義について」、合同商事おおとり運送分会の代議員が「ブラック企業の典型であるおおとり運送のたたかい」について発言しました。
 大会は、飯田彰吾書記長のまとめ、議案の採択、役員選挙と続きました。
 新役員は、執行委員長・中里研哉(再)、副執行委員長・吉田眞勝(再)、書記長・飯田彰吾(再)、書記次長・藤原由紀子(再)、執行委員・楠本秋利(再)、田中正敏(再)、中村清彦(新)、安永鈴子(再)、吉岡末喜(再)、会計監査・小野順一(再)、宮岡敏一(再)です。