建交労長崎県本部

全日本建設交運一般労働組合(略称:建交労)長崎県本部のブログです。
労働相談は、095-801-8800まで。

労働相談・労災職業病相談の案内

2012年05月29日 09時29分14秒 | 活動報告
建交労は、建設、交通・運輸を中心に誰でも一人でも入れる労働組合です。

「仕事が多すぎて残業、なのに残業代なし」「有休とれない」
「賃金、工事代金の不払いで困っている」
「咳や痰が出る。粉じん作業やアスベストの影響ではないか」

など、労働相談や労災職業病のご相談は、下記の相談専門フリーダイヤルにおかけください。
特に、労災職業病の救済活動については、多くの経験と実績があります。

相談専門フリーダイヤル 0120-670-672

石綿肺労災不支給取消訴訟第8回裁判

2012年05月28日 15時53分19秒 | 活動報告
 石綿じん肺労災不支給取消川名裁判の第8回弁論が5月25日、宮崎地裁で行われました。この日の弁論には、建交労宮崎県本部、宮崎農林支部、九州支部宮崎分会、原告川名勝代さんの知人など25人が傍聴支援に駆けつけました。
 法廷では冒頭に裁判官の異動で変更になったことが報告されました。被告側は3月29日付で提出した準備書面で、原告側から故川名國男さんが就労していた旭化成延岡工場での同僚聞き取りの不確かさについて出された疑問に、電話で簡単に聞き取りを行ったと陳述しました。原告側弁護団が求めていた、故國男さんと同じ工場で働き、中皮腫と肺がんにかかり亡くなった元配管作業労働者の労災認定調査時の送付嘱託も提出されました。今後の裁判について被告国側は、医学的反論を出す予定であると述べました。
 裁判終了後の進行協議では、事実関係の状況証拠はほぼ出そろうので、10月頃に証人尋問を行い、年内には結審ということになりました。次回の第9回弁論は、7月20日(金)午前10時から開催されます。
 裁判終了後、宮崎中央法律事務所3階で裁判報告集会が開かれ、成見暁子弁護団事務局長が裁判の経過、今後の裁判の進行状況などの報告を行いました。参加した人たちからは、アスベストがいたるところで使用されていた実態などが報告されました。最後に原告の川名勝代さんが「生前は、病気の苦しみから、相当高価なサプリメントを購入し愛飲していたが、倉庫の整理をしたらまだたくさんのサプリメントが残っていた。相当苦しかったのだろうと思う」「ぜひ最後までのご支援をお願いします」と訴えました。

トンネルじん肺根絶訴訟第4陣が提訴!

2012年05月19日 12時44分44秒 | 活動報告
 5月17日、東京地方裁判所をはじめ全国11地裁に、全国トンネルじん肺根絶第4陣の原告151名が提訴しました。原告団は「あやまれ、つぐなえ、なくせじん肺」のスローガンをかかげ闘い続けている建交労の組合員たちです。この闘いは、1996年10月31日にトンネルを施工してきたゼネコンを相手に始まった、全国トンネルじん肺請求団闘争から15年以上続いています。
 今回提訴した原告団は、じん肺発生の責任を国や企業に認めさせた経験をもとに、すべてのトンネル現場からじん肺を根絶させることと、裁判をしなくても補償する「基金制度」を法制化させることを目的にしています。現在、超党派の国会議員606人が賛同している基金制度を一刻も早く実現させようと立ち上がりました。長崎の組合員は、6人が原告として提訴しました。一人は東京地裁に提訴、5人は熊本地裁です。


第83回メーデー長崎集会に615人

2012年05月07日 10時34分30秒 | 活動報告


5月1日、10時から長崎市の公会堂前広場で第83回メーデー長崎集会が開催されました。建交労から147人、全体で615人が結集しました。

消費税増税、TPP参加、原発再稼働、普天間基地問題、労働者派遣法の骨抜き「改正」、国家公務員の憲法違反の賃下げや地域主権改革など、民主党政権が進める悪政を阻止することが、実行委員長より呼びかけられました。

また、人間らしく働くことができる社会へ変えていくこと、原発ゼロの社会と再生可能エネルギーへの転換、地域主権改革を阻止し日本中どこに住んでも維持可能な地域産業と地域社会の再生、以上の3つが訴えられました。

来賓として、日本共産党の堀江ひとみ県議と、JAL不当解雇撤回争議団の藤田事務局次長(下写真)から挨拶をいただきました。



集会終了後、湊公園までパレードをして県民のみなさんにアピールしました。

五島市でも、同日11時から、五島市勤労福祉センター駐車場でメーデーが開催され、45人(うち建交労25人)が結集しました。