建交労長崎県本部

全日本建設交運一般労働組合(略称:建交労)長崎県本部のブログです。
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おおとり運送分会の廃業・解雇撤回裁判で意見書を提出

2015年01月24日 06時08分01秒 | ハンドルを守れ

   組合潰しを目的とした廃業・解雇とたたかうおおとり運送分会の闘争は、2013年5月から10月まで半年間の職場占有の後、13人の組合員が裁判闘争に打って出て最後までたたかい抜くことを決意しました。

   廃業・解雇撤回訴訟は、1月19日に5回目の弁論が開催されました。裁判では、明治大学商学部の野中郁江教授の意見書を提出し、おおとり運送の廃業自体が、オーナーによる私利私欲と組合嫌悪を原因とする不当なものであることを明確としました。意見陳述は組合員を代表して弓井さんが行い、紙切れ一枚の廃業通知が目の前に突きつけられた時の心境や、廃業や組合員の生活不安に対して「自己責任」だと会社側が言い放った時に裁判を決意したことなど、述べました。また、光洋商事分会も同じく、会社に物言う存在ができたら従業員の生活はおかまいなしに事業所閉鎖されていますが、今後こういうことがないよう公正な判決を強く訴えました。

   しかし、現在の訴訟の進行は、必ずしも廃業・解雇された組合員の被害に目を向けたものとはなっていないものとなっています。おおとり運送分会は、宣伝行動等に取り組みながら、新たに公正な判決を求める署名に取り組み始めています。当面1万筆を目標に取り組んでいますので、ご協力をよろしくお願いします。


光洋商事分会の裁判 証人尋問

2015年01月22日 10時06分50秒 | ハンドルを守れ

組合潰しの会社偽装譲渡・組合員解雇とたたかう長崎合同支部光洋商事分会の裁判は、1月13日に証人尋問が開かれました。組合側は横川副分会長と飯田合同支部委員長、会社側は橋口光洋商事社長と榊原サカキ運輸社長が尋問を受けました。

2013年12月13日の提訴以降、毎回傍聴支援に駆けつけてくれている県労連や市民団体の皆さんを背に、 10時30分から17時すぎまで緊張感に満ちた尋問が続けられました。

横川副分会長と飯田支部委員長は、会社が団体交渉を繰り返しつつ、分会結成通知提出後から水面下で着々と新会社設立を進めてきた手法と、組合員以外は新会社の社長の指名で採用が決まったにも関わらず、組合員にだけハローワークへの応募を求めてきた差別的な取り扱いについてこたえました。

会社側の尋問では、光洋商事からサカキ運輸へは自動車を譲渡したと主張するものの、具体的な譲渡の対象となる車両や個別の価格等はあいまいで、契約書も正確性を欠いていることがはっきりとしました。今後、証人尋問を受け、光洋商事からサカキ運輸へは車両の譲渡ではなく事業の譲渡であり、サカキ運輸へは雇用も承継されるべきであると、一気に進めていきたいと思います。

証人尋問を前に、緊張で正月料理も喉を通りませんでしたが、組合員一同改めて団結を固め、勝利をかちとります。


光洋商事分会の解雇撤回訴訟・証人尋問迫る

2015年01月06日 16時39分18秒 | ハンドルを守れ

解雇撤回訴訟をたたかっている光洋商事分会です。

2013年12月13日に長崎地裁に提訴して1年1ヶ月が経過しました。

これまでに、8回の口頭弁論が開かれ、不当労働行為性と、光洋商事とサカキ運輸の一体性について主張してきました。

いよいよ、1月13日に証人尋問となり、山場を迎えています。

同じ苦しみを誰にも味あわせない、その思いで、頑張って勝利をつかみます。

最後までのご支援をよろしくお願いします。

 

≪証人尋問日程≫

1月13日(火)

10時30分~ 光洋商事分会副分会長主尋問、反対尋問、支部委員長主尋問

13時30分~ 支部委員長反対尋問、光洋商事社長主尋問、反対尋問、サカキ運輸社長主尋問、反対尋問