建交労長崎県本部

全日本建設交運一般労働組合(略称:建交労)長崎県本部のブログです。
労働相談は、095-801-8800まで。

じん肺・アスベスト学習会「長崎の五大災害に学ぶ」のご案内

2015年09月30日 17時15分57秒 | 行事案内

今年で26回目になる「なくせじん肺キャラバン長崎行動」は、10月1日、2日に学習会や行政機関への要請行動を予定しています。

 

学習会は、「長崎の五大災害に学ぶ」と題して、長崎大学環境科学部の戸田清教授を講師に招いて開催します。

参加無料ですので、多くのみなさんにご参加いただきたいと思います。

ちなみに、長崎の五大災害とは、①原爆、②カネミ油症、③じん肺・アスベスト、④長崎大水害、⑤雲仙普賢岳火山災害、だそうです。

 

 日時:10月1日(木)18時30分~20時

 場所:長崎商工会館2階ホール(長崎市桜町4番1号)


戦争法の廃止求めデモ行進!

2015年09月26日 12時11分52秒 | 活動報告

建交労九州支部長崎分会は、毎週金曜日に長崎市で開催されている原発の廃炉を求める「紫陽花行動昼休みデモ」に6月から毎週参加してきました。

紫陽花行動は、集団的自衛権の行使容認閣議決定後は、戦争法案に反対する運動も掲げて行われました。分会は、法案を廃案にする運動の重要な行動として、昼休みデモに各班から交代で参加を決めました。

9月28日の法案採決後に行われたデモ行進は、執行委員会と同じ日に設定し全員が参加しました。今後、廃止に向けての行動などにも積極的に参加します。

夏の暑い日を頑張りぬいてきた皆さん、とりあえずお疲れ様でした。

 


JR長崎高架橋で戦争法案の成立に抗議し、新たな闘いを宣言する集会!

2015年09月19日 12時13分34秒 | 活動報告

建交労長崎県本部 中里研哉のブログより 写真はFB友達の前川さんより拝借しました。

戦争法案の成立に抗議し、新たな闘いを宣言する集会が9月19日午後6時から、JR長崎駅前高架橋で開催され、750人が集まりました。
主催団体は、戦争法案に反対する長崎の若者でつくるN-DOVEなど三団体です。
感動したのは、自公などの戦争法案に賛成した議員を落選させるために、戦争法案廃案の一点で協力し合う、沖縄方式の方針が共産党の堀江ひとみ県議から報告されたことです。
私も、今迄通りの野党バラバラの選挙のやり方では、戦争法案を廃案にするなど絵空事になると思っていたので大歓迎です。
さぁ、立憲主義、民主主義、平和主義を日本に取り戻す新しい闘いの始まりです。

一人一人が国の主人公として、能動的に考え、相手との違いを認め合える社会の実現めざして頑張りましょう❗️

 


建交労本部が戦争法案に抗議する声明を発表!

2015年09月19日 02時44分21秒 | 活動報告

全日本建設交運一般労働組合(赤羽和幸執行委員長)は、戦争法案成立に抗議する声明を発表しました!

 

戦争法の採決に抗議し、安倍政権の早期退陣と戦争法の廃止を迫る声明

 

 建交労は、安倍自公政権が国民多数の声と憲法を無視して、本日未明に安保法制〔戦争法案〕の採決を強行したことを絶対に許さない。

 戦争法の違憲性は、国会審議と内閣法制局元長官、最高裁元長官、憲法学者や全国の弁護士など法の専門家が余すところなく明らかにしてきた。国会審議で立法の根拠さえ示し得なくなった首相や閣僚は、「法案」の違憲性を追及されるたびに答弁不能に陥り、その度に審議中断に追い込まれた。戦争法は、日本を「海外で戦争する国」に変え、アメリカがはじめた戦争に自衛隊がアメリカ軍と一体で他国に武力攻撃をおこなう明確な憲法9条違反・憲法破壊の法律である。これは、議席の多数を背景に憲法の解釈を勝手に変えて立憲主義を根底から破壊する政権による暴力・クーデターである。さらに安倍政権は、国会前で、全国津々浦々で、連日・連夜にわたり戦争法案廃案を求める幾百万の国民の声に耳を貸さず民主主義を踏みにじった。安倍政権の政治はまさに独裁政治そのものである。

 一方、戦争法案廃案と安倍政権退陣を求める世論と運動は、国会審議がすすむほど大きくなった。これまで集会やデモに参加をしたことがない、政治に関心がなかった人々を含め、自らの自覚にもとづく自発的な行動参加がひろがり、組織や立場を超えた広範な共同が燎原の火のごとく全国を覆った。この国民運動の発展は、70年間の非戦の実績と、憲法にもとづく平和と民主主義、基本的人権が国民生活のなかで確実に息づいている証しである。

  この国民意識は、安倍政権が戦争法の成立を強行したいま、いっそう強く、確かなものになっている。戦争法発動の阻止と廃止、安倍政権を許さないたたかいは、来年の参議院選挙と早期の解散総選挙も視野にいまはじまった。安倍政権の悪政は、沖縄辺野古新基地の建設、原発再稼動、労働法制改悪、社会保障解体など国民の平和と安全、生活全般に及んでいる。

 建交労は、“失業と貧乏と戦争に反対”を一貫して掲げる労働組合として戦争法の強行成立に断固抗議し、安倍政権の早期退陣を迫り、憲法を守り・活かすたたかいに総結集する。

2015年9月19日

全日本建設交運一般労働組合


長崎県労連が戦争法案の成立に抗議する事務局長談話!

2015年09月18日 07時52分15秒 | 活動報告

建交労長崎県本部が加盟するローカルセンターの長崎県労連(大場雅信議長)は、参議院本会議で安保法制案が可決成立した19日未明、事務局長名で以下の談話をブログに掲載しました。 

 9月19日(土)午前2時18分、多くの国民の激しい反対の声を無視して、政府・与党は、戦争法案(安保一括法案・国際平和支援法案)の採決を強行しました。
 被爆地長崎の労働者で組織している長崎県労連は、この政府・与党による参議院での野蛮きわまりない採決強行に対し、満身の怒りをこめて抗議します。

 

 何より、法案審議を通じて参議院で起きた出来事は、「良識の府」の終焉、そして日本国憲法及び民主主義を破壊する「テロ」とも言えるものでした。
 議員たちの率直な質問に政府はまともに答弁することができず、または答弁がころころ変わり、審議は参議院だけで111回も中断。公聴会を開いても公述人の意見は無視、果ては採決及びその結果を確認できないような委員会「採決」。速記官が聴取不能で公文書に記録ができていない「採決」をもって、委員会で「可決された」と言うのでしょうか。
 本会議では、与党は発言時間などを制限する動議を乱発して反対意見を封じようとしました。結果、法案への理解は進むどころか、もはや法案に対する賛否に関係なく、国民の中には不安と不信と怒りが増大する一方です。

 

 安倍政権により、憲法と民主主義は踏みにじられ、日本の「存立危機事態」はいっそう深まりました。しかし、民主主義の「日本を取り戻す」闘いはすでに始まっています。国会周辺で、そして長崎を含む全国各地で、法案への反対の声はかつてなく上がり、国会内で与党に対峙する野党議員たちを強力に励ましました。特に、若者たちを中心とする「新たな熱意、新たな表現、新たな方法」による運動の爆発的な広がりは、世代を超えて人々に共感を拡げ、立ち上がらせました。これは、長崎も例外ではありません。
 この大多数の国民の声は、今後、戦争法案に反対した野党議員たちにとっては強力な追い風となり、法案に賛成した与党議員にとってはかつてない脅威となることでしょう。なお、このことは、意見書をもって法案の今国会での成立を求めた長崎県議会についても同じであることを指摘しておきます。

 

 戦後の労働運動は、民主主義の擁護・発展と恒久平和を重要な要求課題の一つに掲げて闘ってきました。これは、被爆や戦争を直接体験した諸先輩たちの「二度と戦争はしない、させない」との要求の声が、労働組合における当然の要求課題となっていたからです。

 

 長崎県労連は、「戦争こそ、平和な世界をつくろうとする人間の努力を、いっさい無にする」という過去の事実を改めて認識し、「戦争する国づくり」を阻止するため、そして、我が子を、家族を、教え子を、若者を戦場に送らせないために、そして、立憲主義、民主主義、平和憲法を守り抜くために、共同を広げながら、たたかいをさらに強化します。

 

 長崎県労連は、戦争法の即時廃棄、そして、日本国憲法及び主権者である国民を蹂躙し続けている安倍政権の退陣を強く要求します。
 2015年9月19日
                                                                   長崎県労連 事務局長 鳥巣勇樹