建交労長崎県本部

全日本建設交運一般労働組合(略称:建交労)長崎県本部のブログです。
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第29回人間らしく働くための九州セミナーが開催されました!

2018年12月28日 13時08分04秒 | 活動報告

第29回人間らしく働くための九州セミナーは、11月10~11日、福岡市・ももちパレスにて開催されました。

 はじめに代表世話人会の田村昭彦議長があいさつし、この間強行成立し導入された「高度プロフェッショナル制度」や外国人労働受け入れの拡大問題など、8時間労働を基礎とするこれまでの働き方が脅かされている現状に触れ、「健康権を確立していく広範な運動のために、セミナーで大いに学び、交流しましょう」と語りました。その後、久留米大学教授の石竹達也氏による「健康の社会的決定要因」を学ぶための開講講演があり、週間東洋経済記者の風間直樹さんによる「働き方改革のオモテとウラ」と題した講演が続きました。

 後半は、田村議長をコーディネータとして、首都圏移住労働者ユニオン書記長・福岡県商工団体連合会など、5つの団体からパネリストがそれぞれの立場から現状報告・ディスカッションをおこないました。

 最後は来年の第30回セミナー現地実行委員長に就任した建交労長崎県本部中里研哉執行委員長が、じん肺キャラバンとともに歩んできたセミナーの歴史・自らの労働運動と経験に触れながら、来年のセミナー参加について会場内に広く訴えました。

  九州セミナー2日目は、特別企画A「過労死・過労自殺とアスベスト被害者の救済と支援を考える」、特別企画B「医療現場で健康の社会的決定要因を捉え、対策を考える」、特別企画C「外国人労働者(実習生)の働き方と健康」、第1分科会「労災職業病被害者の救済と支援」、第2分科会「病気になった労働者の休む権利・働く権利(治療と仕事の両立支援)」、第3分科会「働き方・貧困 無料低額医療」、第4分科会「職場の労働安全衛生活動」、第5分科会「労働安全衛生活動 メンタルヘルス・長時間・他」と盛りだくさんでした。

 建交労長崎分会の組合員は、特別企画Aと第1分科会に参加しました。第1分科会では、長崎からの演題「じん肺に発症した間質性肺炎を労災と認めさせるたたかい(第2報)」、「被災労働者の立場に立った労働行政のあり方と、それを求める労働組合の役割について」を報告しました。
 第1分科会は、労災認定や裁判闘争などを通じ、医療機関と法労働組合、法律家の協同した取り組みが重要であることが浮き彫りになった分科会でした。


九州支部長崎分会第19回定期大会!

2018年12月28日 11時59分32秒 | 活動報告

 

 九州支部長崎分会は11月9日に第19回定期大会を開催しました。全体では役員含め139人が参加しました。
  大会議長が選出されたあと、事情で参加できなかった平川分会長に代わって山口副分会長が冒頭あいさつをおこない、来賓の日本共産党の堀江ひとみ県会議員、県本部の飯田書記長、九州支部の高田書記長がそれぞれあいさつをおこないました。
  中里書記長が活動経過と方針、安永書記次長が会計報告と予算を提案したのち、午後からは討論が行われました。トンネル5陣原告団の組合員から5陣解決に関わる報告とお礼、三菱3陣原告団の尾崎豊原告団長は裁判支援のお願い、12月提訴予定のトンネル6陣原告組合員が決意表明をおこなうなど、計5人から発言がありました。

 新しく選出された3役員は、以下の通りです。

 分会長・・・・村山勝利(新 内海班推薦)

 副分会長・・中野良夫(新 西彼北班推薦) 

 副分会長・・山口 等(再 県央班推薦)  

 書記長・・・・中里研哉(再 書記局専従)

新しく分会長に選出された村山勝利さん

 


建交労九州支部が第20回定期大会を開催!仁比そうへい参議院議員が参加

2018年12月28日 11時39分26秒 | 活動報告

 建交労九州支部は10月25~26日、熊本市のネストホテル熊本にて20回目の定期大会を開催しました。各分会より選出された代議員29名、役員10名が出席しました。

 井谷博一副委員長より開会あいさつと同時に物故者への黙祷が捧げられました。
  今期での退任を表明した緒方執行委員長、来賓として熊本県労連の楳本光男議長、続けて日本共産党の仁比そうへい参議院議員がそれぞれあいさつをおこないました。


 

 仁比議員は、この間船員保険や民営化による労働災害の不当な扱いを改善させた件について、厚労省要請の経過を説明したのち、労災補償の認定基準は組合員のたたかいの中で造り上げられてきたものであり、(行政による)不当な決定には断固として声を上げることが重要だと語りました。
 また、建交労中央本部と全国労災職業病部会を代表して石田直道・部会長があいさつをおこないました。
  中里研哉書記長より経過報告と方針案の提起、井谷副委員長が決算報告・予算の提案をおこない、船員保険難聴裁判で勝利した熊本分会の梶原さんが勝利のあいさつをおこない、一日目は終了しました。

 二日目は討論をおこない、各県から代議員の発言が続きました。長崎分会からは、3月におこなった五島・福江での組織拡大学習会や、3000万署名の諸行動について報告しました。討論まとめのあと、すべての議案が採択され、役員候補について承認されました。
 今期で退任した安永執行委員・緒方執行委員長がそれぞれ発言。安永執行委員は、3000万署名の街頭署名行動とりくみを通じ、改めて女性の力はすごいと感じたことを述べました。緒方委員長は九州支部の今までの運動について語り、組合のたたかう姿勢が救済に繋がっていくことを皆で再確認しました。

選出された3役は以下の通りです。

執行委員長:中里研哉(新・長崎分会)、副執行委員長:井谷博一(再・鹿児島分会)、

書記長:髙田正矢(新・熊本分会


第19回建交労長崎県本部定期大会!

2018年12月28日 11時31分43秒 | 活動報告

 

 第19回建交労長崎県本部定期大会は、9月30日(日)に長崎県勤労福祉会館にて開催され、代議員、役員、来賓(古川寿満県労連副議長、岩永千秋共産党県常任委員、川路潔建交労中央執行委員)合わせて42人が出席しました。

 組織建設では、長崎分会を県本部の柱としながらトラック労働者を重点業種として次年度までに400人県本部を達成することを目標としました。また、三菱長船じん肺3陣をはじめとするじん肺闘争の早期勝利解決、改憲阻止、核兵器廃絶をめざし運動に取り組むことなど、運動方針を決定しました。

新しく選出された三役は以下の通りです。