四国遍路 10日目 雨が降るのに宿がない

2018年3月16日（金）雨

室戸岬の最先端で一夜を過ごした。
夜から雨になり雨具を着てスタートする。朝一番で24番へ160mの登りはキツイ。
雨でテンションが上がらない。
参拝者も少なくゆっくりできるのはありがたい。
昼近く宿に電話するが一番都合の良いホテルが満室で断られ、さらにその先の民宿3軒に断られる。
仕方ないので直ぐ近くの民宿を予約。
ここは🆗だった。
進めるだけ進んでバスで戻り、明日は歩いた所までバスで移動します。
そんなに遍路が多いのかな？
一人だけでは面倒でロスが多いから断ってない？
人を疑ってはいけませんね。
これも修行と受け入れて、臨機応変に対処しましょう。

雨のスタート


24番への登り


山門


室戸市内へ車道を下る


25番津照寺




金剛頂寺




道の駅キラメッセ
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大師ゆかりの不動岩

四国遍路9日目 着いたぜ室戸岬！

2018年3月16日（木）晴れ

甲浦から室戸岬、距離にして38km。今回はそれほど歩きに執着しているわけではない。
だから、無理かなと思ったら途中からバス利用も頭に入れて6時前スタート。
足は快調だ。5km歩いて東洋町の明徳寺東洋大師に参拝する。
ここから断崖と海に挟まれた何もない道が続く。法海上人堂を過ぎ入木の佛海庵で中に入り休憩。
さらに2kmほど歩くとようやく商店等のある佐喜浜に着く。漁港の町だ。
時間は12時。スタートから20km歩き足も痛くなってきた。
ちょうどバスが来る時間なのでバス停でバスを待っていた。
そこに昨日の女性遍路がトコトコ歩いて来た。僕より5km先からスタートしてるし、追い抜いた覚えもない。
話しを聞けば佐喜浜でお店に入り食事していたそうだ。
辛くなったのでバスに乗るとは言えない。一緒に再スタートする。
バスが横を通過して行った。
しばらく話しながら歩くが、歩く速度が違いすぎるので、先に行くよと断り先行する。30分ほどで後ろに見えなくなり、その後会うことはなかった。
自分のペースで歩かないと、長い距離は歩けないので、歩き遍路では仕方のないことです。
夫婦や友人同士でも、次に会う宿や場所を決めて別々に歩いている方も多いです。
さらに、15km以上歩いてほんまに足の限界がきたようだ。頭の中はバス🚌バスが回ってる。
次のバス停でバスに乗る。そう思ってヨレヨレと歩いてると「お遍路さんご苦労様。これ食べて頑張ってください」とご婦人からミカンと飴のお接待。私の心の中を見透かされたようなお接待。
これは最後まで頑張って歩けと言うことでしかないでしょう❗️
そこから さらに10km歩き切って宿に着いた。
「もう無理は」まだまだ行けるということか。

宿を出て国道に


明徳寺にお参り


野根川を渡る


ここから断崖と海の道



あれが室戸岬かな？


崖っぷち道路は終わり一休み


佛海庵


佐喜浜の橋が渡れず迂回


夫婦岩


お接待




バス停で休憩 結局バスには乗らなかった


つくしにホッコリ


お大師さまのお出迎え




入れないんだ


着いたよ よくやった自分！


風呂に入り洗濯してご飯たべたら、
バタンキュウ。