山とバイクと時々お遍路

近畿北部、北陸の山(特に白山が好き)歩き。バイクツーリング、自転車で遊んでいます。

神社仏閣探訪 元伊勢皇大神宮(こうたいじんぐう)

2017年04月06日 | 神社
2017年4月5日(水)曇り

大江山や、丹後半島の山やツーリングに行く時、何度となく横を通りながら一度も立ち寄ったことのない神社でした。
自分の中で元伊勢なんてどうせ勝手に名乗ってる自称かなんかじゃないの、という胡散臭さを感じていました。しかし、まったく認識の無さ、無知からくる思い込みであったことを恥ずかしく思いました。
今日はゆっくりと境内を見て回りましたが、思っていた以上にその広さ、歴史の深さを感じさせる社や巨木群に驚きました。

【京都府ホームページより】
第10代崇神天皇の39年に大和地方からここに天照大神の神鏡をまつったといわれ、以後全国を転々とした後、54年後に三重県の伊勢神宮に正式に鎮座されたことから元伊勢宮といわれる神社。
杉の古木が立ち並ぶ山道を抜けると、壮大な構えの元伊勢内宮皇大神社がある。
本殿の両側には、脇宮2社が祀られ、それらを囲むように80余り社の小宮が並んでいる。
黒木の鳥居は全国でここと京都嵯峨野の野々宮神社以外には例がない。
周辺には五十鈴川、宮川、真名井ノ池、宇治橋、猿田彦神社など伊勢神宮にまつわる名称が数多くある。

【御祭神】
御本殿・・天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
脇宮左殿・天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)
  右殿・𣑥機千々姫命(たくはたちぢのみこと)
末社・・・熊野神社外八十社
【見どころ】
御本殿・・茅葺神明造り、千木は内ソギ、鰹魚木十本、左右に棟持柱
黒木の鳥居・・皮つき杉の古式なもので全国的にも珍しい
龍灯の杉・・推定樹齢2千年
麻呂子杉・・推定樹齢千年以上、聖徳太子の御弟麻呂子親王の御手植え杉
さざれ石、君が代碑、御製碑(今生天皇の御心を詠まれた歌碑)

ここから参道を上る


参道鳥居


参道 巨木多い




ようやく建物が見えてきました


麻呂子杉


元伊勢の厄神さん


黒木の鳥居


本殿




左殿


右殿


日室嶽遥拝所
大江町誌によると
天の岩戸神社の川向こうの原生林に続く急斜面の山が「日うらが岳」で、日陰ケ岳とも日室岳とも表記され、神の降臨を伝える神体山であり、禁足の神聖が守られている。内宮社境内の遥拝所を一願さんと呼ぶ。日裏岳・城山(じょうやま)(岩戸・日室岳・日浦岳などとも呼ばれている)。




天の岩戸神社へ




岩戸の渓谷 内宮発電所ダムの下流は岩戸の渓谷である。20メートル以上にも及ぶ断崖絶壁が両岸にそそり立って、その底を渓流がはしる。この渓流にのぞむ岩上に天ノ岩戸神社が鎮座している。
渓谷の右岸は、日浦ヶ岳(城山)でカシの自然林である。左岸は宮山で、シイの古木が茂る自然林が皇大神社に続いている。
岩戸神社本殿上手には、神が天下ったという御坐石があり、本殿左手の川の中に神楽岩と呼ばれるものがある。ここから約50メートル下流の岩に数個のくぼみがある。甌穴(おうけつ)であろうが、神が産湯を使った「産だらい」といい伝え、神々の伝承がここにも息づいている。

渓谷へ下ります














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