ご存じ小林克也おじさんが流暢な英語でアメリカン・ヒットチャートを紹介する音楽番組です。
先日、久しぶり(20年振り?)に見ました。
いやあ、まだやっていたんですねえ。
小林さんは1941年生まれだそうですから、御年69歳!
お元気そうで何よりです。
さすがに昔ほど言い回しにスピード感が無く、ときに言葉が出てこないもどかしさを感じることがありますが、立派なもんです。
私が毎週食い入るようにこの番組を見たのは1980年代前半のこと。
当時、洋楽チャートの情報はこの番組しかありませんでした。
TVもない貧乏大学生でしたので、友達のアパートに押しかけて画面に釘付け。
それまで日本の歌謡曲しか知らなかった私には、プロモーション・ビデオの映像も楽曲も全てが新鮮でした。
記憶に残るアーティストについて少し書いてみます;
■ プリンス
さわやかな曲調が多かった1980年代にダークなリズムで乗り込んできた不良少年。ちょっと不気味なメロディーが魅力的でした。「ビートに抱かれて」が大ヒットしましたが、私はその前の「1999」というレコードがお気に入りでよく聴いてました。シーラ・Eをはじめ「プリンス・ファミリー」をつくり一大勢力となってました。彼がインタビューで「肌の色ではなく、曲のクオリティで評価される時代になって欲しい」と答えていたのが印象に残っています。
■ マドンナ
彼女はレコードよりビデオ・デビューが先という戦略をとりました(日本では少年隊が真似したようですね)。まずダンスありき、という売り方をしたアーティストです。
初期の名曲「ラッキー・スター」「ボーダーライン」「ホリデイ」がシンプルでよかったなあ。「ライク・ア・バージン」で大ブレイクしましたが、どうも、有名になると興味が失せてしまう私です(苦笑)。
■ ホイットニー・ヒューストン
母親のシシィ・ヒューストンはゴスペル歌手、叔母にディオンヌ・ワーウィックというサラブレッドで歌手より先にモデルでデビューした才色兼備。初めて彼女の歌を聴いたとき、その歌唱力に衝撃を受けました。
予想通りその後ヒットを連発し、「ボディガード」で女優もこなし、今では大御所になってますね。
■ ティアーズ・フォー・フィアーズ
「シャウト」「ルール・ザ・ワールド」など、明るく未来的な良質なポップスでした。あのワクワクするような明るさは昨今の曲にはないですねえ。
■ メン・アット・ワーク
オーストラリアのグループで「ダウン・アンダー」という曲がヒット。低い声でモソモソ歌うんですよね。テンションは上がらないのですが、なぜか惹かれます。
まあ、上げればキリがないのでこの辺で。
3~4年はこの番組を見続けましたが、ヒットする曲のパターンが似ていることに気づいて飽きてきました。
以降、ジャズとクラシックにのめり込むことになります。この二つのジャンルに共通する特徴は「時代を超えた」支持を獲得していることです。ジャズは100年、クラシックに至っては300年以上の歴史があります。
先日見た番組でも、曲やプロモーションビデオの印象は昔とそう変わりませんでした・・・違うのはラップ系の曲が増えたことくらいかな。ラップは「韻を踏む」点では古典的な詩(ポエム)に通じるものがありますが、詩の内容よりリズムを重視して曲作りされており、メロディーに酔いたい私にはあまり訴えてきません。
手元に8枚組のCD集「ベストヒットUSA」があるので、今でも年に1回くらい聴いてます。
先日、久しぶり(20年振り?)に見ました。
いやあ、まだやっていたんですねえ。
小林さんは1941年生まれだそうですから、御年69歳!
お元気そうで何よりです。
さすがに昔ほど言い回しにスピード感が無く、ときに言葉が出てこないもどかしさを感じることがありますが、立派なもんです。
私が毎週食い入るようにこの番組を見たのは1980年代前半のこと。
当時、洋楽チャートの情報はこの番組しかありませんでした。
TVもない貧乏大学生でしたので、友達のアパートに押しかけて画面に釘付け。
それまで日本の歌謡曲しか知らなかった私には、プロモーション・ビデオの映像も楽曲も全てが新鮮でした。
記憶に残るアーティストについて少し書いてみます;
■ プリンス
さわやかな曲調が多かった1980年代にダークなリズムで乗り込んできた不良少年。ちょっと不気味なメロディーが魅力的でした。「ビートに抱かれて」が大ヒットしましたが、私はその前の「1999」というレコードがお気に入りでよく聴いてました。シーラ・Eをはじめ「プリンス・ファミリー」をつくり一大勢力となってました。彼がインタビューで「肌の色ではなく、曲のクオリティで評価される時代になって欲しい」と答えていたのが印象に残っています。
■ マドンナ
彼女はレコードよりビデオ・デビューが先という戦略をとりました(日本では少年隊が真似したようですね)。まずダンスありき、という売り方をしたアーティストです。
初期の名曲「ラッキー・スター」「ボーダーライン」「ホリデイ」がシンプルでよかったなあ。「ライク・ア・バージン」で大ブレイクしましたが、どうも、有名になると興味が失せてしまう私です(苦笑)。
■ ホイットニー・ヒューストン
母親のシシィ・ヒューストンはゴスペル歌手、叔母にディオンヌ・ワーウィックというサラブレッドで歌手より先にモデルでデビューした才色兼備。初めて彼女の歌を聴いたとき、その歌唱力に衝撃を受けました。
予想通りその後ヒットを連発し、「ボディガード」で女優もこなし、今では大御所になってますね。
■ ティアーズ・フォー・フィアーズ
「シャウト」「ルール・ザ・ワールド」など、明るく未来的な良質なポップスでした。あのワクワクするような明るさは昨今の曲にはないですねえ。
■ メン・アット・ワーク
オーストラリアのグループで「ダウン・アンダー」という曲がヒット。低い声でモソモソ歌うんですよね。テンションは上がらないのですが、なぜか惹かれます。
まあ、上げればキリがないのでこの辺で。
3~4年はこの番組を見続けましたが、ヒットする曲のパターンが似ていることに気づいて飽きてきました。
以降、ジャズとクラシックにのめり込むことになります。この二つのジャンルに共通する特徴は「時代を超えた」支持を獲得していることです。ジャズは100年、クラシックに至っては300年以上の歴史があります。
先日見た番組でも、曲やプロモーションビデオの印象は昔とそう変わりませんでした・・・違うのはラップ系の曲が増えたことくらいかな。ラップは「韻を踏む」点では古典的な詩(ポエム)に通じるものがありますが、詩の内容よりリズムを重視して曲作りされており、メロディーに酔いたい私にはあまり訴えてきません。
手元に8枚組のCD集「ベストヒットUSA」があるので、今でも年に1回くらい聴いてます。