私の音楽 & オーディオ遍歴

お気に入りアーティストや出会った音楽、使用しているオーディオ機器を紹介します(本棚8)。

Cidalia Moreira(シダリア・モレイラ)

2012年09月27日 | ワールド
 NHK-BS「旅のチカラ」で小野リサさんが登場しました。
 言わずと知れた、日系ブラジル人のボサノヴァ歌手。デビューしたときのことを覚えていますが、随分年月が経ちました。

 内容は、ボサノヴァ歌手のリサさんがポルトガルのファドにトライする、というもの。
 ブラジルは植民地時代の影響でポルトガル語が共通語であることは皆さんご存じのことと思います。
 ボサノヴァはラテン音楽とジャズがフュージョンした音楽で、軽やかなイメージがあります。
 一方、ファドは「サウダージ(郷愁)」を情感豊かに歌う’濃い’イメージ。
 同じ言語を使う民族が、各々育ててきた庶民の歌ですね。
 さて、リサさんはどうファドを歌いこなすのか・・・。

 番組の中で何人かのプロのファド歌手が登場しました。
 その中の一人である、CIDALIA MOREIRAさんは私のイメージするファドの王道を行く歌手。
 CDは手に入りにくいけど、YouTube で視聴することができました:

Meu primeiro Amor
Cidália Moreira
CIDÀLIA MOREIRA - Mosteiro de Alcobaça
CIDÁLIA MOREIRA - FADO "Só á noite"
CIDALIA MOREIRA - FADO "Primeiro amor"

 う~ん、聴いているとアマリア・ロドリゲスが聴きたくなってきます・・・

15-Barco Negro - Amália Rodrigues live in Cannes 1962
Amália Rodrigues, "Barco Negro"
Amália Rodrigues - Canção do mar
30-Amália Rodrigues-live in Brasil in the sisties-" Triste Sina "-Fado-World Music
Amália Rodrigues - Gaivota (1970)
22-Amália Rodrigues,"Nem as paredes confesso".
Amália - Foi Deus
218-Amália Rodrigues Live in Japan (1986) Concerto inteiro.

 さて、ポルトガルとブラジルの間には大西洋があります。
 そこの小さな島ガーボヴェルデ出身の歌手、セザリア・エヴォラさんも私のお気に入り。
 「モルナ」と呼ばれる、ラテンとファドをフュージョンした、軽やかなリズムに乗って郷愁(「サウタージ」ではなく「ソダーヂ」)を歌う絶妙なスタンスが心地よい。
※ 彼女は昨年末70歳でその生涯を閉じました。

Hommage Césaria Evora.
Cesaria Evora & Bonga - Sodade
Cesaria Évora - Cesaria
Cesaria Evora Live in Paris 2001 DVD Rip
Cesaria Evora Live at Zenith 1
Cesaria Evora Live at Zenith 2
Cesaria Evora Live at Zenith 3
Cesaria Evora Live at Zenith 4

 ・・・肝心のリサさんのファドは・・・ちょっと?でした。