私の音楽 & オーディオ遍歴

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第22回佐野第九演奏会

2014年12月24日 | コンサート
 2014.12.23に恒例の第九演奏会が佐野市文化会館で行われました。
 高校で合唱部に入った長男が参加するようになってから通いはじめ、5年連続聴くことになりました。

 オーケストラは群馬交響楽団です。演奏者は以下の通り;
・指揮者:飯森 範親(のだめカンタービレの指揮を指導した方)
・ソプラノ:竹多 倫子
・メゾソプラノ:在原 泉
・テノール:山本 耕平
・バリトン:堀内 康雄
・合唱:佐野第九合唱団(佐野市民合唱団“Voice”が主体)

 今回は、やはり合唱部の高3の長女が3回目の参加。
 ふつう高校2年生までなのですが、推薦入学で早々に大学が決まったため、特別に許可されました。
 指揮者から「佐野の合唱団はアマチュアの中ではトップレベル」と褒められたそうで、ご満悦の様子でした。
 ソロパート、とくにテノールとバリトンは強力な布陣で、山本氏は芸大首席卒業の「オペラ界の超新星」と将来を期待される逸材、堀内氏は世界を舞台に活躍する方。そのような人たちの歌唱を間近で見たことは、彼女にとって貴重な経験になったと思われます。

 少々感想を・・・
 群響の弦はキレイですね。引き締まった渋い音色。
 弦中心の第3楽章は至福の時間でした。
 それと比べると、管楽器のホーン系の抑制が今ひとつで音が浮いて聞こえる印象がありました。
 ティンパニの男性は相変わらず元気で、聴衆の眠気を吹き飛ばす大音量で叩きまくります(あそこまで必要かなあ?)。
 
 年末に第九を演奏する習慣は日本独自のものらしく、その走りは群馬交響楽団であることをあるドキュメンタリーで知りました。
 先日長男がドイツ人の友達を連れて帰省した際に「ドイツでも年末に第九の演奏が多いの?」と聞いたら「新年の方が多い」と言ってました。

 来年は長女も大学生になり、子どもたちの参加もなくなります。
 今年で最後かなあ・・・。