CUYC活動報告 帆走日記

千葉大学体育会ヨット部ディンギー班公式ブログ

引退ブログ 北井

2024年12月01日 | 活動記録
 平素よりお世話になっております。
今年度主将を務めました、北井です。 早かったような短かったような引退の時期を迎え、まずこうして4年間やり通すことができたことに感謝をしつつ引退ブログを書きたいと思います。

まず冒頭にこの4年間、本当に多くの方にご支援をいただきました。
高校の大先輩である小岩井コーチ、稲毛において明海大学監督ながらさまざまなアドバイスをいただいた国府田監督らコーチ陣、そしてお忙しい中私たちを叱ってくださる熊田監督、今年度からほたて会会長となり常に支えていただいた斎藤さんをはじめ、差し入れやコーチング、指導をしてくださったO B・OGの皆様本当にお世話になりました。入部当初から再三申し上げていますがヨットは環境が命のスポーツです。

 どれだけ私が頑張ってもこうして4年間大会に出て、最終的には5艇+レスキューもの仲間と活動をできたのは皆様が築き上げてくださった歴史、そして現在もたくさんの支援をしてくださっているからであると痛感します。改めてありがとうございました。そして2年生の頃新艇(4841)、新レスキュー(ほたてⅡ)をそれぞれ進水し、他にも主将になってからはチーム運営に大会運営や船検など時期的に重なったこともありますが貴重な経験をさせていただきました。こと新艇らは私たちに期待を寄せていただいていたのに、全日本の舞台を再び皆さんにお見せすることができず(北井としても?)本当にごめんなさい。これからはOBとして自分にできることをサポートしていこうと思います。

ということで今できることとして今年度の自分の考え方と反省、そして自分が思う改善策を書き残ししていこうと思います。かなり長いのでそれぞれ必要だと思う部分だけ目次ごとに読んでください笑。ただ、これに従えということではなく自分が考える理想像になるためにはという視点なので、各代話し合ってそれぞれの理想像を決めて欲しいと思います。

ただまず言いたいことは楽しくあれ!ということです。

少人数さゆえに誤魔化していた部分が多々あったけれど(?笑)楽しさを知らないようであれば正直相当辛い部活に来ることは自分のことだけ考えればマイナスです。海外旅行やら新しい常識、考え方を養う貴重な経験に使ってください。
 
でもヨットは楽しい!そしてやってみないとヨットの楽しさは伝わりづらいのです。ぜひみんなにハマって欲しいと思いつつ、各個人が、各代が楽しく、良い時間を過ごして欲しいと切に思います。

さて、この楽しさ、振り返りをする前に後書きですがこの文章はかなり長いです。すみません。 
少しでも読みやすいように目次を作っておいたので読みたいと思う章だけ抜粋して読んでください。

(目次)
1. 楽しさ
2. 振り返り
3. 課題点
4. 楽しさを追求するために
5. 目標設定のために
6. 練習の仕方・1年生の役割について
7. それぞれへのメッセージ
8. 終わりに


1.楽しさ
ということでこのブログを見てくれるかもしれない新1年生たちに向けて、さらには自分たちが今年度モットーとした楽しさについて少しだけ書きたいと思います。
ヨットの楽しさには大きく分けて4つあります。

・乗り物としての楽しさ    (新歓〜1年前半)
・考えることで成長する楽しさ (1年後半〜3年前半)
・勝つ楽しさ         (3年〜4年)
・チームでやる楽しさ     (全員?)

ただこのブログを読んでくれている人はチームの楽しさと乗り物としての楽しさとをしっていると思うので、考えることで成長できるヨットならではの楽しさをぜひ知って欲しい。(浅見もこれにどっぷりハマっていたのが最高に嬉しかった〜)という思いで活動したのでその反省と方法を後半たっぷりと綴っています。
ここでは勝つ楽しさについてちょっとだけ綴ります。

先代から受け継いできたこの楽しさは全日本に行くという目標がこれに当たるわけです。
自分が1年生の頃は予選敗退だったところから決勝に駒を進め、全日本を目標にすることができるようになった3年生までこの勝つ楽しさは最高のものがありました。数字や目に見えるものとして現れる結果、駒を進めることができたという達成感は何ものにも言い難い。しかし、決勝進出を超え全日本出場が目標となった今、全日本の舞台を経験してしたことがある、もしくは部の絶対的存在に偶然ではなく勝てた経験がある、そんな人ではないとこの楽しさにどっぷり浸かることはなかなかに難しいようです。さらには絶対的エースのような人はことチーム内ではそれが普通になり楽しさを覚えなくなってしまう。楽しくなければ当たり前だがモチベーションはどんどんと下がってしまいます。最終的に全日本で勝つ喜びを知って欲しい、という思いはもちろんありますがそれをここで願うだけでは仕方がないのでその前段階ヨットならではの楽しさについてたっぷりと後述しようと思います。これらが達成された後に感じる勝つ喜びを感じられる日をOBの一員として心待ちにしています。

2.振り返り
 さて、まず簡単に自分のこれまでの軌跡を振り返りたいと思います。
僕が初めてヨット界に参入したのが中学生の頃でした。ちょうど10年前になります。中高と全国大会に参加して、仲間といろんな議論を交わしながら切磋琢磨し合う時期は本当に至高の時間で、ヨットにのめり込んで行きました。コロナでインターハイは無くなってしまったものの、日本一の座を目指してハイレベルな戦いを繰り広げる楽しさもあったが、

それよりも僕は仲間と議論を重ね高みを目指す時が本当に楽しかった。

これに尽きます。

もちろんヨットの楽しさはこれだけではありません。
ハルに波がコポコポと音を立てて振動する様や足から伝わるヘルムの感覚(ん〜、我ながらマニアックすぎる笑)、時に踊るように滑らかに時に激しく動作を繰り返しながら広い視野で戦術を考えることで未経験者であってもオリンピック選手に勝つことだって夢ではない!(一レースだけ畔柳さんとオリンピック選手の前でゴールした時は人生1嬉しかったな〜、と昨日畔柳さんと飲みながら話していました笑)これが大学から始める人が多い要因だと思う! 
↑もし読んでくれている神新1年生がいたらぜひヨットの面白さを体感して〜!

と脱線してしまいましたが議論を重ね、成長し合う楽しさを共有したくてもう一度大学になってもヨット部入部しました。幸いにももう熱すぎる先輩や楽しさに共感してくれる同期(浅見しか居なくなってしまったけど、、)、後輩と出会いコロナで1艇しか大会に出られないほど衰弱してしまった千葉大学ヨット部は成長し合うことができる環境になりました。

こうして回ってきた最高学年、結果こそ出せなかったものの最高の環境を残して引き継いでくれたバトンをどう繋いでいくか。。。同期の浅見をはじめ部員と共有し「目的共有」「役割分担」「相互信頼」を基にコミュニケーションを行い主体的に取り組む、そして第一に楽しむこと!これをモットーにスタートしたが、この1年間は本当にキツすぎた。(浅見からの伏線を回収しておきました笑)

3つの主軸は愚か、モットーとした楽しむことすら自分たちが体現できなかったことが本当に悔しいです。春合宿が始まる1月から私は公務員試験に気持ちがシフトしていき、その中で時間を作ろうとしても結局うまくいかず、逆にみんなの意欲を下げさせる結果を招いてしまった。さらには運営すらままならず、こうした自分への不信、または仲間からの信頼は崩れていった。こうして3軸のうちの一角である「相互信頼」が崩れてしまったのだと痛感する。

浅見はブログでは4年生と括ってくれたが、主将として、チームのエースとして3年間も担っていたのに、ただただ結果も姿勢も引っ張ることができなかった自分の至らなさが露見したとつくづく感じる。

こうした状況では議論を重ね成長すること、それらを通した「楽しさ」は伝わるわけもなく「目的共有」とモットーを失ってしまったのです。

3.課題点
さて、自分の能力不足と嘆いても仕方がないので、これから先どうするべきか自分のためにも考えていきます。


まず、決めた決断に対してやり切る。当たり前だが自分が至らなかった一番の要因だ。
無理なものは無理であるとしっかり見切りをつけ、再度軌道に載せる。
この決断力と固くやり切る力、実行力が至らなさの原因であり、当然にできなければいけないことであったと思う。これらは特に3年生は心配ないだろう。 これから僕個人が解決します笑。

次にないものねだりをしてしまうと底なしの明るさを持つムードメーカーの存在だ。こればかりは各々の人柄次第だがこのような人(先輩で言うと柳さん)がいるだけでチームでやる楽しさ、やり切る実行力も格段に上がると思う。そんなスーパールーキーが出てきたら絶対逃がしちゃダメだよ(笑)

さらにはもう一点考える楽しさについて常に言っていたが、伝え切ることができなかった。
これは前述した私自身の至らなさが原因の大半だが、嘆いても仕方がないので書き記すとともにその方法の改善案を書き残したいと思います。

4.楽しさを追求するために
ここからはただの持論なので、口調を崩します。考える楽しさとは毎練習ごとに目標をたててそれを達成していく楽しさということだ。これは何事にもおいても言える楽しさだが、特にヨットは考えるスポーツである。

前述もしたが、うまくいけばオリンピック選手にも勝てるし、潜在的な身体能力も必要ないのでみんなが成長を感じやすいのだ。さらにいえば経験者も少ないので切磋琢磨しやすい。僕がヨットにハマったのは高校時代の絶対的エース(インターハイ2年連続1位の国見さん)を自分でしっかりと作戦立てたコースでぶち抜いた時だ。それ以来ペアと常に話しあい、時には下回航だけを1つのマークで3時間まわり続け、時には部室においてあった陸上トレーニング艇で動画を撮りながら4時間ぐらいペアの子も交えながらやり続けた。この楽しさの片鱗は大学3年生の畔柳さんと出たオリンピックウィークでも感じることになる。(こちらは偶然が大半である笑)

そのために欠かせないのが目標設定であるが、これがなかなか難しい。目標設定をやろうねと、主将はじめでもその後練習でもいうことはしたが、長続きはしないし、そもそもなかなか設定してきてくれることは少なかった。上級生に関してはただの怠慢だが、下級生は目標の立て方、そもそも何を目標にして良いか、分からないからだと思う。自分はこの指示も怠ってしまった。そこで目標の立て方と今年度の目標について改めて整理しようと思う。

ところで2、3年生は去年の夏オクムラボートの山本さんにしていただいた話を覚えているかもしれないが「戦術」と「戦略」を明確にするという話だ。戦略とは大まかな部の方針であり、どのようなチームの雰囲気、結果、ゴールを見据えるか。戦略とはそのために具体的にどのようなことを実行するのかということである。この話をいただいた当初誰もこのチームにおけるそれらが何であるのか答えることができなかった。そこで兼ねてからの目標である議論を重ね自分で考える主体性を養い、楽しむことで相乗効果をもたらし、成長する様を戦略とした。これは去年の反省も踏まえたものであり、強豪私立に対して技術力では絶対的勝てないためだ。
(ちなみにボートスピードを上げるといった技術的な戦略もすべりの仕方、常に船を整備して軽くする、セールシェイプについてとことん研究する、コーチングを有料で依頼するといったうちの強み、個性を作ることが戦術になり、これらについて山本さんから話があった)

さらに少人数であることも生かし、チームを一丸にすることで3つの主軸とともに後輩からもアイデアをより言いやすい環境や足りないこと、やりたいこと、わからないことに対して常に問いかけるようにする。これらを戦術としたつもりです。(おかけで海上ではずっと声を枯らしていた気がする。。)しかし、足りなかったものは大前提やり切る力さらにより具体的な指示であったと思う。3年生や経験者はまだしも1年生にはわからないことが分からない。よく言うことだが、それに対して具体的に指示や方針を示していくべきであったのかなと思う。

ここからは具体的に目標設定の仕方や何を考えて欲しかったか、そのための指示の仕方について綴りたいと思う。

5.目標設定について
物事にはいくつかの壁が存在する。「知識の壁」、「行動の壁」、「気づきの壁」、「技術の壁」、「習慣の壁」と言うものがあるらしい。それぞれ知らない、知る、やってみる、わかる、できる、している。といった状態を経る。

(『アオアシから学ぶ考える葦の育て方』より引用)

これを元に今自分がどの状態におり、次に何をするべきなのかを整理することで目標を立てることがやりやすくなる。これらの壁を超えるためには各個人が考え行動をしなければならないわけだが、例えば道筋をつけてあげることは上級生がすべきことなのではと思う。具体的に最初に当たるものが知識の壁になるわけだが、これは知識という外部要因がなければ難しい。だからこそ例えば「本のこの章について読んできて」「ロールタックの要点を探してこい」と伝え、次の部活の時に実際に1年生同士でやらせてみるといったことだ。

 つまりテーマを与え、どの状態なのかみんなで共有をさせる場を設けることができたと思う。これは上級生にも言えることで、上級生についてはミーティングでやる必要はないと思うが、ペア間でアップ、ダウン、スタートそれぞれのテーマが何であるか共有できるとよかったなと感じた。
これらができれば1年生の何からやればいいかわからないということもなくなり目標を持って活動ができ、成長を自分で感じることができたのではないか、また上級生でもテーマがあるからこそどんな練習をやりたいかと聞いた時にこれがやりたいなど意見を言ってくれるようになったのではと終わってから感じる。

と本や大人の話から類推して偉そうに語ってきましたが、要約すると「考えろ」、「議論しろ」と言っても何を議論するべきなのか分からないので目的語やテーマを与え具体的に指示をすることが大切であるということです。セールを見るのかボート、人を見るのか視点を変え、さらには練習から飛び出て安全性やコース引き、地形研究といったマクロな視点、つまり視座を変えてテーマなどの具体的な指示を与えてあげることが上級生としてやるべきであったのかなということです。
もちろん部員はこれらに従って目標を立てて、やることやりたいこと、現状を把握(わかっているのか、できるなのか、など)することが大切でその方法を自分なりに前述してきました。

とはいえ、実際にこれをやり切ることは本当に難しい!私自身それをやりきれなかったし、個人の中に留めるだけならまだしも組織で取り組むなら尚更だ。しかしそれらをやりきれない自分に失望してそれ以前のことすらできなくなったり、有言実行できないことが自分のように信頼を失うことになったりするかもしれない。それは決めたことの必要性を常に意識して、意識を高く持ち続けるしかない。。今思うとその最も簡単で効率的なものが時間管理なのかなと思う。(他に解決法があったら本当にコチャで教えて欲しい!!!!笑)

ただ、それができない自分たちのようになってしまったら後輩がなんなら1年生が支えてあげてほしい。 後述するが1年生の力は本当に偉大で部全体の意識を底上げすることができると思っている。自分たちで主体的に動き楽しんでくれれば必ず4年生は奮起する上にみんなが部に行きたいと思ってくれる。それでも難しい時は浅見がみんなに寄り添ってくれたように今度は2、3年生が後輩や先輩に対しても寄り添いまとめ上げて欲しい。それが「役割分担」であり「相互信頼」であると思う。
自分の反省を生かし示せる先輩と頼れる後輩になって欲しいと強く願っています。

6.練習の仕方・1年生の役割について
また、これも再三言っていたことだが、必ずしも海に出ている時間が長ければいいというわけではないと思う。昨日OBとしてミーティングにいった際にも言ったことだがまだ海に出る前にやるべきことがたくさんあるということだ。前述した目標を決めるための現状把握ができていないのであれば海に行ってもしょうがないということもそうだが、陸上で動作研究や一年生の知識を試す場としてはセールシェイプをいじってみたり、チューニングをいじってみたりいわゆるやってみることは陸上でもできるというより陸上の方がより効率が良いと思う。これらを踏まえてその日各々が何をすべきで何がしたいのか決めてほしいと願うばかりだ。

ここまで1年生のことについて特に書いてきたわけだが、それは部の雰囲気を作るのは1年生の仕事であると高校時代の恩師から考えを受け継いできたからだ。1年生が楽しくヨットをやってくれれば上級生は本当に嬉しいものだ。これは絶対の自信がある。逆に何をすれば良いか分からず、ただ乗っているだけ、言われた通りやるだけでは上級生は本当に大変になり、部の雰囲気を崩壊させる。ちなみにこれも自分たちの代で楽しむことができなかった要因の一つだと感じている。上級生や過去の自分たちを擁護するようになってしまうが、こと4年生は自分たちのヨットのこと、部の運営、さらには就活や将来の岐路に立たされて他人のことなどに気が回らなくなってしまう。だからこそ何がしたくて何が分からないのか声をあげるだけでもいい。とにかく発信をして、こと海上では声を出して欲しいのだ。何も分からないから何もできないではなく1年生でも部を変えられるだけのパワーがあることをぜひ知ってほしい、そう思います。

7.それぞれに向けたメッセージ
OB・OG、先輩の皆様

私が入部した当初、すごく期待に満ち温かく歓迎してくれたことを鮮明に覚えています。環境整備をしてくれたほたて会の皆さん、強風の中勝手に進む自分のことを声まで枯らしながらもブチギレて下さった監督、初回に私を迎えにきてくれた藤井ちゃん、ムードメーカーな山口さん、最下級生の自分にスキッパーの枠を譲ってくれて自分は4年生なのにクルーとして出場をさせてしまった寺島さん、2年間うるさいほどの事細かい指示出し、愚痴を浴びながらも乗り続けてくれた伊藤さんに完璧主将のけいちゃんに諸々のメーターが振り切って壊れちゃってる柳さん、一人一人が私にとって本当に大切な存在で、運営していく中でも皆さんだったらどうしただろうとよく考えていました。本当にお世話になりました。

(3年生)
 就任当初からわかっていたがなかなかうまくまとまらない中、みんなに色々な役割についてもらい、なんなら自分が部活から意識が逸れ、苦しい時期の中でも耐え忍び練習を続けてくれたみんなには頭が上がらないです。それぞれが個性的でこれまたうまくまとまるかちょっと不安だけど、自分とは違いしっかりしている人も多いからそれぞれの個性を大切にしながらちゃんとコミュニケーションをとって自分たちを反面教師に頑張ってください

(2年生)
 当初から部員が圧倒的に減り、これから先本当に大変になると思います。特に3年生はこれから忙しい時期に入り、うまく回らない、雰囲気が悪くなることがままあると思うから、今年度の3年生が私たちを支えてくれたように頼りある存在になってください。
まだ、頼りないっすね〜。。

(1年生)
 あまり長い時間いることができなかったし、圧倒的優しさを持つかいせいが色々と1年生に対してアクションを起こしてくれていたので、あまり構っていなかったが中盤でもいった通り、みんなは恵まれていてこれだけ大人数で1年から船に乗れ、モチベーションと知識がある部員がたくさんいるので切磋琢磨しあいながら、部の雰囲気をぜひ作ってほしい。1年生のやる気、主体性が何よりも部を作ります。各々が競いあい、ヨットを楽しんでください。

(かいせいに)
 3年生までは最高に楽しい時間を過ごして、それぞれが成長できていたが4年になりかいせいに頼りきりになる場面は数えきれないほどあるし、それぞれ思うことはたくさんあると思う。でもかいせいが同期でいてくれて本当によかった。あのヨットを本当に楽しそうにやっていた時の空間を守りきれなくて本当に申し訳ない。これを読んでくれた後輩が一人でもあの頃のように楽しんでくれる人がいると嬉しいね!

8.終わりに
ついつい喋り出すと止まらない癖が出てしまいかなりの長文になってしまって申し訳ないです。。読んでくれた人はありがとうございます。

自分のことを棚にあげ、伝えきれなかった楽しさについてペラペラと綴ってきましたが、とにかく自分が感じたヨットの楽しさ、かいせいがハマってくれていた楽しさ、笑顔がこれからヨットに携わってくれる後輩に一人でも伝わってくれたらいいなと思います。

ヨットは生涯スポーツなのでまたヨットに関わりたいところです!と言いたいところですけど、今年4月ごろにラテックスアレルギー(ゴムアレルギー)であることが発覚し、ウェットが自分に適していないことがわかりました。ぴえん

10年目にしてようやく炎症を起こしていた原因が見つかったわけですが、今更引き返せないのでウェットを着ないウォータースポーツがいいな。
もしかしたらまた、炎症覚悟で着てるかも。。

ただ僕の影響なのかわからないが弟がウィンドを始め、柳さんまでウィンドに明け暮れてるから自分も始めちゃいそうな予感、、、

さて最後に10年間のヨット生活の節目としてここまで千葉大学ヨット部として携わってくれた関係者の皆さん、中学からの同期、先生方、そして家族のみんな本当にありがとうございました。

千葉大学ヨット部 北井克典


代替わりの挨拶と今後の目標

2024年11月28日 | 活動記録
ようやくスマホを海に落としたことによる衝撃が和らいできた3年の小林安奈です。先週房総を係留するために桟橋に飛び移ったらポケットからスマホが落ちてしまいました。3ヶ月前に購入したばかりでしたが、購入時に保険に入ってたので1万円で新品と交換できました。保険大事!8月に入ってから3ヶ月間で腰怪我して、財布新幹線に忘れて、ピアスを片方無くして、イヤホンを味噌汁に落として、スマホ海に落として、と色々やらかしすぎてるのでそろそろお清めに行こうと思います。


さて先月の関東学生ヨット選手権決勝を持って、2024年度卒業の代から私たち3年の代へ代交代が行われ、先々週より新体制の活動が始まりました。


今後は前体制同様、主将、副将の他に練習リーダーを加えまして以下の体制で部活を行います。

主将    :小林安奈(工学部建築学コース3年)
練習リーダー:藤原晨太郎(工学部機械工学コース3年)
副将    :佐藤日向太(文学部日本ユーラシア文化コース2年)

部員:3年;4名
   2年;4名
   1年;7名 計15名


代替わり直後の日曜日には全体ミーティングを行い、全体の目標と各学年の学年目標の設定、今後の年間スケジュールの確認、千葉県大学生選手権へ向けた目標設定と配艇、1日の練習スケジュールなどについて話し合いました。1年生から3年生まで話し合い、お互いの考えを共有できたとても有意義なミーティングだったと感じています。特に印象的だったのは1、2年生の発言でした。このような部の方針を決めるミーティングは上級生が大方を決めることもあって上級生主体ですが、ミーティング中「それは部のためにならない」「まずはこれをすべき」などの声が後輩から上がりました。この発言を聞いて後輩もこれからの活動を、部活をよくしていきたいと積極的に思ってくれていると感じ、個人的には最上級生としての勝手な気負いが軽減された気がしました。頼もしい後輩です。


ここからは去年の振り返りと今後の目標について話します。


去年の反省としてのりさん(北井主将)が掲げたコンセプト(開放、相互信頼、目的共有、役割分担)を振り返ろうと思います。完全に個人的に感じたことです。

開放-自分の意見を言いやすい環境づくり
相互信頼-各部員との信頼関係構築
目的共有-チーム一丸となって現状と目標の把握
役割分担-担当する役職に対する責任と自信をつける

開放については先ほどお話したように、自分の意見を言いやすい、言い換えれば部活への積極性が芽生える環境になったと思います。最高学年の先輩が2名だったこともあり3年生は上級生として積極的に部の運営や練習に携わっていった1年間でしたし、下級生はインカレ前にも練習を行ったり、座学を積極的に行ったりして上級生と一緒に活動することで、上級生だけでなく下級生にもヨット部の一員としての意識があったからかなと思っています。役割分担についても仕事が少数に集中することなく分散され、失敗は色々あってもそこからの反省と成長をとおして責任もついていったと思います。

一方で相互信頼と目的共有については先日の浅見さんの引退ブログにあったようにまだまだ達成されてないと感じます。今年の2月、3月まだ1年生が入部する前の部活は留学に行く部員や就活、研究室などで忙しい部員であふれ、部活に参加できない人が多かったためかお互いに考えを共有できずにだいぶ不信感が募る時期でしたし、目的共有に関しては個人の振り返りはしていても、部全体としての現状を振り返る時間を設けなかったから、そこから部全体としての目標を目指すこと、全員の意識を統一することが難しい状況だったのかなと思います。


さて、ここからは今後の目標です

今後の目標は”秋インカレ決勝9位”(つまり全日本出場)です。そして上記の反省を踏まえて、”効率的な部活動”を今年は活動方針にしました。時間管理、備品管理を徹底することは勿論のこと、練習において上達スピードを上げるために日々目標設定と反省を繰り返して練習を行うことが不可欠です。練習の振り返りは練習毎に行いますが、部として月ごと、レースごとに設けた目標を振り返る会を月1回設け、全員で目標の共有をしていきます。相互信頼のためには仲良くなることではなく、自分の考えを正直に伝え合うことが大切だと個人的には考えます。この月1回の全体ミーティングが活動方針を振り返る場かつ、信頼関係を築ける場となることを目指したいです。




ここからは個人的な抱負と今の気持ちを話したいと思います。


直近の目標は”怪我からの回復とヨット復帰”です


8月の下旬に部活で腰を痛めてしまい、女子インカレ、団体戦共に参加出来なかったどころか練習にも行けませんでした。9月は1ヶ月間寝たきりで、10月から授業が始まってからも座ることが辛くて寝転がったり、起き上がったりを繰り返すしんどい日々です。体も辛かったですが、レースに出れない、練習に参加出来ない、自分ではどうしようも出来ない無力感による精神的なダメージも大きく、毎日家族に電話しては泣いてました。私の腰痛は非特異的腰痛といって、骨や神経といった特定の要因によるものではない腰痛です。私の場合、背骨が一般的な人とは逆に曲がってる”逆ベン”状態で、他の人より腰に負担がかかりやすいことと、負担がかかりやすい骨を支える足や腰回り、背中の筋力が足りないことが原因らしいので筋トレとマッサージをリハビリとして行う毎日です。毎週リハビリに病院に通うのですが、毎週メニューが追加されていくので最初は1日10分位で終わるメニューでしたが、最近は追加されすぎて、全てこなすのに余裕で1時間超えてきて睡眠時間が減っていってます笑まだまだリハビリ期間で年始から徐々にヨットに乗っていく予定です。本当に早くヨットに乗りたいです…


1年間の目標は“柔軟な思考と堅固な実行”です


私はヨット部に入ってから気付いたのですが、私は人よりとんでもない心配性です。先代の主将とは真逆ですね笑そんな性格が転じて、練習の時間設定は確実に実行できるように長めに設定しがちだったり、安全第一で何か新しいことをすることへの抵抗感が大きかったりします。正直この心配性は変えようがないと思ってるので、”思考を柔軟に“して、色々な意見を取り入れていこうと思います。幸いにも心配性とは程遠い超ポジティブ思考の同期や後輩がいて、お互いに意見をすり合わせることでいいバランスが取れている気がします。本音を言うと自分とは意見の違う人を相手に話し合うのは根気が入りますし、「何言ってるのか理解できない」とか言われるとむかつくこともあります。しかし、お互いにそこで議論を放棄するのではなく、納得できるまで意見を言い合えるのは友達を超えた仲間だから出来るのだと感じ、嬉しくもあるのでこのままお互いの意見をぶつけ合いながら頑張りたいです(正直ヨット部に入らないで普通に出会ってたら、個性強すぎる同期達と友達にはならない気がします笑)


柔軟な思考によって生まれた活動方針も実行できなければ意味がありません。代替わりしてから決めたことは色々ありますが、例えば出艇前のスケジュールは完全には実行できていないですし、練習中になんの時間かわからない時間が生まれてしまうなど、まだまだ未完成な部分が多いです。今までの私だったら”また出来なかったな”と思うだけでしたが、今年は目標達成のステップを踏めるように、面倒な人と思われるくらい決めたことにしつこくなろうと思います。細かくて面倒なことかもしれませんが、自分たちで決めたことを実行し、振り返ることを繰り返せば今年だけでなく、来年にも繋がります。以前代替わりのメールでもお伝えしたように今年度を今年度で終わらせないで、次の学年、さらにその次の学年の目標にも着実に近づけるための1年にしていきたいです。


さて、今ブログを書いている時点で主将になって約1月半です。もうちょっとスマートな主将になりたかったのですが、今のところひとり慌てて、喚いてる主将のような気がします(笑)”あの言い方はよくなかった”とか”あの判断はよくなった”とハーバーからの帰路は毎回一人反省会とまだまだ未熟ですが、これからもそれぞれ個性あふれる部員と一緒に頑張っていきたいです。



最後になりますが、普段より私たちヨット部を支えて、応援してくださるOBOGの皆様、いつも本当にありがとうございます。先日学生支援課の方とお話をしていて、こんなにもOBOGの方々が支援してくれる部活はヨット部くらいだと教えていただきました。ヨット部に入部して以降、ほかの大学などもOBOGの方々が積極的に応援されていたため、あまり気づいていませんでしたが、改めて自分たちは多くの方から支えられているのだなと感じました。応援していただいてる方々に感謝を忘れずに、これからも日々頑張っていきますので、今後とも変わらぬご支援賜りますようお願い申し上げます。

小林安奈

11/16、11/17 活動報告

2024年11月20日 | 活動記録
千葉大ヨット部OB・OGの皆様、平素よりお世話になっております。千葉大学体育会ヨット部2年の佐藤です。今週に入り急激に気温が下がり、気配すら感じなかった冬が真後ろにいることに恐怖を感じています。朝布団から出るのとヨットが辛い時期がやってまいりました🥺
先週の11/16、11/17日の活動報告をいたします。

11/16、17日は総じて風向は北東、風速3〜5m/sほどのコンディションでした。練習はスタートからのコース練習を主に行い、16日は午後に加速練習を、17日は午後は1年生の安全講習会のため、各艇おそらく選手権前最後の整備を行いました。加速練習は正直、当初思い描いていたような練習はできず少々だれましたが、私と堀部のペアは先週よりは止まった状態からの加速の感覚を掴めたかのように感じました。

4年生が引退し、1年スキッパーと乗ることが多くなった現在、クルーとしてヨットに乗っていた私としてはスキッパーの動作、メインの引き具合等、教えられないことが多くあり、力不足、勉強不足を感じます。「やってないから分からない」と後輩に言うのは正直恥ずかしいし申し訳ないので、自分もクルーの動作を磨き勉強しつつ、後輩にもたくさん教えられるようにしないとなと思います。
さて、今週の23日、24日はいよいよ千葉大学選手権になります。1年生の初レースということで、上手くリードできるか上級生もドキドキしながら乗ることでしょう。皆様、応援のほどよろしくお願いします🙇

以上、活動報告でした。

活動報告(11/9〜10)、1年生自己紹介

2024年11月13日 | 活動記録
千葉大ヨット部OB・OGの皆様

お世話になっております。千葉大ヨット部1年、今年度から入部しました松岡知哉です。
これから4年間よろしくお願いします。

はじめに、簡単な自己紹介をします。

出身は愛知県で、学部は法政経学部に所属していらす。中学、高校ではハンドボール部に所属していました。
なぜヨット部に入ったかはあまり覚えていませんが、新歓の時に一緒に470に乗った先輩の二人がおもしろ
かったことが、一つのきっかけだと思います。今はヨットをやっていて正直辛いことの方が多いですが、
ヨットの楽しさというの少しは分かってきた気がします。まだまだ下手くそですが、少しでも上手くな
れるよう頑張っていきたいと思います。

続いて、先週の活動報告をします。

11月9日は1年生のスタート、コース練習を行いました。1年生にとっては初めてのスタート練習で、スタート前の動きとやるべきことを確認しました。


11月10日も1年生のスタート、コース練習を中心に行いました。この日はトライアングルコースでコース練習を行い、より実戦に近い形で練習しました。この日は4841、そして整備を終えた4285もだし、合わせて6艇で練習をすることができました。

両日とも風の振れが激しい北風が吹き、みんなコース引きに苦戦していた印象を受けました。自分はコース引きの知識が全くなく、コース引きをほぼ全てスキッパーに任せてしまったので、もっと勉強しないといけないなと感じました。


以上、活動報告でした。



松岡知哉

引退ブログ 浅見

2024年11月04日 | 活動記録
お世話になっております。4年の浅見です。
引退ブログを書きます。


まず初めに、3年間の大学ヨット生活に関わってくださったすべての皆様本当にありがとうございました。
お忙しい中でもレスキューからご指導いただいた熊田監督・小岩井さん
困ったことがあるたびにご連絡し対応していただいた斎藤会長
常日頃から多くのご支援いただいたOB・OGの皆様
本当にありがとうございました。皆様のお力がなければここまで自由に部活をすることはできていません。感謝の気持ちでいっぱいです。これからは自分もOBの一人として現役を精一杯支援していきたいと思っています。


そして両親へ
体育会ヨット部という活動に理解を示してくれてありがとうございました。
常にプラスの意見を言ってくれたのが嬉しかったです。土日の予定をすべてキャンセルしてすみませんでした。今土日暇なので一緒に出かけましょう!


大学4年間がこんなにもヨットに染まるとは思いもしませんでした。
振り返ると“楽しさ”よりも“辛さ”の方が圧倒的に多いですが、ヨットというスポーツに出会い、みんなで目標に向かって頑張れたことは幸せなことだったなと思います。


少しだけ4年生の時を振り返ろうと思います。
正直この1年間が1番苦しかったですね。
頼りにしていた20の代が引退し、最高学年になったのは何もできない2人でした。(ここは北井も同感だと思います笑)
最初こそはミーティングを重ね、部の方針や狙い、月別の達成目標などを決めて取り組んでいましたが、次第に就活や研究室の活動が始まり部活に参加できない日が増えてくると、部活への意識が薄れ、多くの負担を3年生に押し付けてしまいました。
“4年が部活に来ない” “ 決めていたことと違う”
これが部活内に存在した “緩さ” の原因だと感じています。
特に “部活への意識の違い” が露見した春合宿がみんなをバラバラにしたと思っています。

ろくにまともな練習もできずに迎えた春インカレ。1日目こそよかったものの、2日目・決勝はボロボロ。稲毛に戻ってからも “緩さ“ をなくすことはできず、ただ日が過ぎていきました。

最後の秋インカレ。自分は北井と4841に乗ることになりました。“前を走ること”が絶対条件でした。しかし、フタを開けてみれば予選は千葉大3艇中3位、意気込んだ決勝も安定しない走りで、全くと言っていいほどチームを引っ張れませんでした。
“ああすればよかった” “こうすればよかった” という場面は数えきれないくらいありますが、こういうシーンの多さが自分たち4年の “緩さ“ を表していると、最終レース後に思いました。
“前を走ってチームを引っ張れなかったこと”
これが一番の心残りです。

”何してるんだよ4年”
きっとみんなが何回も思ったことでしょう笑。あの時思った気持ちを忘れずにこれを反面教師のようなものにして頑張ってほしいです!今の3年生はしっかりしているので大丈夫だと思います。


振り返ると色々なことがありました。大変なことの方が多かったです。ただ学んだことも多いです。
“目標設定と課題発見”
“全員の意識統一と徹底”

ヨットはトライ&エラーの繰り返しです。目標を立てそれをクリアする。そしたら再び目標を立てクリアしていく。この繰り返しだと思います。しかし、ヨットという競技は基礎を忘れがちな競技だと思っています。基本的な目標は何度何度も見直していってください。
ただ、これを行うためには “正しい知識” が必要です。他の大学と比べて千葉大には欠けているものです。自分たちにはコーチがいません。乗っていてもほんとうにこれで合っているのかわからないところが多くあります。
“OB・OGの皆さん、もっとヨットを教えに来てください!“ お願いします。

一番難しいと感じたことが “全員の意識統一とその徹底” です。目標、モチベーション、時間管理、備品管理など、全員の意識が統一されていないと部活が回りません。これができてくるともっと部活が楽しくなると思います。


ここまでマイナスなことを最後に書いても嫌なので、ここからは印象に残っている出来事を書いていこうと思います。


(1)試乗会

1年の何も予定がないくそ暇な夏休み中、家でゴロゴロしているときにTwitter(現在X)で試乗会のお知らせを見つけました。トラピーズに出てこんなに楽しいスポーツがあるのかと思いました。先輩もみんな素敵な人たちでした。同期はいないのかなと思ったら、北井君が先輩ずらしてきて、「なんだこいつ」と思いました。その時はもっとちゃんとしてるやつだと思ってました。
入部決定!

(2)春インカレ予選にて藤井ちゃんオ〇ッコ中に沈

今思えば一番笑える出来事です。2年の春イン予選でレースの合間に、寒くてオ〇ッコをしている藤井ちゃんもろとも沈させました。“メインを引けばウェザーがうまれる”ということを2年の僕は知っていたので、藤井ちゃんがオ〇ッコしているときに、船を上に向けたくてメインを引っ張ってみました。するとパワーがめちゃめちゃ入って、藤井ちゃんが後ろ向きのまま海に消えていきました。
あの時の僕は何が起こったのかわからずパニックでしたが、今思い返すと爆笑できる出来事です。
「ごめんなさい、藤井ちゃん」

(3)2年秋イン
  
ヨットが楽しいと思えるようになったきっかけです。夏合宿中は全く走らなかったのに、インカレで前を走りました。コースもちょこっと引きました。めちゃめちゃ楽しかったです。脳汁いっぱい出ました。

(4)通算スピンポール3本撃破

マストは折らずにスピンポールを3本折りました。多分全部リーチングでの沈です。年間1本ペースです。大谷は年間54本です。まだまだですね。


(5)チェリー小林文句を言いながらハーバーバック

3年の冬、溜まりに溜まったチェリー小林が文句を言ってきました。最初はすぐに終わるかなと思っていましたが、気づいたらハーバーバックするときまで文句を言い続けていました。その時のクローズはめちゃ遅かったです。正直何を言っていたか覚えていません。聞き流していました。ごめんよ。
「がんばれ小林、いろいろ溜めすぎないように」



ここからは言いたいことを書いていこうと思います。

~好きこそものの上手なれ~
ありきたりな言葉ですが、ヨットにはこの言葉がよくあてはまると思います。どんどん乗って、調べて、好きになっていってください。
これからどんどん寒くなって部活に行くことが嫌になると思います。めんどくさくなると思います。やめたいって思う日も来ると思います。そんな時こそヨットに触れてください。
「楽しい」「乗りたい」と思えたら勝ちです!


~クルーのみんなへ~
何度も言ったと思いますが、470はクルーが重要です。千葉大はクルーのレベルが他の大学に比べて低いです。これは秋インカレで気づいた一番大きなことです。スキッパーのレベルがある程度のところまで行ったら、そこから上へ順位を持っていくのはクルーです。よいコースを引くためにはボートスピードが重要です。とにかく練習してまずは動作を完璧にしてください。
自分の後悔は “動作を完璧にできなかった” ことです。


~3年生へ~
ほぼ同期みたいなものでした。不甲斐ない4年生をたくさんサポートしてくれてありがとう。溜まった文句は後で吐き出してください。それぞれがよい考えをもっているので、うまく調和してよいものにしていってください。

~2年生へ~
自分が新歓をやっているときに入ってきたので愛着があります。本当に変な奴らの集まりですが、正直に言うと落ち込んでいるときに元気をくれた存在です。2年生がゲラゲラ笑っているから明るくなった場面がありました。ありがとう。
個々に書きます。

日向太へ  意外と真面目です。抱え込みすぎないようにね。

弥永へ   真面目そうで真面目じゃないです。周りをよく見てみんなをまとめてね。

左柄へ   とにかく部活に来なさい。君の存在は大きいです。

あかねってぃーへ   とにかくみんな個性が強いです。サポートしてあげてください。

 
~1年生へ~
同期が7人いることはすごいことです。これから寒くなって、いろんなことがあって、もしかしたらつらくなる時が来るかもしれません。そんな時は同期に相談してみてください。たくさんの切磋琢磨できる仲間がいることはすごく羨ましいです。頑張れ!
遅刻をしないように!!!



今ブログを書き終え大学ヨット生活を振り返っていますが、できたこと・できなかったこと・楽しかったこと・つらかったこと・出会えた人々、すべてが財産です。
社会人になっても海には関わっていたいな。

最後にはなりますが、改めてこれまでの大学ヨット生活に関わってくださったすべての皆様ありがとうございました。












ちなみに最後のレースのトランジットは “江ノ島の展望台“ でした。
トランジット大事!



千葉大学体育会ヨット部4年 クルー 
浅見 魁生