お久しぶりです。ゼミで執筆していた論文がコンテストで優秀論文に選出されて舞い上がっている、3年の寺島です。タイトル通りのことと、タイトル通りじゃないことを書いていきます。
まずはレース報告です。27日は最大12m/sの風が吹き、1レースだけスタートしたものの赤旗になって終了しました。なお、レースは成立しました。28日は強弱・角度ともに振れの激しい風が吹き、その中で4レースを実施しました。順位はこの写真の通りです。
私個人としては、何も上達してないことを感じたレースでした。でも、練習の手応え的にはこんなもんかという感じもしています。レースに向けての課題だったスタートは全く修正できず、位置取りで他艇に後れを取り思うようなスタートが切れませんでした。それに加え、流し込みで2レース連続でバカとしか言いようがないようなヘマをし、順位を落としてます。ただ、いい面ももちろんありました。スタートが微妙だった割には1上の順位がよかったことなどから、滑り、コースはまあまあのレベルに来たのかなと勝手に感じてます。
ただ、レース後のミーティングで部員には言いましたが、このレースは部全体としては大成功だったと感じています。自分の改善点を見つけること、この週末に向けてみんなが少しでも自分の課題を潰すこと、そのために毎回の練習に本気で取り組むことが今回のレースの部としての目標で、実際それができたと感じています。いまここで一人ずつ書くこともできますが、長くなりすぎるので割愛します。興味ある人がいたら聞いてみて笑
ここからはレースと関係なく私が主将になってからの2か月を振り返ってみたいです。たぶん、いや間違いなく長くなるので、レースが知りたかったという方は大丈夫です。部活とか部員に対する思いみたいなことです。
この2か月間は、私がこの部に入って以来一番、部活としてまとまった期間だったと感じています。毎回欠席者は1人、多くて2人、しかもみんなが自分のテーマを決めている。すべりも誰かが(良くも悪くも)一人で爆走することもあったけど、原則そろって走る。近くにいるときには他艇と見比べる。スタート練習では、アグレッシブに自分の位置を取ったり他の船を潰したりする。ブログを見ても、みんなの熱い思いが溢れてる。こんなにいい空気ができたのは、部員のみんながいてこそだと思っています。ほんとにありがとう。同期と後輩たちがこんなに素敵な人たちでよかった。俺はみんなと部活ができて幸せです。これしか言えないのがもどかしいね。
だからこそ、ミーティングの時になんて言ったかあんまり覚えてないけど、この2か月私はずっと悩んでました。主将になったからには部活の立て直しに全力を挙げたいし、挙げないといけない。でも入部の時に勉強優先って決めてたから、ほんとはゼミの方が大事。加えて就活もあるけど、ゼミの論文を何より優先したから割を食って周囲に遅れてる。だから自己分析とか企業の情報集めもしたい。何なら志望業界すら曖昧だからほんとに焦ってる。つまり、部活の優先順位は正直低かったんだけど、かといって部活に行かなくなりすぎると、部員に嫌われるんじゃないかって思ったり。そんな中途半端なマインドのまま、1週間に4ラウンドある練習のうち自分は1回か2回しか参加しませんでした。いくら自分の課題を把握した上でテーマ設定しても当然練習不足は否めず、その結果があのざまです。ある意味、ゼミで結果が出て本当によかったです。だって、あれだけいろんなことに時間割いて、その結果全部中途半端でした、なんてどんな人でも耐えられないと思うし、自分はそういうの無理な人だって知ってるから。ほんとに辞めようかな、主将引き継ぐ前に珠希ちゃんと一緒に辞めとけばよかったかなって考えたことは一度や二度ではないです。たぶんみんなは気づいてたかな。こんなのがキャプテンでごめんなさい。
なんか引退ブログみたいな雰囲気になってきたけど、私のヨット部はまだまだ続きます。ただ、部員のみんなにまだ自分の思いを伝えられてなかったから、ここで書かせてください。こんなこといってるけど、俺だって、秋インカレの決勝に出たい。それは同じ。
もし春休み中途半端にしか来れないんなら早めに引き継ぎとか考えておいてよとか、来れないと練習の意味ないだろとか、俺に対して思うことはいっぱいあったと思うし、これからもたくさん出てくると思う。その時は遠慮なくいってください。できる範囲で最善を尽くします。
こんな主将だけど、これからもよろしく。
自慢の後輩たちです。