お世話になっております。
今年度主将を務めます、工学部都市環境コース三年の北井克典です。今後ともよろしくお願いします。
さて、先日前代主将のブログが更新され、上架、追いコン等も終わったので今後の方針等について話し合いを行いました。そこで今年度の活動方針とともに本ブログを主将挨拶とさせていただきます。おそらく長くなるかと思いますので前半後半に分けたいと思います。お時間がある方のみ後編もご覧ください。
(前編)
改めまして1年間、関係者の皆様、またこれを見てくれている新入生の皆さん(いずれ見てくれると信じて笑)何かとご迷惑をおかけすると思いますがよろしくお願いいたします。
まず部の方針ですが、私自身あまり主将を任されるほどしっかりとした人間ではありません。オン、オフが激しく私生活もちゃんとできていないので各人員の足りないところをそれぞれが補佐し合う共同型で進めたいと思っています。そこで生まれる役割への責任や信頼が部員を主体的により良い部活になると考えています。
また、目標については
「とにかくヨットを楽しむ」
これを目標にしたいと思います。もちろん楽しむとはラフに楽しむのではなく、自分の成長、コースを引くことの楽しさ、自然を相手にするヨットというスポーツへの楽しさ、ヨットを経験したことがある方はいろいろな楽しさがあることをご存知だと思います。前年度は全日本を目指し、とにかく練習時間を積み重ねることが方針でした。しかし、昨年度のインカレで惨敗を喫しました。監督や小岩井コーチから心の問題とご指摘をいただきましたが、その通りでチーム一丸となれていたか疑問が残ります。特にサポートメンバーは実感がなかったり、そもそも全日本の舞台を経験したことがない代ですからなかなか難しいところがありました。特に今年は主力メンバーが3人抜け一年生もインカレに出さなければ人数が足りないという状況となり、厳しさがます状況です。
そこでとにかくヨットを楽しむ、そのためには主体的に考える。この姿勢が必要だと考えます。幸い1年生を含め非常にやる気のあるメンバーが揃っています。ですので、一人一人なにが課題なのか、練習でなにを考えれば良いのか、練習メニューは?考えることはたくさんあり、それらが自分たちを強く、楽しくしてくれると考えています。
最終的には全日本の舞台で中位校と切磋琢磨をしたい。
と考えています。しかし、その壁は非常に高く私だけではもちろん、部員を奮い立たせてもなかなか届かない領域です。ぜひ皆様のお力をお貸しいただけたら本当に嬉しく思いますので、ご声援だけでもかけていただけたら幸いです。
(後編)
ここからは自分の思いをそのまま書きたいと思いますので口調もラフになりますがお許しください。
めちゃ悔しい!!単純にこの思いでいっぱいです。夏休み週5で練習して毎週土日返上して練習して、やったが届かなかった、、なにが悪かったのか、なにがそこまで差がつくのかわからないままあっという間にインカレを終えた。。うん。これが悪いな(笑)
よくわからないままってなんや!だから負けてんじゃない?と同期二人で夜遅くに語っていました笑笑
もともと自分は高校時代置物クルーにならないように試行錯誤をして、それに楽しさを感じていました。そしてついつい元ペアもそんな感じだったので長く語ってしまう(ですので、今ブログも絶対長くなります。)
正直みんながみんなこの試行錯誤に楽しさを感じているわけではないのかもしれない。とも思いますがこの楽しさを共有したいのでこれらを方針にすることにしました。(そもそもこれらが去年足りていなかった要素だと感じているので1石2丁ですね?)
さて、この後は部の雰囲気づくり(コンセプト)と具体的な目標を達成するための課題点(戦術?)の二つについてお話しします。
ここまでかなり長くなっているので先にお願いごとである課題点からお話しします。
1.考えるは良いが正しい知識がなければ無駄である。
これである。特に上級生はもちろん海面の傾向や状況把握などのレベルがかなり低いのでそれらも課題だが、波への対処、セッティング、トリムなど基礎的な動作においても正しい知識が不足していると感じます。
そこでOBさんとの連携の仕方を改善する、他大学(明海、医学部)との連携の強化、コーチを雇う。これら3つが挙げられそれぞれ着手し始めているところです。特に資金面が苦しい部内の状況を変えるため、部バイトやスポンサーの獲得も視野に入れていきたいと考えています。
2.基礎パフォーマンスを上げる
以前、外部のコーチにアドバイスをいただいた際に全く動けていないとご指摘をいただき知識面としてどう動けば良いかわかっていないこともあるが、基礎パフォーマンスが足りていないことが挙げられると思う。クルーを見ていてもしなやかさがない上に、下級生〜中級生?は集中力が切れ、パフォーマンスが明らかに落ちている。また強風でも体を動かしながら、考えるためにはそれを可能にする肉体的な余裕がないと思考にまで頭が回らないと思う。そこで筋トレやランニングをもっと負荷を上げて行うつもりだ。また、動作が直近の課題として挙げられ冬期間に重点的に行う予定だが、蔑ろにしがちな丘練も多用し練習効率を上げたいと考えている。自分の高校時代昼休みはほぼ毎日部室でタックやポールチェンジの練習をしていた。その結果動作は他クルーに負けていない自負があったし、自信がついたものだ。
3.圧倒的人員不足
これを改善する方法はない。。が、練習については部内に留まらず合同練習をもっと行ったり、若手OBさんとの連携で解消することができる。
ということで、各所との連携改善、資金面、基礎パフォーマンスの3つが大まかな課題点と言える。
これら3つを軸に部員にお願いするとともにこれをご覧の関係者様にも少しでも尽力いただけたら嬉しいです。
では、最後にコンセプトについて話して本ブログをおしまいにします。
とはいえ、ここまでお話してきた中で多々すでに出てきましたが、
考える
開放、相互信頼 目的共有、役割分担
これら5つがコンセプトです。まずは主体的に考えてほしい。そうすることでヨットを楽しみ、その結果の勝利があると考えています。しかし主体的に考えるのはなかなか難しいことなので、お互いに言いたいこと、自分の要望を言いやすく、通しやすい環境づくり(開放)。
また、クルー・スキッパー間の信頼はもちろん、冒頭で話した通り共同型の部ですので各部員との信頼(相互信頼)。
そして監督型に指摘をいただいたチーム一丸となった目的、現状の把握(目的共有)。
最後に各々担当してもらう役割をしっかりと認識し一人だよりにしない、またその責任と自信をつける(役割分担)
これら5つをコンセプトにより良い部になれるよう尽力していきたいと思います。
さて、ここまでお付き合いいただいた方々ありがとうございました。ここまで私が思う理想論をお話ししましたが、実際どこまでできるかわかりませんし、正直書いていて理想論すぎて馬鹿らしいと思えてきます。。。特に自分が一番だらしないという自負さえある、、
まぁ、やらないよりはやった方がいいと思いますしこのように残した方が自分自身整理がつくので書き残させてもらいました。(メモのように使うな!)とセルフツッコミを入れて本ブログを終えたいと思います。
関係者の皆様、または新入生のみんなにこれからの部がどのような部となるか知っていただけたら幸いです。(このようにお堅く語っていますが、かなりわちゃわちゃ?アットホームな雰囲気です(to 新入生))
今後ともよろしくお願いします。