CUYC活動報告 帆走日記

千葉大学体育会ヨット部ディンギー班公式ブログ

12/16,17活動報告

2023年12月27日 | 活動記録

お世話になっております。

保湿してもぱっくり割れが治らない2年の四郎丸です。冬は寒さもきついけど、乾燥もつらい、しみる、、、

さて、千葉大学選手権が終わってからクルー強化期間の12月。

16日は1~4m/sの微風~軽風域で滑りやタック合わせ、コース練習を行いました。このぐらいまでの風域では、1年生ペアと上級生ペアで滑ることも増えてきました。1年ペアでどうにかこうにか走っているのを見ると、去年の自分たちにとの違いを感じてしまいます、すごいなと。また、午後は風が上がり赤旗となったためインターバルやジョグをして解散となりました。

17日は6~8m/sの久々の強風域で午前は3艇、午後は2艇で滑りを中心とした練習を行いました。全体的に沈艇が多く、もう少し早く起こせようにならないと気温的にも、実際のレースで沈してしまった時もしんどいかなと思います。

個人的には、他艇の出艇や沈艇が起きるを待っているときにやったサークリングがへたくそで、いろいろなダメな部分がもろに出てたなと感じました。トラッピーズにでるタイミング、ジブトリム、移動、が5周したあたりからどんどん遅くなっていくし、何かしら合わなくなってくるし、荒くなっていく、トラッピーズでれない。微風でしかサークリングをやったことがなかったので、強風でもやんのかいと思ったり、1回転する速さにビビると同時にやってよかったなと思いました。

また、この日は熊田監督に来ていただきました。ありがとうございました。

 

以上で活動報告を終わります。


12/9.10 活動報告

2023年12月22日 | 活動記録

最近ぼーっと自転車をいたら無意識にハーバーへ向かう道を漕いでいた2年の小林安奈です。バイト先に向かおうとしたり、稲毛駅に向かおうとしたりしてたのになぜかハーバーへ向かう道に行ってしまい、引き返すということを今週何回も経験してます。無意識ってすごいですね~

さて、遅くなりましたが、先々週末の活動報告に移ります。
土曜日は午前中風がなかったので、スキッパーはハイクアウト、クルーはジャイブやタックの練習を丘でしました。午後少し風が安定してきたので、出艇し、タック合わせやマーク練習をしました。丘で練習した動作を実際に海上で実践練習することで動作の改善に繋がりやすいと思いました。個人的にはマーク練習を通して、上マークからサイドに向かってリーチングする時に他艇のケアや角度、動作が未熟で、スピンポールの高さの調整が出来ていないことを痛感しました。そのせいで登しきれずに抜かされたり、上から抜かされたときに完全に止まってしまい、下からも抜かされたりしまったので、もっと一連の動作をスムーズにかつ周りを見ながら出来る様に練習したいです。

日曜日は北西0-4m/sの風で、丘練習をしてすぐに出艇して土曜日と同様にタック合わせやマーク練習をしました。午後は一年生の船舶免許取得に向けた房総の運転練習をしたり、船の整備をしました。土日ともに練習後に筋トレとランニングをし、体作りを頑張っています。

短いですが以上が今週の活動報告です


2024年度主将挨拶、活動方針

2023年12月07日 | 活動記録

お世話になっております。

今年度主将を務めます、工学部都市環境コース三年の北井克典です。今後ともよろしくお願いします。

さて、先日前代主将のブログが更新され、上架、追いコン等も終わったので今後の方針等について話し合いを行いました。そこで今年度の活動方針とともに本ブログを主将挨拶とさせていただきます。おそらく長くなるかと思いますので前半後半に分けたいと思います。お時間がある方のみ後編もご覧ください。

(前編)

改めまして1年間、関係者の皆様、またこれを見てくれている新入生の皆さん(いずれ見てくれると信じて笑)何かとご迷惑をおかけすると思いますがよろしくお願いいたします。

まず部の方針ですが、私自身あまり主将を任されるほどしっかりとした人間ではありません。オン、オフが激しく私生活もちゃんとできていないので各人員の足りないところをそれぞれが補佐し合う共同型で進めたいと思っています。そこで生まれる役割への責任や信頼が部員を主体的により良い部活になると考えています。

また、目標については

「とにかくヨットを楽しむ」

これを目標にしたいと思います。もちろん楽しむとはラフに楽しむのではなく、自分の成長、コースを引くことの楽しさ、自然を相手にするヨットというスポーツへの楽しさ、ヨットを経験したことがある方はいろいろな楽しさがあることをご存知だと思います。前年度は全日本を目指し、とにかく練習時間を積み重ねることが方針でした。しかし、昨年度のインカレで惨敗を喫しました。監督や小岩井コーチから心の問題とご指摘をいただきましたが、その通りでチーム一丸となれていたか疑問が残ります。特にサポートメンバーは実感がなかったり、そもそも全日本の舞台を経験したことがない代ですからなかなか難しいところがありました。特に今年は主力メンバーが3人抜け一年生もインカレに出さなければ人数が足りないという状況となり、厳しさがます状況です。 

そこでとにかくヨットを楽しむ、そのためには主体的に考える。この姿勢が必要だと考えます。幸い1年生を含め非常にやる気のあるメンバーが揃っています。ですので、一人一人なにが課題なのか、練習でなにを考えれば良いのか、練習メニューは?考えることはたくさんあり、それらが自分たちを強く、楽しくしてくれると考えています。

最終的には全日本の舞台で中位校と切磋琢磨をしたい。

と考えています。しかし、その壁は非常に高く私だけではもちろん、部員を奮い立たせてもなかなか届かない領域です。ぜひ皆様のお力をお貸しいただけたら本当に嬉しく思いますので、ご声援だけでもかけていただけたら幸いです。

(後編)

ここからは自分の思いをそのまま書きたいと思いますので口調もラフになりますがお許しください。

めちゃ悔しい!!単純にこの思いでいっぱいです。夏休み週5で練習して毎週土日返上して練習して、やったが届かなかった、、なにが悪かったのか、なにがそこまで差がつくのかわからないままあっという間にインカレを終えた。。うん。これが悪いな(笑)

よくわからないままってなんや!だから負けてんじゃない?と同期二人で夜遅くに語っていました笑笑

もともと自分は高校時代置物クルーにならないように試行錯誤をして、それに楽しさを感じていました。そしてついつい元ペアもそんな感じだったので長く語ってしまう(ですので、今ブログも絶対長くなります。)

正直みんながみんなこの試行錯誤に楽しさを感じているわけではないのかもしれない。とも思いますがこの楽しさを共有したいのでこれらを方針にすることにしました。(そもそもこれらが去年足りていなかった要素だと感じているので1石2丁ですね?)

 

さて、この後は部の雰囲気づくり(コンセプト)と具体的な目標を達成するための課題点(戦術?)の二つについてお話しします。

 

ここまでかなり長くなっているので先にお願いごとである課題点からお話しします。

1.考えるは良いが正しい知識がなければ無駄である。

これである。特に上級生はもちろん海面の傾向や状況把握などのレベルがかなり低いのでそれらも課題だが、波への対処、セッティング、トリムなど基礎的な動作においても正しい知識が不足していると感じます。

そこでOBさんとの連携の仕方を改善する、他大学(明海、医学部)との連携の強化、コーチを雇う。これら3つが挙げられそれぞれ着手し始めているところです。特に資金面が苦しい部内の状況を変えるため、部バイトやスポンサーの獲得も視野に入れていきたいと考えています。

2.基礎パフォーマンスを上げる

以前、外部のコーチにアドバイスをいただいた際に全く動けていないとご指摘をいただき知識面としてどう動けば良いかわかっていないこともあるが、基礎パフォーマンスが足りていないことが挙げられると思う。クルーを見ていてもしなやかさがない上に、下級生〜中級生?は集中力が切れ、パフォーマンスが明らかに落ちている。また強風でも体を動かしながら、考えるためにはそれを可能にする肉体的な余裕がないと思考にまで頭が回らないと思う。そこで筋トレやランニングをもっと負荷を上げて行うつもりだ。また、動作が直近の課題として挙げられ冬期間に重点的に行う予定だが、蔑ろにしがちな丘練も多用し練習効率を上げたいと考えている。自分の高校時代昼休みはほぼ毎日部室でタックやポールチェンジの練習をしていた。その結果動作は他クルーに負けていない自負があったし、自信がついたものだ。

3.圧倒的人員不足

これを改善する方法はない。。が、練習については部内に留まらず合同練習をもっと行ったり、若手OBさんとの連携で解消することができる。

ということで、各所との連携改善、資金面、基礎パフォーマンスの3つが大まかな課題点と言える。

これら3つを軸に部員にお願いするとともにこれをご覧の関係者様にも少しでも尽力いただけたら嬉しいです。

 

 では、最後にコンセプトについて話して本ブログをおしまいにします。

とはいえ、ここまでお話してきた中で多々すでに出てきましたが、

      考える

開放、相互信頼 目的共有、役割分担

これら5つがコンセプトです。まずは主体的に考えてほしい。そうすることでヨットを楽しみ、その結果の勝利があると考えています。しかし主体的に考えるのはなかなか難しいことなので、お互いに言いたいこと、自分の要望を言いやすく、通しやすい環境づくり(開放)。

また、クルー・スキッパー間の信頼はもちろん、冒頭で話した通り共同型の部ですので各部員との信頼(相互信頼)。

そして監督型に指摘をいただいたチーム一丸となった目的、現状の把握(目的共有)。

最後に各々担当してもらう役割をしっかりと認識し一人だよりにしない、またその責任と自信をつける(役割分担)

これら5つをコンセプトにより良い部になれるよう尽力していきたいと思います。

さて、ここまでお付き合いいただいた方々ありがとうございました。ここまで私が思う理想論をお話ししましたが、実際どこまでできるかわかりませんし、正直書いていて理想論すぎて馬鹿らしいと思えてきます。。。特に自分が一番だらしないという自負さえある、、

まぁ、やらないよりはやった方がいいと思いますしこのように残した方が自分自身整理がつくので書き残させてもらいました。(メモのように使うな!)とセルフツッコミを入れて本ブログを終えたいと思います。

関係者の皆様、または新入生のみんなにこれからの部がどのような部となるか知っていただけたら幸いです。(このようにお堅く語っていますが、かなりわちゃわちゃ?アットホームな雰囲気です(to 新入生))

今後ともよろしくお願いします。


11月25、26日 千葉県大学生選手権

2023年12月05日 | 活動記録

こんにちは!いつもお世話になっております、1年クルーの佐藤です。遅くなってしまいましたが、11月25〜26日の間に行われた千葉県大学生選手権の報告をさせていただきます!

1年生にとっては初めてのレース。4年生が引退してから本格的に1年生練習が始まり、その成果を発揮する場ということで少しの緊張と溢れる高揚感を抱えながら出艇しました。微風が続いていた11月中旬でしたが、当日の風速は平均6〜7m/sほど吹き波も荒れており、さらに気温も急激に冷え中々に過酷な状況でした。個人的には微風が続いていたため強風が吹いた日の感覚を忘れており、動きが全体的に良くなかったと思います。どんな風にも対応できるようにしなければいけないなと強く思いました。

以下に他の1年生のレースの感想、反省点を共有したので書いていきたいと思います。

1年クルー:弥永

大会を通してこの数ヶ月での成長(知識、体力)を感じるとともに、まだ足りないことが多いと感じた。夏の最後に見たインカレのように滑れるようになるよう、今後も意欲的に練習していきたいと思う。

 

1年スキッパー:左柄

初めてのレースを振り返って、一番の感想は“楽しかった”という一言に尽きる。これだけの艇数でやるのは初めてだったし、レースの雰囲気を少しでも感じることが出来て刺激された。そして明海大学さんの様子を見て、理想までの距離を感じた日でもあった。もっと上手くなりたいと感じた。

 

1年スキッパー:濱出

スキッパーを始めて約1ヶ月半ということで、不安要素しかありませんでしたが、今レースの目標はとにかく安全にコースを走りきること、練習した基礎事項を実践することでした。

1日目・2日目どちらも強風で数レースの参加となりましたが、それでも初めてレースに参加して感じたことは書ききれない程あり、大変良い経験となりました。特に課題点が明確になり今後の練習で意識するべきことがはっきりと分かったことが良かった点です。(スタート、風に合わせたメイントリム、下マーク直後のクローズ角のとり方、リーチング‥)

全てにおいて悔いの残る結果となりましたが、自分の無力さ・レベルの低さを痛感する良い機会にもなりました。この経験を活かしてど上手くなれるように・同期に負けないように頑張ります。

1年生練習に力を入れてくださった先輩方、大会運営にご尽力いただいた皆様ありがとうございました。

 

以上、1年生の感想と反省でした。ありがとうございました。

1年生にとっては今回の選手権で、練習を通して得た成長、新たな課題を見つけることができたという点で非常に有意義な大会だったと思います。僕も自分のミスが無ければもっといい順位が取れたのに、と悔しい思いをしました。その気持ちやこの大会で学んだことを忘れずに日頃の練習にも活かしていければと思います。

 

最後になりますが、千葉県大学生選手権には多くのOB、OGの方々が応援に来て下さったり、他大学の方々と運営を手伝っていただくなどたくさんのサポートを受けた上で成立することが出来ました。僕たちが初めてのレース経験を積ませていただいたのも皆さんの支援のおかげです。本当にありがとうございました!これからも千葉大学体育会ヨット部をよろしくお願いします🥺


引退ブログ 関根 -sailing day-

2023年12月03日 | 活動記録

 お世話になっております。4年の関根啓太です。

 今年の秋インカレ決勝をもって4年生は引退となったため、引退ブログを書きます。

 

 まず初めに、斎藤会長、小岩井さん、熊田監督、OB・OGの皆様、4年間にわたるご指導・ご支援本当にありがとうございました。お金のない私たち学生がヨットというスポーツを続けてこられたのは、皆様のご支援のおかげです。貴重な経験をさせていただきました。

 特に、熊田監督、小岩井さんには、暑い日も寒い日もレスキューに乗っていただき、ヨットについて様々なことを学ばせていただきました。多大な労力をかけていただいたにも関わらず、結果で恩返しできなかったことは、大変後悔が残ります。お二方の負担を減らすためにも、時間があれば練習を見に行きたいと思います。

 今後は、ほたて会の一員として、皆様と共に千葉大ヨット部を支えていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 それでは、引退ブログに移ります。

 

 まず初めに、引退ブログの投稿が遅くなってしまい申し訳ございません。その理由は、大きく分けて2つあります。1つ目は、研究が割と忙しかったからです。11月は特に忙しく、あっという間に時が過ぎてしまいました。2つ目は、引退してからブログを書くまでに少し時間を置きたかったからです。引退後、少し時間を置いて振り返った方が、いろいろわかるかなと思いました。

 また、先日行われた千葉県大学生選手権に選手として出場させていただき、引退のタイミングとしてはちょうどいい感じだと思ったので、この時期に投稿させていただきます。

 

 改めてヨット部生活を振り返ってみると、結果的にはヨット部に入って、引退まで頑張って続けてきて良かったと思います。楽しかったことも辛かったこともありましたが、思い出すのは楽しかったことばかりです。辛かったことも振り返ってみればいい思い出になります。毎週練習に行くのは大変でしたが、なんだかんだバランスの取れた生活だったと思います。特に、4年生の期間は、平日は毎日研究室で資料を作り、休日は部活となかなかなハードスケジュールでしたが、部活がいい感じのリフレッシュとなって、一番充実した大学生生活を送れていたと思います。

 また、ヨット部で学んだことは私生活でもいろいろ役立つものだと感じます。時間を意識して行動すること、周りを見て行動すること、カツカツなスケジュールで活動することなど、ヨット部で意識していたことは、意外と当たり前ではなくて、私生活でギャップを感じます。千葉大ヨット部はまだまだ上記の意識が足りないところもあるかと思いますが、それでも他の大学生と比較したら十分できているなと感じます。自分たちなりに試行錯誤ながら改善してきたことには、多少なりとも成果はあったのかなと思います。

 

 ここから先は、部員のみんなへのメッセージになります。

 

 まずは、今まで一緒に戦ってきてくれてありがとう。私は、自分の実力に自信がない部分があって、うまくみんなを引っ張ってこられなかったと思います。練習メニューを考える時も、これでいいのかどうか不安に思うことが多くて、みんなに意見を求めていたと思います。そんな中でも、文句も言わずに部活を頑張ってくれました。そんなみんなの姿を見ていて、このチームなら全日本に行けるかもしれないと心の底から思っていました。正直、最初にこの目標を立てた時は、「全日本は無理でしょ。」と思いました。それは、私は頭が硬く、飛躍した思考はあまり好まない性格だからです。無理だとは思うけど、とりあえず口に出して、とりあえず努力してみる。そんな感じで夢が少しずつ目標となっていきました。そして、部活が辛いこともあったけれど、目標に向かって頑張るみんなの姿に鼓舞されて、最後まで続けることができました。

 

 最後になりますが、一番大事なことを書きます。それは、ヨットというスポーツが好きということです。自然の力を全身で感じ、思いのままに船を動かすのが楽しいです。なかでも、私の最も好きな瞬間は、夕焼け×南風×強風×クローズです。夕日の美しさ、強風のスリル・爽快感、練習の締めとして最後の力を振り絞る感覚。言語化しにくいエモさを感じて好きです。

 

 今後、後輩たちがどのような目標を設定して、どのような部活を作っていくかは自由だけど、目標に囚われすぎて、ヨットの楽しさを忘れるようなことにはならないでほしいです。